内田康夫さんの『恐山殺人事件』を読みました。
音楽教室で講師を務める杉山博之がトリカブトの毒で殺害された。三日後、杉山が勤めていた音楽教室のオーナー高川伸男までもが何者かに毒殺される。
さらに、浅見が杉山の祖母・サキを青森に訪ねた日の夜、サキが谷底に転落死しているのが発見される。
浅見とイタコというと、アンバランスな組み合わせのような気もしますが、時に超人的な飛躍を見せる浅見の推理力とイタコというのは、どこか根元の方で繋がっているのかも知れません。
終盤は結末まで一直線のように見えるのですが、どこがしっくりこない展開。
結末まで見て、ようやくしっくりきたって感じかな。
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