内田康夫さんの『隅田川殺人事件』を読みました。
『赤い雲伝説殺人事件』にも登場した小松美保子が再度登場します。
浅見光彦の母雪江婦人が呼ばれた結婚披露宴に出席するはずだった新婦津田隆子が、式場に向かう途中に利用した水上バスから姿を消してしまいます。
そんな中、築地川で女性の死体が発見されますが、隆子とは別人であることがわかります。
同じく首都圏を舞台にした『横浜殺人事件』では旅情ミステリとしての面白さが欠落してしまったように感じてしまいましたが、この作品では浅草の風景などがうまく盛り込まれていて面白かったです。
過去の「内田康夫」記事
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