実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『待てばカイロの盗みあり』を読みました。
「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」の2冊目となるこの作品ですが、妻・真弓が警備にあたることになった「古代エジプト秘宝展」の目玉、黄金のマスクが模造品であることがわかります。
急遽エジプトから取り寄せた本物のマスクとこっそり入れ替えることになったのですが、真弓の部下・道田が推薦した人物は真弓の夫・淳一でした。
相変わらず淳一の超人っぷりが目立つ作品となっていますが、私には赤川次郎さんがのびのびと、楽しみながら書かれているように感じられます。
そういった雰囲気が伝わってきて、読んでいるこちらもリラックスして楽しめる作品になっています。
過去の「赤川次郎」記事
過去の「夫は泥棒、妻は刑事」記事
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