赤川次郎さんの『花嫁は墓地に住む』を読みました。
あらすじ
不倫相手と密会中、夜の墓地にウェディングドレス姿の花嫁が!
塚川亜由美は親友の神田聡子と温泉旅館に行きますが、知り合いの知り合いが次々とやって来ます。
おまけに招かざる客までやって来て…
感想
今回は殺人事件を追いかけるいつものパターンとはちょっと異質な作品に仕上がっています。
『花嫁は墓地に住む』と共に収められている『花嫁は女剣士』では、会社で内部告発して正義を貫こうとする社員と、会社を守るためには法をも犯す社員の対立が描かれています。
そして、最後に悪を裁くのは仕込み杖を操る謎の女性…
仕込み杖というと、私はどうしても「華麗なる探偵たちシリーズ」のダルタニアンを思い出してしまいます(『座頭市』ではないんだなぁ)。
久しぶりに『華麗なる探偵たち』を読みたくなってしまいました♪
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