├ 内田康夫

【読書】内田康夫『神戸殺人事件』

先日亡くなった内田康夫さんの『神戸殺人事件』を読みました。感想地元神戸が舞台ということで、布引の滝など知っている場所が出てきてそれなりに面白かったのですが、別に神戸でなくても良かったんじゃない?とも思ってしまったり…ストーリーの方もこぢんま...
├ 綾辻行人

綾辻行人『奇面館の殺人』

綾辻行人さんの『奇面館の殺人』を読みました。現在発売されている綾辻行人さんの「館シリーズ」では最新の作品になります。ここまで9作。前回読んだ『びっくり館の殺人』を除くとかなりのボリュームがあるので、達成感があります。その点で言うと、この作品...
▼著者 ナ行

西村京太郎『神戸電鉄殺人事件』

西村京太郎さんの『神戸電鉄殺人事件』を読みました。いやぁ、久々の西村京太郎さんです。小学生の頃、『寝台特急あかつき殺人事件』に出会い、続いて『山陽・東海道殺人ルート』を読んでからアリバイトリックの面白さにはまってしまい、西村京太郎さんの作品...
etc.

[訃報]内田康夫さん

「浅見光彦シリーズ」でお馴染みの内田康夫さんが2018年3月13日、敗血症のためお亡くなりになったとのことです。83歳でした。内田康夫さんは1980年に自費出版した『死者の木霊』でデビュー、以来、114冊を数えた「浅見光彦シリーズ」を始め、...
etc.

【その他】浅見光彦シリーズの舞台

内田康夫さんの「浅見光彦シリーズ」をどのような順で読むかを考える際の参考にするために、発行年と舞台を纏めてみました。浅見光彦シリーズってこんなにあったのね!というのがまず初めの感想(なんと114冊もあるそうです)。そして、作品リストを作るま...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『棄霊島』

内田康夫さんの『棄霊島』を読みました。感想長崎にある端島、通称「軍艦島」を舞台にした作品です。「軍艦島」は戦前から炭鉱の島として栄えた島ですが、第2次世界大戦当時、その形から米軍の潜水艦が軍艦と間違えて魚雷を発射したという話が残っています。...
├ 三上延

私の好きな本『ビブリア古書堂の事件手帖』

「私の好きな本」第6段は三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズです。剛力彩芽さん主演でドラマ化もされましたが、北鎌倉駅のホーム隣にある架空の古本屋を舞台にした小説です。就職活動がなかなか進まないアルバイトの五浦大輔と、古書店店主、...
├ 赤川次郎

私の好きな本『ひとり夢見る』

「私の好きな本」第5弾は、赤川次郎さんの『ひとり夢見る』です。元女優、朝倉しのぶの娘ひとみは18年前にタイムスリップし、ひょんなことから母しのぶと同じ映画に出演することになってしまいます。18年前というと、ひとみが産まれる1年前。父親が誰か...
├ 内田康夫

内田康夫『黄泉から来た女』

内田康夫さんの『黄泉から来た女』を読みました。初めは天橋立とその周辺を舞台としたほんわかとした話だったのですが、間もなく出羽三山での修験道の話に…不信心な私には正直ピンと来ない部分もありました。ほんわかとした部分と、険しい部分とが織り混ぜら...
├ 東川篤哉

東川篤哉『探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます』

東川篤哉さんの『探偵少女アリサの事件簿 今回は泣かずにやってます』を読みました。「探偵少女アリサシリーズ」2冊目の単行本です。1冊目の『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』同様、4作の短編が収められています。ジャンルとしては東川篤...
├ 内田康夫

内田康夫『鯨の哭く海』

内田康夫さんの『鯨の哭く海』を読みました。この作品は、捕鯨問題を取り上げた作品です。捕鯨に賛成するか、反対するか、非常に難しい問題です。捕鯨をやめたことで鯨が増えすぎてマグロなどの漁獲量が減っているとか、捕鯨を始める前の状態に戻りつつあるだ...
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】[オススメ]ジェフリー・アーチャー『誇りと復讐』

上級社会の住民の言葉が偏重された時代、自動車修理工のダニーは冤罪を着せられ、刑務所に収監される。同房の仲間の助けがあって出所したダニーは、真犯人たちへの復讐を決意。ジェフリー・アーチャー得意の裁判でのどんでん返し劇に刮目せよ!ジェフリー・ア...
▼著者 マ行

