内田康夫さんの『天河伝説殺人事件』を読みました。
あらすじ
新宿の高層ビルの前で突然男性が胸を押さえて倒れた。男性の手からは五十鈴がこぼれ落ち、男性は絶命した。
殺害された川島孝司の娘・智春は、偶然新幹線の斜め隣に座った男性から、五十鈴が吉野にある天河神社の御神体で、手に持っている物はそのレプリカであることを知らされる。
一方、能の水上(すいじょう)流の舞台では、次期宗家と目されていた水上(みずかみ)和鷹が謎の死を遂げた。さらに和鷹の祖父で水上流宗家の和憲も吉野の山中で変死体で見つかる。
感想
「浅見光彦シリーズ」の中でも特に人気のある作品です。
特に2番目の事件が映像映えする事件で、複数回ドラマ化されている上に、映画化までされている作品です。
もちろん、映像として面白いだけでなく、読んでも面白い作品になっています。
時間的な間隔が気になる部分もありますが、壮大な事件をうまくまとめきっていると思いました。
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