内田康夫さんの『城崎殺人事件』を読みました。
私が住んでいる兵庫県が舞台ということで読んでみたのですが、地元の人が大阪弁に近い関西弁をしゃべっていて違和感。
兵庫県北部の方は南部と言葉がぜんぜん違っていて、山陰の方の言葉なんですよね。どちらかというと東北弁に近いでしょうか。
まぁ、そんなことはどうでも良いことなのですが…
話の流れの方は…
すみません、私にはよくわかりませんでした。一つの閃きをきっかけに最後の謎解きへなだれ込むといったパターンなのですが、私が疑問に思っていたところがよくわからなかった。
もう1度読めばわかるかも知れないのですが、「浅見光彦シリーズ」の謎解きってあまり得意じゃないんですよね。
それまで軽快に話が進んでいたのに、いきなり長台詞が登場するので、急に頭を切り替えられないんですよね。
だんだんと犯人を追い詰めていって…といった流れの方が好きかな?
兵庫県民としては、浅見光彦が「出石」を「いずし」と読めないのにカルチャーショックを受けたり、出石そばが急に懐かしく思えたり(記憶があるかないかギリギリの頃に行ったっきりで、部屋の窓にカエルがしがみついていたことぐらいしか覚えていないんですよね)…
城崎についてもう少し詳しく取り上げてほしかったなぁとか、余部鉄橋についても…とか、いろいろと思うことはありましたが、やっぱり自分が知っている土地を取り上げてくれるというのは嬉しいものです。
少々消化不良の部分はありましたが、楽しく読ませてもらいました。
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