【読書】内田康夫『貴賓室の怪人「飛鳥」編』

内田康夫 浅見光彦シリーズ ├ 内田康夫

内田康夫さんの『貴賓室の怪人「飛鳥」編』を読みました。

あらすじ

浅見の元に、日本最大の豪華客船「飛鳥」で、世界一周の取材旅行をするという仕事が舞い込んだが、「飛鳥」では「貴賓室の怪人に気をつけろ」という手紙が浅見を待ち受けていた。
寄港地の香港を出航した三日後、浅見と同室で、香港で下船した後行方不明になっていた村田の死体が船内の遺体安置ケースの中で発見される。

感想

雪に行く手を阻まれた急行列車と、洋上に浮かぶ豪華客船という違いはあるものの、アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』を意識した作品となっています(実際、作品中にも『オリエント急行殺人事件』の名前が出てきます)。
『オリエント急行殺人事件』ではポワロは苦渋の決断を強いられることとなりましたが、浅見や岡部を始めとする捜査官たちの結論とは…

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