内田康夫さんの『終幕のない殺人』を読みました。
感想
内田康夫さんには珍しい”ある閉ざされた山荘で”のパターンだと聞いて読んだのですが、目次の次のページを開いて後悔。登場人物の説明がずらりと並んでいます… 私は頭が悪いので覚えきれないんですよね。
でも、『そして誰もいなくなった』のように元判事とか、家庭教師とか、元軍人とか、医師とか… そんなバラバラな職業の人たちだとなかなか難易度が高いのですが、今回はほとんどの人物が芸能界関係者ということで、誰が誰だかよくわからないなりにもなんとか読み進めることができました。
実際には、”なんとか”と言いつつもサクッと読んでしまういましたけど…
このパターンの作品であれば、もっと死者が出るのかとも思いましたが、意外と(?)少なく… 犯行の方法も少し無理があったかなぁ?と思いましたが、執筆を続けながらストーリーを組み立てていくという内田康夫さんの執筆方法を考えるととっても綺麗な話になっていたように思います。
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