├ 濱嘉之

【新刊】濱嘉之『警視庁公安部・片野坂彰 禁書の解錠』

12/3、文春文庫より、濱嘉之さんの『警視庁公安部・片野坂彰 禁書の解錠』が発売されました。警視庁公安部付特別捜査班の白澤が奪取した中国企業の未公開データは、共産党のサイバー犯罪と地方政府の腐敗を暴く現代の"禁書"だった。「濱嘉之 警視庁公安部・片野坂彰シリーズ」最新刊!
├ スティーヴン・キング

【新刊】スティーヴン・キング『ランニング・マン』

11/30、扶桑社から、スティーヴン・キングの『ランニング・マン』が発売されました。20年前にリチャード・バックマン名義で発表した初期の代表作を、再映画化にあわせて改題・改訳し復刊。逃げ切れれば賞金10億ドル。「走」り続けなければ、死あるのみのデスゲーム。
├ 宮島未奈

【新刊】宮島未奈『成瀬は都を駆け抜ける』

12/1、新潮社より宮島未奈さんの『成瀬は都を駆け抜ける』が発売されました。成瀬シリーズ完結編!善所高校を卒業し、京大生になった成瀬あかりが、京都を舞台に新たな”成瀬あかり史”を刻む。幼馴染みの島崎のもとには、成瀬から突然速達が届き…
月間 BEST 3

【月間 BEST 3】2025年11月版

2025年11月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。
└ 東野圭吾

【新刊】東野圭吾『クスノキの番人 ジュニア版』

11/27、実業之日本社より、東野圭吾さんの『クスノキの番人 ジュニア版』が発売されました。直井玲斗は、住居侵入、器物破損、窃盗未遂の罪で起訴されそうになったところを、柳澤千舟に助けられた。玲斗は千舟から、神社の御神木であるクスノキの番を命じられる。そのクスノキには、幹の内部に洞窟のような空間があり、新月と満月の前後の日に、祈念する人が訪れていた。
├ 宮部みゆき

【新刊】[文庫化]宮部みゆき『新しい花が咲く:ぼんぼん彩句』

11/28、新潮文庫より、宮部みゆきさんの『新しい花が咲く:ぼんぼん彩句』が、文庫化されて発売されました。恐くて、泣けて、切なくて――。宮部みゆきワールドの魅力全部入り!今を生きる人々の心を掬い取るように描く極上の短編集。
├ 湊かなえ

【新刊】湊かなえ『暁星』

11/27、双葉社より、湊かなえさんの『暁星』が発売されました。文部科学大臣で大御所作家でもある清水義之が、全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件が発生した。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。
├ 辻堂ゆめ

【新刊】辻堂ゆめ『ミステリ作家、母になる』

11/26、小学館より、辻堂ゆめさんの『ミステリ作家、母になる』が発売されました。先端技術や新サービスも充実する令和時代の育児。育児の「当たり前」にメスを入れる新時代の超ワーキングマザー論。1人のミステリ作家が3児の母になるまでの4年間を綴った育児エッセイ。
├ 坂木司

【読書】坂木司『楽園ジューシー』

「あ、指が滑って押しちゃった」バイト先のおばさん・加藤さんのスマホから呼び出し音が流れ出した。電話をかけた先は沖縄のホテル〈ジューシー〉。バイト先の弁当屋の店長が入院するために一時閉店することになり、大学の春休みの間のアルバイト先を探している時のことだった。加藤さんは「迷ってるなら、行っちゃえば」と言うのだが…
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『オーロラが見られなくても』

アムステルダムで出会ったコロッケの自動販売機、リトアニアで食べたイクラを添えたパンケーキ。モロッコのシャフシャウエンで食べたレモンとチキンのタジン。アイスランドで食べたヨーロッパいち美味しいホットドッグ、氷点下12度のハルビンで食べたアイスキャンデー。旅は食べものとの出会いであり、人との出会いでもある。
▼著者 ア行

【読書】岩井圭也『完全なる白銀』

「完全なる白銀を見た」新鋭の女性登山家リタ・ウルラクは、地球温暖化により沈みいく故郷サウニケの現状に目を向けてもらうため、北米最高峰デナリに冬季単独行を計画するが、下山中に消息を絶った。リタの幼馴染みシーラと旧友で写真家の藤谷緑里は、リタが登頂に成功したことを証明するため、冬のデナリに挑む。
├ 藤崎翔

【読書】藤崎翔『オリエンド鈍行殺人事件』

佐鰭田(さびれた)駅、雛尾田(ひなびた)駅、土井中(どいなか)駅、照尾茂姉(てれびもねえ)駅、羅塩茂姉(らじおもねえ)駅…折田駅と遠藤駅を結ぶローカル線、通称〈オリエンド鈍行〉の車内で殺人事件が発生した。死亡した猪島剛以外の乗客は7人。乗客たちは犯人探しをはじめるが…
├ 湊かなえ

