├ 谷春慶

【読書】谷春慶『筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。』

「二度と俺に近づくな、バカ女」近藤美咲が筆跡鑑定を依頼した東雲清一郎は、そう言って学食を出ていった。著名な書道家であるにも関わらず文字を書こうとしない東雲清一郎は噂通りの変人。自分の周りに人を寄せ付けない。どうしても筆跡鑑定をして欲しい美咲は、書道部顧問の裏辻准教授から清一郎の弱点を聞き出すが…
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『死神の浮力』

山野辺遼、美樹夫妻は、娘の菜摘を殺害した犯人・本城崇が裁判で無罪になったことを嘆いてはいなかった。むしろ、自らの手で復讐を果たすことができることを喜んでいた。そんな山野辺夫妻の前に、死神の千葉が現れる。千葉は、山野辺を7日間調査し、山野辺を8日目に死なせるか見送るかを判断するのが目的だった。
├ 新川帆立

【読書】新川帆立『女の国会』

100年以上の歴史を持つ日本の議会政治で、100回以上の組閣が行われたにも関わらず、いまだに女性首相は誕生していない――「私、憤慨しています」が口癖の野党第一党の高月馨は、ライバルの与党・国民党の浅沼侑子を自殺に追い込んだのではないかと、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られる。高月は浅沼の婚約者・三好顕太郎とともに浅沼の死の原因を調べはじめる。
└ 中山七里

【読書】中山七里『とどけチャイコフスキー』

わたしの目が黒いうちは、海外アーティストの招聘など金輪際認めない――モスクワ音楽院で客員教授を務めるヴァレリーは、同じショパンコンクールでファイナリストとなった岬洋介に、音楽院での演奏会を依頼しようとするが、学部長に断固反対される。翌朝、学部長は宿舎の中で殺害されているのが発見される。
├ 越尾圭

【読書】越尾圭『殺人事件が起きたので謎解き配信してみました』

ミーチューバーのソウスケが生配信中に殺害された!ソウスケは「贈り物、全部この場で食べちゃいます!」の生配信中に、贈り物の中に仕掛けられていた毒物によって殺害されてしまう。ソウスケと仲が良かった謎解き系ミーチューバーのカイは、視聴者からの要望に応え、ソウスケを殺害した犯人の謎解きをはじめる。
├ 大倉崇裕

【新刊】大倉崇裕『樹海警察 3』

1/15、ハルキ文庫より、大倉崇裕さんの『樹海警察 3』が、発売されました。山梨県警上吉田署にある樹海で見つかった遺体専門の部署・地域課特別室に、キャリアなのに配属された柿崎努。ひとくせもふたくせもある部下の巡査、栗柄慶太と桃園春奈とともに事件に挑む。
├ 横山秀夫

【読書】横山秀夫『陰の季節』

「尾坂部さんが辞めんというんだ」D県警の人事を預かる二渡は、天下り先のポストにしがみつこうとする尾坂部の説得に当たろうとするが、尾坂部は一向に首を縦に振らない。しかし、説得を続けていくうちに、過去の未解決事件が浮かび上がる。その事件には、6月に挙式を控えた尾坂部の娘が関係していて…
├ 恩田陸

【読書】恩田陸『ドミノ in 上海』

『ドミノ』がパワーアップして帰ってきた!リフレッシュ休暇で上海を訪れた保険会社の事務職員、映画撮影のために滞在しているスタッフ一同、目立ちたがり屋の上海警察署長、門外不出のお宝を狙う骨董品店主、動物園からの脱出を目論むパンダ…かつて東京駅でトラブルに巻き込まれた面々に新たな登場人物を加えて上海に集う。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『失踪人 磯貝探偵事務所ケースC』

〈銀の鰊亭〉の青河文を通じて、探偵の磯貝に依頼が舞い込んだ。依頼人は今をときめく女優・西條真奈。北海道知事の特別秘書をしていた姉の最上紗理奈が失踪したので探して欲しいのだという。紗理奈は突然秘書を辞し、自宅を片づけたあとに失踪していた。
├ 望月麻衣

【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ20 見習いたちの未来展望』

京都寺町にある骨董品店〈蔵〉でアルバイトをしながら学芸員の資格取得を目指す真城葵は、京都国立博物館でインターンとして働くことになる。一方、葵の婚約者・家頭清貴は、ライバルの円生の絵が香港の展示会に飾られているという情報を耳にし、探偵事務所の小松と共に香港を訪れる。
├ 赤川次郎

【新刊】[新装版]赤川次郎『月光の誘惑』

1/9、徳間文庫より、赤川次郎さんの『月光の誘惑』が、新装版になって発売されました。女子高生の朝倉美紀は、自殺するために海へ向かった。しかし、そこで知り合った若いお母さんが、「その子、涼子っていうの」と言い残し、美紀の目の前で崖から飛び降りた。15年後、美紀に育てられて高校生になった涼子の身のまわりに、変化が起き始める。
├ 辻堂ゆめ

