内田康夫さんの『江田島殺人事件』を読みました。
あらすじ
江田島の古鷹山系で火事が発生。焼け跡から腹に短刀を突き刺した男性の遺体が見つかった。
十年後、自衛隊の施設、教育参考館から東郷元帥の佩剣が盗まれるという事件が発生し、浅見が調査に乗り出す。奇しくもその日、またしても短刀を胸に突き刺した男性の遺体が見つかる。
感想
今回の作品の鍵は短刀と軍神。
私は、というか私の両親も戦後の生まれですので、旧日本軍の将校たちが差していた短刀や、軍神といった言葉にはいまいちピンときませんが、戦争というもについて今一度考え直すきっかけとしても、こういった作品を残さなければならないのではと思いました。
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