室屋義秀『翼のある人生』

レッドブルエアレース2017年度総合チャンピオン室屋義秀選手の自叙伝『翼のある人生』を読みました。この本は、先日のブログに書いた通り、J SPORTSさんのプレゼントキャンペーンで頂いたものです。この本の冒頭に書かれているように、室屋選手は...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『熊野古道殺人事件』

内田康夫さんの『熊野古道殺人事件』を読みました。感想この作品は那智勝浦などでかつて行われていた、僧侶が木造船に乗り込んで沖に出る捨身行「補陀落渡海」をテーマに取り上げているのですが、シリーズ中でも異色の作品となっています。まず、「軽井沢のセ...
├ 赤川次郎

赤川次郎『三毛猫ホームズの回り舞台』

赤川次郎さんの『三毛猫ホームズの回り舞台』を読みました。第1作の『三毛猫ホームズの推理』を読んだのは20年あまり前のことですが、猫を探偵役にするという奇抜なアイデアと、奇想天外な密室トリック、実りそうで実らない片山刑事の恋は何度読んでも飽き...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『鐘』

内田康夫さんの『鐘』を読みました。感想私が読んだ幻冬舎文庫版では1巻に纏められてはいるものの、浅見光彦シリーズとしてはボリュームがあります。内容の方もボリュームがあって飽きることがありません。内田康夫さんお得意の文字の読み替えが1つ目のカギ...
└ 東野圭吾

私の好きな本『容疑者Xの献身』

最初の自己紹介のような記事で、いかにもミステリを中心に読んでいます!といったような作家さんの名前を並べておきながら、1番好きな本は、佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』で、人に1番お薦めしたい本はスティーヴ・キングの『グリーンマイル』...
├ 内田康夫

内田康夫『イタリア幻想曲 貴賓室の怪人Ⅱ』

内田康夫さんの『イタリア幻想曲 貴賓室の怪人Ⅱ』を読みました。この作品はタイトルからわかるように、『貴賓室の怪人 「飛鳥編」』の続編となります。舞台は船上から1転して、イタリアトスカーナです。トスカーナは私が大好きな所。新婚旅行でも訪れて、...
├ 内田康夫

内田康夫『貴賓室の怪人 「飛鳥」編』

内田康夫さんの浅見光彦シリーズ『貴賓室の怪人 「飛鳥」編』を読みました。浅見光彦シリーズ初めての海外モノです。これまで、大の飛行機嫌いということで、国内を舞台に活躍してきた浅見光彦ですが、いよいよ海外へと羽ばたきます!といっても、飛行機では...
├ 綾辻行人

綾辻行人『びっくり館の殺人』

綾辻行人さんの『びっくり館の殺人』を読みました。あれ?綾辻行人さんの本ってこんなに軽かったっけ?とびっくりしている間に3時間程で読み終えてしまいました。「館シリーズ」の前作『暗黒館の殺人』はとにかく不気味で重々しく、単調でいつまで続くのかと...
├ 内田康夫

内田康夫『孤道』

内田康夫さんの『孤道』を読みました。これまで、内田康夫さんの作品は図書館で借りるか、古書店で購入するかして読んでしましたが、この作品は書店で購入しました。その理由は始めのページにあります。「本作品は、完結しておりません。」作者の内田康夫さん...
├ 内田康夫

内田康夫『三州吉良殺人事件』

内田康夫さんの浅見光彦シリーズ『三州吉良殺人事件』を読みました。この作品は浅見光彦シリーズ42作目になるとか。調べてみると、1作目の『後鳥羽伝説殺人事件』から最新作の『弧道』まで全部で116作品あるのだとか。この作品は浅見光彦シリーズには珍...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『日光殺人事件』

内田康夫さんの浅見光彦シリーズ『日光殺人事件』を読みました。感想ミステリとしては物足りない部分がありますが、軽く読めるのでいい気分転換になります。このあたりが内田ワールドの良いところ。さて、話は天海僧正が明智光秀だったのではないかという仮説...
├ ジェフリー・アーチャー

J.アーチャー『永遠に残るは-クリフトン年代記 第7部-』

私が中学生の頃から好きな作家、J.アーチャーの作品『永遠に残るは-クリフトン年代記 第7部-』を読みました。この作品は2011年(日本では2013年)に発表された『時のみぞ知るークリフトン年代記第1部ー』から数えて7作目。そして5年にわたっ...