赤川次郎さんの『許されざる花嫁』を読みました。
亜由美はホテルのラウンジで相席になった男性から「誰かが見ていてくれないと、僕は花嫁を殺してしまうかもしれない」と依頼されます。
花嫁は17年連れ添った妻。
でも、その再婚相手が酷い相手で…
アイドルから歌手へと一皮剥けていく様子をなど、赤川次郎さんならではの視点で描かれています。
やっぱり、赤川次郎さんにそういうものを書かせると、キャラクターが生き生きと躍動しますよね。
表題作と共に収められている『花嫁リポーター街を行く』は赤川次郎さんの作品ではお馴染みの芸能界を舞台にした作品です。
芸能リポーターが自らの披露宴中、特ダネを求めて会場を飛び出して行く…
赤川次郎さんならではのプロローグですね。
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