├ 辻堂ゆめ

【読書】辻堂ゆめ『サクラサク、サクラチル』

それを「虐待」っていうんだよ――朝5時から深夜1時まで、時には手を上げられながら勉強机に縛り付けられている染野家の常識は、世間の常識ではなかった。そしてまた、それを告げた星愛璃嘉の家は母子家庭で、精神を病んだ母のために星がバイトで生計を立てていた。
├ 宮島未奈

【読書】宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』

大学に進学した成瀬あかりは、それと同時にびわ湖大津観光大使に選ばれる。任期は1年間。観光大使としてイベントに参加するときには、自宅から衣装を着て参加し、イベントのない日でも自主的に観光大使の衣装を着て大津市をアピールするなど、相変わらずマイペースに日々を謳歌する。
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『悪女たちのレシピ』

ストーカーにつけ狙われた千帆子は、遠距離恋愛中の彼と再会する。その日から、何もかもが思わぬ方へ転びはじめ…婚約中の彼氏に浮気された晶菜は、ふらりと立ち寄ったバーのバーテンダーから復讐を持ちかけられ…毒とスパイスが効いた6編のスペシャリテ。
▼著者 ア行

【読書】浦賀和宏『眠りの牢獄』

ここが亜矢子の思い出だ――5年前、浦賀と亜矢子は地下室への階段を下りている途中に転落。幸い浦賀は軽症だったものの、亜矢子は意識不明のまま今も眠っている。事故が起きたとき、亜矢子の家にいた浦賀と吉野、北澤は亜矢子の兄に呼び出され、シェルターになっている地下室へ閉じ込められてしまう。「亜矢子がどうしてあんなふうになったのか分かったら、カメラの側でそれを説明してくれ。その説明で納得がいったら、僕は君等をここから出してあげる」と…
├ 宮島未奈

【新刊】[文庫化]宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』

6/24、新潮文庫より、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』が、文庫化されて発売されました。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生…成瀬は様々な人と出会いながらマイペースに毎日を謳歌する
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』

6/24、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』が、発売されました。大金持ちの令嬢鈴本芳子のもとを、天才科学者ドクター・フランケンシュタインが訪ねてきた。「あいつを止めないと大変なことになるんです!」と訴えるのだが…
├ 横山秀夫

【読書】横山秀夫『ノースライト』

あなた自身が住みたい家を建てて下さい――建築士の青瀬稔は、青瀬の建築が気に入ったという吉野夫妻からそう依頼された。そして立てたのが通称”Y邸”。北側からの光、ノースライトを取り込んだその建物は『平成すまい200選』にも選ばれた。しかし、引き渡しから4ヶ月、Y邸にはただの1度も住まれた形跡がなかった。
▼著者 サ行

【読書】真保裕一『灰色の北壁』

世界のクライマーから”ホワイト・タワー”と呼ばれ、恐れられたカスール・ベーラ。その北壁を1人で制覇した日本人クライマーがいる。しかし、その偉業に疑問を投じる一編のノンフィクションによって、その偉業が疑惑のものとなってしまう。根拠となったのは1枚の写真。その登攀は真実だったのか?
├ 相沢沙呼

【読書】相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理小説作家の香月史郎。翡翠が視た死者の姿をもとに香月が推理を行うことで、いくつもの難事件を解決してきた。一方、関東では連続女性死体遺棄事件が発生し、世間を騒がせていた。2人は証拠を残さない連続殺人鬼を追いつめることができるのか?
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』

以前、イギリスでお世話になったロンドン警視庁のジュン・ヤマノウエが、ハネムーンで東京を訪れることになった。同じ頃、研人とCMソングで共演した小松稚奈の日暮里にある実家から、有名イギリス人画家の行方不明になっていた絵画が見つかる。日系イギリス人のジュンの父親は、かつて日暮里に住んでいたという話もあり…
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫化]赤川次郎『死者の試写会へようこそ 怪異名所巡り12』

6/19、集英社文庫より、赤川次郎さんの『死者の試写会へようこそ 怪異名所巡り12』が、文庫化されて発売されました。映画のスニークプレビューで放映されたのは、15年前に発生した殺人事件をモデルにした作品。1時間を過ぎたころ、「こんなこと――誰も知らないはずだ! どうしてだ!」と叫びながら、観客の1人が飛び出していった。
├ 恩田陸

【新刊】[文庫化]恩田陸『鈍色幻視行』

8/19、集英社文庫より、恩田陸さんの『鈍色幻視行』が、文庫化されて発売されました。撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。
├ 石持浅海

【新刊】[文庫化]石持浅海『あなたには、殺せません』

6/18、創元推理文庫より、石持浅海さんの『あなたには、殺せません』が、文庫化されて発売されました。そのNPO法人には、罪を犯すか悩む人が相談にやってくる。相談員はそんな犯罪者予備軍たる人々から聞き出した犯行計画の穴を次々と指摘していく。不備を突かれた者たちの殺意は、果たして本懐を遂げるのか。
▼著者 ヤ行

