内田康夫さんの『歌わない笛』を読みました。
『高千穂伝説殺人事件』でヒロインを務めた本沢千恵子が再び登場する作品です。
千恵子は『遺譜 浅見光彦最後の事件』でも三度ヒロインを務めるお馴染みの人物ですね。
音大を卒業した女性の死体が発見されますが、手に持っていたフルートの手が逆であることに気づいた千恵子は光彦に相談します。
しかし、光彦が現地に入った時にはすでに自殺と断定された後でした。
今回は警察が自殺と断定した事件だけに、いつもにも増して孤独な戦いになった上、政治も絡んでヒヤヒヤさせられました。
なぜフルートを逆手に持たせたのか、なぜ逆手になってまで持たせなければならなかったのかがポイントなのかな?と思いながら読んでいたのですが、その答えはあっさりと最後に述べられただけ。
もう少しストーリーの中心に置いても面白かったんじゃないかなぁと思いました。
コメント