├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『小暮写眞館Ⅱ 世界の縁側』

「君の家、古い写真館なんだって?」1学年上の女子バレーボール部員・田部に呼び出された花菱英一は、いきなりそう尋ねられた。英一が不可思議な写真を預かって調査したことがあることを聞きつけた田部は、自分の手元にある写真も同様に調べて欲しいという。
├ 赤川次郎

【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2025.09.01 Update)

赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『明日の幽霊は踊らない 怪異名所巡り13』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
├ 藤崎翔

【読書】藤崎翔『逆転ミワ子』

ピン芸人のミワ子が連載記事を纏めたエッセイ&ショートショート集を発売したが、その直後、ミワ子は行方不明に。しかし、真実はそのエッセイ&ショートショート集の中に書かれていた。電子書籍化不可能なトリックを仕掛けたのは、ミワ子か、それとも編集者なのか?
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『明日の幽霊は踊らない』

大手〈はと〉とは比べものにならない弱小バス会社〈すずめバス〉のバスガイド・町田藍は、「幽霊と話ができるバスガイド」として、怪奇現象が起きるツアーを社長から押し付けられている。今回はバブル期に流行したディスコの人気が再燃していると聞いて下見に出かけるが、そこはかつて事故で死傷者が出た場所だった。
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『琥珀の夏』

ミライは子供の頭の中だけにあるんです――。子供たちが親元から離れて共同生活をおこなう〈ミライの学校〉。その跡地から少女の白骨化死体が発見された。見つかったのが自分の孫ではないか確認して欲しいという依頼を受けた弁護士の近藤法子は、かつて〈ミライの学校〉で1週間を過ごす夏の合宿に参加していた。
├ 知念実希人

【読書】知念実希人『死神と天使の円舞曲』

レオとクロは、犬と猫の姿を与えられた死神。本来、亡くなった人間の魂を「我が主様」のもとへ道案内するのが仕事だが、この世に未練を残し、地縛霊となる魂を救うため、動物の身体を与えられて地に降り立った。しかし、レオがホスピスで地縛霊になるのを救った美穂の娘・穂乃花の周りで、不審火が相次ぐ。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『殺し屋、続けてます。』

小さいながらも個人事務所を持つ経営コンサルタント業を営む富澤充は、お金のやりくりに困ったことがない。なぜなら、殺し屋を副業としているからだ。殺し屋の仕事はコンスタントにやってくるが、不可解な標的の行動や、依頼者の"オプション"に興味を惹かれてしまう。感情移入してしまうと仕事をやりにくくなるが、ついつい不可解な行動の謎に挑んでしまう。
├ ジェフリー・アーチャー

【新刊】[新装版]ジェフリー・アーチャー『永遠に残るは』

8/25、ハーパーコリンズ・ジャパンより、ジェフリー・アーチャーの『永遠に残るは』が発売されました。5年にわたって執筆された「クリフトン年代記」の最終巻。それぞれの人生の円熟期を迎えるが、彼らが後世に残したものとは。
├ ジェフリー・アーチャー

【新刊】[新装版]ジェフリー・アーチャー『機は熟せり』

8/25、ハーパーコリンズ・ジャパンより、ジェフリー・アーチャーの『機は熟せり』が発売されました。ジャイルズは東ドイツで出会った女性を国外脱出させるため、厳戒態勢のベルリンの壁を越える。また、スターリンの真の姿を書いた本の出版に成功したハリーには、思いがけない吉報が届く。「クリフトン年代記」第6巻。
├ 知念実希人

【新刊】[文庫化]知念実希人『祈りのカルテ 再会のセラピー』

8/25、角川文庫より、知念実希人さんの『祈りのカルテ 再会のセラピー』が、文庫化されて発売されました。「面白い経験ってどんなものですか? ぜひ聞きたいです」医師の諏訪野良太は、医学生時代の親友・小鳥遊優とその後輩・鴻ノ池舞から研修医時代の思い出を尋ねられた。
├ アガサ・クリスティー

【読書】アガサ・クリスティー『白昼の悪魔』

干潮時にしか本土と道が繋がらないスマグラーズ島に唯一あるジョリー・ロジャー・ホテルに宿泊中の元女優アリーナ・マーシャルが白昼堂々ビーチで絞殺された。アリーナは夫のケネス・マーシャル大尉と連れ子のリンダと共にこの島を訪れていた。そしてまた、このホテルでバカンス中だった名探偵エルキュール・ポアロが事件の謎に挑む。
└ 中山七里

【読書】中山七里『災疫の季節』

「ワクチンは毒です。あなたの精神と肉体と人生を破壊します」コロナ禍の病院に入り込んできた人々はそう叫びながらビラを配りはじめた。デモ活動はエスカレートし、ついにワクチン接種会場の機材を破壊。しかし、保管されているワクチンを破棄しようとしたリーダーは、薬品保管庫の中で筋弛緩剤を打たれて死亡していた。
├ 新川帆立