【新刊】山村紅葉『祇園の秘密 血のすり替え』

6/17、双葉社より、山村紅葉さんの『祇園の秘密 血のすり替え』が、発売されました。「この子は、誰の子や?」“ミステリーの女王”山村美紗が没した65歳という年齢で、娘・山村紅葉が満を持して放つ、衝撃のデビュー小説。国民的俳優が「作家」として世に出すのは、虚実が共鳴し合う、京都サスペンスの新たな傑作。
└ 東野圭吾

【新刊】[文庫化]東野圭吾『魔女と過ごした七日間』

6/16、角川文庫より、東野圭吾さんの『魔女と過ごした七日間』が、文庫化されて発売されました。月沢陸真の父・克司が、多摩川で死体となって発見された。克司は指名手配されている犯人を街中で見つける、見当たり捜査官をしていたが、AIに取って代わられてから、民間の警備会社へ転職していた。
└ 中山七里

【新刊】[文庫化]中山七里『こちら空港警察』

6/16、角川文庫より、中山七里さんの『こちら空港警察』が、文庫化されて発売されました。成田空港でグランドスタッフとして働く咲良は人気芸人の帰国を知るが、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は、空港警察に着任したばかりの仁志村に身柄を確保されてしまう。
├ 伊坂幸太郎

【新刊】[文庫化]伊坂幸太郎『777 トリプルセブン』

6/16、角川文庫より、伊坂幸太郎さんの『777 トリプルセブン』が、文庫化されて発売されました。殺し屋の天道虫こと七尾は、ウィントンパレスホテルの2010号室にプレゼントを届けに行くという仕事を請け負う。しかし、裏社会の人間・乾の下で働いている神野結花を捕まえるために、”業者”たちが次々とウィントンパレスホテルに集まってくる。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『パレードの明暗 座間味くんの推理』

羽田空港の保安検査場で働く南谷結月巡査は、教官の向島から「警察官としての視野が狭い」として、とある飲み会に参加するよう言われる。その飲み会に参加している人物こそ、警視庁で3番目の地位に就く大迫警視長と座間味くんと呼ばれる会社員だった。結月は2人の話を訊くうちに警察官として成長していく。
└ 岡崎琢磨

【読書】岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く』

その謎、大変よく挽けました――京都にある純喫茶〈タレーラン〉の店員アオヤマは、オーナーの藻川又次から、藻川の姪でバリスタの切間美星と結婚する気があるなら、2人に店を譲っても良いと持ちかけられる。しかし、〈タレーラン〉は、ここ3ヶ月ほどレビューサイトに最低評価の投稿が3件続けて書き込まれていることに気づく。アオヤマと美星は、誰が何の目的で書き込んでいるのかを調べはじめる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『花嫁ヶ丘の決闘』

塚川亜由美が観劇に訪れた舞台上で発射された拳銃は本物だった――亜由美は劇団のマネージャー・村上佐知子から、大事にならないよう内密に処理して欲しいと依頼される。新たに劇団員になった千直子の人気に火がつき、大きな会場でミュージカルを上演することになるが、従来からの劇団のヒロイン・古山たか子が旅に出てしまう。
▼著者 ナ行

【読書】新田次郎『劒岳 〈点の記〉』

劒岳山頂に観測旗を立てよ――日露戦争直後、軍の陸地測量部で測量官として勤める柴崎芳太郎は、最後に残された未踏峰、劒岳山頂に三角点を埋設するよう指令を受ける。弘法大師が草鞋3000足を使っても登れなかったと言われる劒岳には、設立されたばかりの山岳会も初登頂を狙っており、軍の威信をかけたプロジェクトだった。
├ 越尾圭

【新刊】越尾圭『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』

6/11、幻冬舎文庫より、越尾圭さんの『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』が、発売されました。売れない小説家の航平(とわ)と、十年前に母・美羽を亡くしたとわファンの明里は、満開の桜の下で出会う。航平と美羽が最期の一年を入れ替わっていたという真実を知らされた明里は――
├ 辻堂ゆめ

【新刊】辻堂ゆめ『サクラサク、サクラチル』

6/10、双葉文庫より、辻堂ゆめさんの『サクラサク、サクラチル』が、発売されました。絶対に東大合格しなきゃ許さない――両親からの熱烈な期待を受けた教育環境は「虐待」なのか?高校3年生の高志と、ネグレクトを受けている星は、自分たちを追いつめた親への”復讐計画”を始動させることに…
├ 秋吉理香子

【新刊】[文庫化]秋吉理香子『無人島ロワイヤル』

6/10、双葉文庫より、秋吉理香子さんの『無人島ロワイヤル』が、文庫化されて発売されました。バー〈アイランド〉の常連客7名とマスターは、無人島に3つ持っていくなら何を持っていく?という話題で盛り上がっていた。そこで、マスターが所有する無人島に実際に行ってみようということになるが、睡眠薬を入れた酒を飲まされている間に、クルーザーもろともマスターに置き去りにされてしまう。