├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『消えた男の日記』
大物政治家が絡む事件を深追いしすぎた入江は、部下の柴田依子、大内栄二と共に現場を離れ、小さな田舎町の警察署での〈特別研修〉の講師を命じられた。今回、講師を引き受けた町では、駅を降りた途端、入江に「お父さん」と呼びかける少女が…少女の父親は失踪し、頭が少しおかしくなっているのだと署長が説明するが、その晩、依子たちに向けて少女が投げ文を寄こした。依子は少女の父親が遺したという日記帳を手に入れるが、中身はラテン語で書かれていた。
