内田康夫さんの『鄙の記憶』を読みました。
静岡県にある名勝、寸又峡と秋田県の大曲で発生した殺人事件に浅見光彦が挑むというもの。
寸又峡と大曲を行ったり来たりで少々もどかしい感じがしましたが、書かれている内田康夫さん自身が迷走したあとでもあるのかなぁと思いながら読ませて頂きました。
タイトルに『鄙(ひな)の記憶』とありますが、”鄙の記憶”とは何を指しているのかということを考えながら読んでいましたが、最後の最後になってそういうことかと。
このタイトルは絶妙でしたね。
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