【新刊】新川帆立『魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』

8/20、幻冬舎より、新川帆立さんの『魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』が発売されました。「私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」男装したヒロインと、オレ様系男子による恋と魔法の学園ファンタジー
└ 岡崎琢磨

【新刊】岡崎琢磨『HIPS 機械仕掛けの箱舟』

8/20、光文社より、岡崎琢磨さんの『HIPS 機械仕掛けの箱舟』が発売されました。労働を禁止する。生活は保障する。経済が停滞した日本に生まれた前代未聞の扶助団体は、あらゆる会則をAIに委ねている。完璧に見えるAIによる管理だが、HIPSの周囲では数々の不穏な事件が巻き起こる。
├ 知念実希人

【新刊】知念実希人『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』

8/20、双葉社より、知念実希人さんの『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』が発売されました。大学生の一色和馬は「就職に有利になる」と聞いて「やばいバイト」に手を出すが…文庫より小さい「スマホ本」でまったく新しい恐怖体験!
├ 太田忠司

【読書】太田忠司『レストア オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿』

オルゴールが壊れて、全然違う曲が流れるようになることって、ありますか?アンティークオルゴールの蒐集家で、オルゴール修復師・雪永鋼のお得意様である遠江早苗から紹介された飯村睦月は、父の形見であるオルゴールを手にそう尋ねた。父が亡くなる1週間前、オルゴールを聴きながら涙を流していたのだが、その時流れていた曲と、オルゴールが奏でる曲が異なっているという。
└ 森博嗣

【新刊】[文庫化]森博嗣『静かに生きて考える Thinking in Calm Life』

8/18、ベストセラーズより、森博嗣さんの『静かに生きて考える Thinking in Calm Life』が発売されました。世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか?作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。
├ 坂木司

【読書】坂木司『ホテルジューシー』

昼あんどんなオーナー代理、掃除係の双子のおばあちゃん・センばあとクメばあ、通いの調理担当・比嘉さん――。大学の夏休みを利用して、沖縄のホテルでアルバイトをすることにした柿生浩美は、個性豊かなスタッフと、沖縄独特の時間の流れ方の中で仕事をする中で、自らと向き合っていく。大学生でなければ経験できない、ひと夏の思い出。
├ 横山秀夫

【読書】横山秀夫『ルパンの消息』

その時効待った!15年前の女教師殺し全面解決。三億円事件の時効が成立した日の夜、高校の英語教師が校舎の屋上から転落死した。屋上に遺書があったことから自殺として処理されたが、15年後、自殺ではなく他殺だったというタレコミがあった。しかし、殺人であった場合でも、明日いっぱいで時効が成立する。警察官たちの長くて短い24時間がはじまる。
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『白医』

「あなたがしぶとく生きていたらいい加減迷惑なの!」終末期の患者に緩和ケアをおこなうホスピス天心病院の医師・神崎秀輝は、病室のドア越しに患者の妻が罵倒しているのを耳にした。安楽死を依頼された神崎は塩化カリウムを注射して患者を死なせ、嘱託殺人の罪で法廷に立つことになった。
├ 柚月裕子

【読書】柚月裕子『検事の信義』

被告はなぜ嘘を吐くのか?道塚昌平は、ランクⅢの認知症を患う母・須恵の首を絞めて殺害した。徒歩で逃走した道塚は、遺体発見から2時間後に5km離れた場所で発見された。一件記録を読んだ検事の佐方貞人は、成年男性であれば2時間あれば9kmくらい離れた場所まで逃走できたはずだと違和感を感じる。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『君が護りたい人は』

「奥津さんと結婚することは、歩夏ちゃんにとって人生をあきらめたと同じ意味だと思います。歩夏ちゃんから奥津さんを引き離さなければ」トレッキング仲間の歩夏の両親が富士登山の最中に亡くなったのは、歩夏が中学2年生の時だった。以来、歩夏の両親に富士登山を勧めた奥津は歩夏の未成年後見人として、大学を卒業するまで支援し続けた。その関係が愛情に発展し、20歳違いの新郎新婦が誕生することになったが、歩夏と同年齢の三原は納得できずにいた。
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『死神の精度』

彼は人の死を見定めるためにわざわざ出向いてくる。死神は対象者を7日間調査し、「死」を実行するのに適しているかどうかを判断する。死神が「可」と判断すれば対象者は調査開始から8日目に死に、「見送り」と判断すれば寿命をまっとうできる。その判断は死神に委ねられており、ときに適当なものだったりする。
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫化]赤川次郎『三毛猫ホームズと炎の天使』

8/7、光文社文庫より、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズと炎の天使』が、文庫化されて発売されました。地震による崩落事故で、7人の男女が洞窟に閉じ込められた。空気が薄くなって、意識がもうろうとしてきたとき、1人が過去に人を殺したと、告白をはじめた…