赤川次郎『天使よ盗むなかれ』

実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。

今回は『天使よ盗むなかれ』を読みました。

天国から地上へ研修で来た天使のマリと、成績不良で地獄を追い出され犬に姿を変えたポチのコンビが活躍する「天使と悪魔シリーズ」の第2作です。

食べるもの、住む場所に困ったマリとポチは、細川産業グループの社長・細川加津子が運転する車の前に飛び出し、当面の住居と食べものを確保する。
ところが、マリが1人で留守番をしていた夜、加津子の屋敷に〈夜の紳士〉を名乗る泥棒が入る。
マリは〈夜の紳士〉から、屋敷に現金が運び込まれる日を教えろと脅され…

家族関係、人間関係が複雑に入り組んだドラマに仕上がっています。
天使のマリの葛藤や、腹黒い人間たち、人を信じる心…
複雑な感情が入り乱れるのですが、最後にスカッとさせてくれるのはさすがです。
 

 

 

過去の「赤川次郎」記事

 

 

 

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