実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『三毛猫ホームズの幽霊クラブ』を読みました。
ヨーロッパを旅行中の片山義太郎一行は、ドイツにある古城を改装したホテルに宿泊します。
片山の妹・晴美と石津刑事が夜の庭を散歩中、女性の悲鳴が上がります。
気を取り戻した女性が犯人として指名したのは片山だった。
さらに、同じホテルに泊まる女の子が噴水に投げ込まれたり、女性が行方不明になったり…
おまけに、片山は「幽霊クラブ」なるものの会合に参加することになってしまします。
『三毛猫ホームズの騎士道』から始まったヨーロッパツアーの2作目の作品になります。
舞台は『三毛猫ホームズの騎士道』と同じドイツ。
赤川次郎さんはドイツ語圏の国がお好きなようです。
異国の地ということもあり、発生する事件はどれもミステリアスさに拍車がかかっています。
そして、それらの謎が最後に一気に氷解していく様は、読んでいて気持ちが良いです。
片山刑事はよもや結婚?となりますし、晴美と石津刑事の仲も1歩前進?となるのですが、なかなか許してもらえないようです。
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