【新刊】[文庫化]辻堂ゆめ『答えは市役所3階に 2020心の相談室』

1/9、光文社文庫より、辻堂ゆめさんの『答えは市役所3階に 2020心の相談室』が、発売されました。市役所に開設された「2020心の相談室」に持ち込まれるのは、切実な悩みや誰かに気づいてもらいたい想い、そして誰にも知られたくない秘密…2人のカウンセラーが、あなたなりの答えを見つけます。
├ 横関大

【新刊】[文庫化]横関大『戦国女刑事』

1/7、小学館文庫より、横関大さんの『戦国女刑事』が、文庫化されて発売されました。“尾張の大うつけ”こと織田信子率いる捜査一課第5係は、策士・木下秀美と理論派・明智光葉ほか曲者揃い。事件解決のためには潜入捜査も辞さないというトンデモ捜査班に、徳川康子は迷い込む。
├ 下村敦史

【新刊】[文庫化]下村敦史『ガウディの遺言』

1/7、PHP文芸文庫より、下村敦史さんの『ガウディの遺言』が、文庫化されて発売されました。サグラダ・ファミリアの尖塔に死体が吊り下げられた。現地で暮らす佐々木志穂は、聖堂石工の父の失踪が事件に関わっているのではないかと考え、サクラダ・ファミリア建設に関わる人々を調べはじめる。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『小暮写眞館Ⅳ 鉄路の春』

花菱英一の父・秀夫が家出した。父が危篤にも関わらず、家族の縁を切った仲だからと病院に行こうとしなかったため、妻の京子と喧嘩をしたことが原因らしい。一方、英一には、不動産屋の社員・垣本順子との春がやって来ようとしていた。「小暮写眞館」最終章。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『夏休みの殺し屋』

「依頼が来たぞ」塚原俊介が、経営コンサルタントの富澤充のところに持って来る仕事は"殺し"の依頼。今回持ち込まれた依頼は、高級住宅地に住む坂木棗を8月中に殺害してほしいというもの。一方、もう1人の殺し屋・鴻池知栄には、女子高生とその高校の校長を殺害して欲しいという依頼が届く。
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『情熱の砂を踏む女』

私も闘牛士になりたいの――見習い闘牛士の兄・大輔が大技に失敗して命を落とした。大輔は生前「取り返しがつかなくなる前に、闘牛界から身を引く準備はしておいたほうがいい」と、正闘牛士のカルロスに言っていたらしい。カルロスの闘牛に魅せられた妹の怜奈は、兄の死の謎を解くため、自らも闘牛士を目指して訓練を開始する。
├ 恩田陸

【読書】恩田陸『ドミノ』

1億円の契約書の到着を待つ事務職員、舞台のオーディションを受ける小学生、彼女と別れるためにいとこを引っ張り出した男、ミステリマニアの大学生、俳句サークルのオフ会に参加する老人…別々の目的を持って東京駅へ集まってきた人たちが複雑に絡み合う先に大事件が勃発する、ノンストップサスペンス。
├ 笹本稜平

【読書】[オススメ]笹本稜平『ソロ ローツェ南壁』

数々の難壁に初登攀の足跡を残してきたアルパインクライマー奈良原和志が次なる目標に据えたのは、世界第4位のヒマラヤ山脈ローツェ。しかも、最難関ルートである南壁だった。その難壁は、伝説的な登山家トモ・チェセンの”疑惑の登頂”の舞台として、登攀の成功に意見が分かれる壁だった。新たにスポンサーを得た和志は、トモの登攀の成功を証明するとともに、初の冬期登攀を目指す。
├ 赤川次郎

【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2026.01.01 Update)

赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『三世代探偵団 愛と哀しみへの逃走』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。
月間 BEST 3

【月間 BEST 3】2025年12月版

2025年12月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。
▼著者 ア行

【読書】阿部考二『こちら副業推進部、事件です』

一部上場企業のレッツは、オーナー社長の鶴の一声で、全社員に副業を課すことになった。その中でもっとも実績をあげているのが、懺悔を聞く〈赦しのサクラメント〉を立ち上げた西園寺だった。その頃、社長の加藤が取締役3人と乗っていたヘリコプターの中で絞殺される。副業事業本部長の若槻早苗は西園寺の力を借りて事件を解決しようとするが…
├ 石川智健

【読書】石川智健『エウレカの確率 経済学捜査と殺人の効用』

全殺人の30%、合理的な殺人は経済学で解明できる!警視庁と中国公安部の人事交流制度で日本へやってきた王花琳は、捜査1課の経済学捜査官・伏見真守とコンビを組むことになった。伏見は建設会社社員の死体が、自宅近くの崖の下で発見され、自殺として処理された事件を1人で追っていた。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『すべての神様の十月(三)』

八百万の神が住む日本。人と人を結びつける縁結びの神、人を招き寄せる福の神、悪いこととそれに見合った良いことを招き寄せる疫病神…ここでは、時として神と人間の交流が起きることがある。