内田康夫さんの『日蓮伝説殺人事件』を読みました。
甲府にある宝飾メーカー「ユーキ」の宝石鑑定士の伊藤木綿子は、宝石デザイナーの白木美奈子から、粗悪品が市場に出回っていると相談を受けます。
一方、浅見光彦は日蓮の取材のために甲府へ。
ちょうどその日、白木美奈子が殺害されます。
日蓮ゆかりの地を巡りながら謎を解いていくというストーリーなのですが、伊藤木綿子が千葉まで同行したりと、ヒロインがなかなかアクティブに活躍します。
私はよく知らなかったのですが、宝飾業界というのは職人による作業が主なんですね。
この本が発表されたのは30年前の1989年なので、今はこの作品に出てくる株式会社ユーキのように大量生産ができるように変わっているかも知れませんが…
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