【新刊】[文庫化]湊かなえ『人間標本』

11/21、角川文庫より、湊かなえさんの『人間標本』が、文庫化されて発売されました。「人間の標本を作りたい」生物学者の榊史朗の父で画家の榊一朗は、勲章を授与された際のパーティーのスピーチでそう発言し、勲章を返還させられた。「人間の標本を作りたい」その思いに駆られた史朗は、実の息子を含む6人の少年の標本を制作する。
├ 新川帆立

【新刊】[文庫化]新川帆立『令和反逆六法』

11/20、集英社文庫より、新川帆立さんの『令和反逆六法』が、文庫化されて発売されました。6つのパラレル・レイワにおける、6つの架空法律を取り上げた、リーガルSF短編集。『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』を文庫化。
├ 下村敦史

【新刊】下村敦史『暗闇法廷』

11/19、双葉社から、下村敦史さんの『暗闇法廷』が発売されました。後天的な障害を抱える人を支援するNPOの施設長が殺害された。容疑者は全盲の美波優月。検察側証人は耳が聞こえず、弁護側証人は喋れない少女。弁護士の竜ケ崎は、事件の真相を明らかにすることができるのか?
├ 呉勝浩

【読書】呉勝浩『アトミック・ブレイバー』

小型核爆弾による世界同時多発テロ『ヴァージン・スーサイズ』から27年。人類は温暖化と電力不足にあえいでいた。平凡なサラリーマンの堤下与太郎は、友人の天才プログラマー・西丸昴によって、世界で唯一格闘ゲーム〈アトミック・ブレイバー5〉の改造版をプレイできるようにされていた。人類の将来を左右するゲームの行方は…
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『「真」犯人』

発明家のエジソンさんが殺害され、その傍らには恋人で詩人の小町さんが手首を切って倒れていた。小町がエジソンさんを殺害後、自殺を図ったものと思われたが、芸術村の村長は、成功を掴みかけている小町を守るため、CGアーティストの写楽さんを犯人に仕立て上げようとする。
├ 柚月裕子

【読書】柚月裕子『逃亡者は北へ向かう』

世の中には、生まれながらにして運に見放されている者がいる。真柴亮はなぜ民間人1人と警察官1人を殺害することになったのか?亮はなぜ北へと逃亡したのか?なぜ人質をとって立てこもることになったのか?東日本大震災直後の東北で、人の命と命を繋ぐストーリー。
▼著者 カ行

【読書】[オススメ]越尾圭『ぼくが生きるということは、きみが死ぬということ』

ぼくが桜の木の下で「死にたい」と思ったとき、同じ桜の木の下で「生きたい」と願ったきみと意識の入れ替わりが起きた――十和田航平は、ブラック体質な会社で仕事上の悩みを抱え、死にたいと考えるまでになっていた。一方、順風満帆な生涯を送ってきた椿美羽は、ステージⅣの胃がんが見つかり、抗がん剤治療を受けていた。
├ 宮部みゆき

【新刊】[新装版]宮部みゆき『日暮らし』

11/14、講談社文庫より、宮部みゆきさんの『日暮らし』が、新装版になって発売されました。お恵と夫婦となり、植木職人に戻った佐吉が人を殺めた疑いで捕らえられた。しかも殺した相手は、18年前に生き別れた実の母、葵だという。「ぼんくらシリーズ」の第2弾。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三世代探偵団 愛と哀しみへの逃走』

生きていれば……夕刻の宝石店に強盗が入った。犯人の1人、小堀克久は脅すために持っていた拳銃を発砲してしまい、警備員を殺害してしまう。なんとかその場から逃げることに成功した克久に、今度は暗殺の仕事の依頼が入る。克久と一緒に暮らしていた木田マリエは、警察に追われる克久と遭遇し、一緒に逃走することになってしまう。
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】ジェフリー・アーチャー『消えた王冠は誰の手に ロンドン警視庁王室警護本部』

普段は宝物館に収容されており、女王が国会でスピーチするときのみ持ち出される王冠が狙われた。賓客と同様の警護体制が敷かれた王冠を、どのようにして盗み出そうというのか?ロンドン警視庁の警視正に昇進したウィリアム・ウォーウィックと美術品窃盗詐欺師マイルズ・フォークナーの知恵比べがはじまる。
├ 内田康夫

【新刊】[決定版]内田康夫『城崎殺人事件』

11/11、徳間文庫より、内田康夫さんの『城崎殺人事件』が、決定版になって発売されました。母・雪江のお供で兵庫の城崎温泉を訪れた浅見光彦は、幽霊ビルでの3人目の犠牲者に遭遇する。自作解説、浅見光彦ミステリー紀行の当該作エッセイ、山前譲氏の解説を収録した決定版!
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『パズルと天気』

マッチングアプリに『解けない謎があります』と書くと、名探偵から連絡がある? かぐや姫が入った竹を誤って出荷してしまった? 動物園で姉の元彼と遭遇… 親友の結婚相手は高校時代に付き合っていた元カノだった…伊坂幸太郎さんが過去に書いた短編に書き下ろしを加えた短編集。