実家にあった大量の赤川次郎本を読み直し中です。
今回は『灰の中の悪魔』を読みました。
「悪魔シリーズ」の1作目です。
花園学園高校に通うバレーボール部のエース矢吹由利子、役者志望の桑田旭子、社長令嬢の弘野香子の3人は、身の回りの人たち数名が何者かに脅迫されていることを知ります。
そして迎えた体育祭の日、由利子の友人の上田史代が万引きの常習犯であると書かれたビラが屋上からばらまかれてしまいます。
学校から飛び出した史代は車に轢かれて記憶を失ってしまいます。
お金持ちの令嬢・香子のスケールの大きな行動に目が奪われがちですが、「友情」にテーマを置いた作品となっています。
赤川次郎さんらしいドタバタ劇の連続ですが、ストーリーに線があって一気に読めてしまいます。
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