内田康夫『「須磨明石」殺人事件』

内田康夫さんの『「須磨明石」殺人事件』を読みました。

大阪の新聞社に務める女性・前田淳子が、いつも通り家を出たきり忽然と姿を消した。淳子の上司に相談を持ちかけられた浅見は明石・須磨へと向かう。浅見は淳子の後輩である崎上由香里と共に淳子の足跡を辿るが、淳子は旗振り山の上で最悪の形で発見される。
さらに浅見は、十一年前に須磨区の女子大学生が誘拐された事件が発生していたことを知り、事件との関連性を疑う。

物語は前作『坊ちゃん殺人事件』を解決し、自宅へ戻った翌朝から始まります。
息をつかせぬスピーディーな展開で話が進みますが、前田淳子が失踪した日に須磨浦公園駅で待ち合わせていた“三番目の男”の正体がわかった時、居た堪れない気持ちになるのでした。

 

 

 

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