内田康夫さんの『若狭殺人事件』を読みました。
福井県の若狭地方が舞台の1つとして出てくるのですが、福井は私が学生時代に6年間を過ごした第2のふるさと。
私の内田康夫さん第1次ブームである中高生の頃には、福井が第2のふるさとになるとは思ってもみませんでしたので、特別な感情はなかったのですが、今手に取ると懐かしいなぁという思いがあります。
ただ、福井は福井市を中心とした嶺北地方と、敦賀市を中心とした嶺南地方で大きく分かれており、方言からTVのチャンネルまで大きく違いがあります。私が学生時代を過ごしたのは嶺北地方、この作品で舞台になっている若狭は嶺南地方なので、思い入れという意味では少し薄いのですが…
話の筋としては… うーん、いまいち事件と事件のつながりがよくわからなかったかな?という印象です。
最後にすべて繋がって、「あぁ、そういうことか」と思うのですが、特に感動は無く…
同時に何冊も並行で読んでいたツケがまわったのかな?
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