内田康夫『遺譜 浅見光彦最後の事件』

内田康夫さんの『遺譜 浅見光彦最後の事件』を読みました。

以前読んだ時はまだ「浅見光彦シリーズ」の作品の多くを読んでいない、または、読んでから20年が経過している状態だったので、過去のヒロインのオールスターとも言えるこの作品を十分に楽しみ尽くすことができていませんでした。
そこで、この作品に登場する過去のヒロインたちが出てくる作品をほぼ読み終わったところで再度紐解いてみました。

ちなみに本作品のヒロインはバイオリニストの本沢千恵子と同じくバイオリニストのアリシアとなっています。
本沢千恵子は『高千穂伝説殺人事件』、『歌わない笛』に続いて3作品めのヒロインですね。

その他、本作品に登場するのは『平家伝説殺人事件』の稲田佐和、『赤い雲伝説殺人事件』と『隅田川殺人事件』の小松美保子、『「首の女」殺人事件』と『終幕のない殺人』の野沢光子、『天河伝説殺人事件』の水上秀美、『平城山を越えた女』の阿部美果、『贄門島』の天羽紗枝子、『皇女の霊柩』の池本美雪、『横浜殺人事件』の藤本紅子、『華の下にて』の丹野奈緒、『長崎殺人事件』と『棄霊島』の松波春香、『漂泊の楽人』の漆原肇子と、まさにオールスター。
それにしてもよくこれだけ読んだなぁと、自分でも少し呆れてしまったり…

 

 

 

 

 

 

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