├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼は良き隣人』 クリスマスを間近に控えた夜、クリスマス・ケーキを買いに出た佐山由子がサンタクロースに殺害された。容疑者として警察が目をつけたのは、神代エリカが住むマンションの並びの部屋で暮らす大学生・川添幸夫だった。幸夫はサンタクロースに扮するバイトをしていて、自宅からサンタクロースの恰好をして出勤していた。警察が幸夫の部屋に血のついたサンタクロースの衣装があると聞きつけ、幸夫を逮捕したその夜、二人目の被害者が出てしまう。 2022.03.21 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『死はやさしく微笑む』 売れない舞台女優の戸張美里は、とあるアルバイトで看護師として病院に潜入することに。その病院では、先日お年寄りの患者が飛び降り自殺をしていた。患者が入院していたのは、お年寄りが多く入院するフロアだったため、廊下をくまなくカメラで見張っていたが、その患者が部屋を出る様子はモニターに映っていなかった。 2022.03.20 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『幽霊から愛をこめて』 大宅令子は山梨の山岳地帯にある寄宿制の女子校・山水学園に編入することになったが、学園を訪れた日に山水学園の女生徒が殺害されているが発見された。死体は何度も刃物で刺されていたが、令子は眉一つ動かさない。令子の父は警視庁の警部で、令子は殺人現場を見慣れていたのだった。また、東京のデパートでは、閉店後に女子高生の刺殺体が発見され、大宅警部が担当にすることになる。 2022.03.19 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『厄病神も神のうち』 バスガイドの町田藍が、お得意さまで高校生の遠藤真由美とイタリアンレストランで食事をしていると、近くのテーブルで女性がクビを宣告されていた。その女性は、「やめた方がいいですよ。私をクビにしたら、きっと後悔します」と淡々とした調子で答えていた。 2022.03.18 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『鏡よ、鏡』 小田沙也はスタイリストを目指す専門学校生。ある日、中学時代の友人・三原涼子が殺害されてしまう。涼子はアイドルを目指していて、スカウトに声をかけられるのを待ちながら、交差点を行ったり来たりするのを沙也も目撃していた。暴力団もが絡むこの事件に、沙也も巻き込まれてしまう。 2022.03.16 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『長い夜』 田舎町の古い家に引っ越した田所家の庭の片隅には、井戸が残っていた。5歳のルミが井戸に載せられた木の蓋を破ったとき、異変ははじまった。一方、事業に失敗し、5億円以上の負債を背負った白浜省一は、妻と中学3年生の娘・仁美と一家心中の道を選んだ。しかし、最後の思い出作りをしていたところ、小西という実業家の目にとまった。借金を肩代わりする代わりに、異変が起きている町に住み込み、何が起きているのか突き止めて欲しいのだという。 2022.03.14 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『たとえば風が』 名家・八木原家には、当主の亮子以下、長男の秀と妻の康子、息子の秀一郎、次女の圭子が住んでいる。長女の房子は辻間と結婚して家を出ていた。そして、住み込みの家政婦として新しく雇われたのが、19歳の山中千津。 2022.03.13 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『シンデレラの悪魔』 温泉がある小さな町に住む三枝千秋は、偶然出会った芸能プロの社長・八木原の目にとまる。父がいない千秋は、この町では正当な扱いを受けておらず、八木原の直感に賭けて東京へ出ることを決意する。一方、八木原の事務所に所属するアイドルの久松アキが自動車事故を起こしてしまう。アキが出演することになっていた連続ドラマの主演は、同じ事務所の納谷しおりが務めることになるが、ロケの途中で石段から転げ落ちて亡くなってしまう。 2022.03.09 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『メリー・ウィドウ・ワルツ』 刑事を辞めた並木京介は、大金持ちの未亡人・二宮綾子の夫・浪治郎が死亡した事故について調べるという仕事を持ちかけられる。妻の美枝子と娘ののぞみを養うために、気が進まない仕事を引き受けた並木は、綾子に近づいていく。仕事の依頼主は浪治郎の妹・狩野久子、修一夫妻で、借金で首が回らなくなっていたため、綾子が浪治郎を殺害した証拠を見つけ、遺産を横取りしたいと考えていた。 2022.03.08 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『森がわたしを呼んでいる』 母が出張で留守の夜、渡部佐知子はドスンという音で目が覚めた。父を自身で亡くしていたので、揺れに敏感なのだ。翌朝玄関を出ると、家の周りの雑草がいやに伸びているのに気づく。そしてその夜、妙な音が続いたと思ったら、家の周りが突然森になっていた。近所の人が不審な死を遂げ、母の梨江には突然大きな仕事が、そして佐和子は死んだはずの人間の声が聞こえるようになる。 2022.03.07 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『氷河の中の悪魔』 前作『納骨堂の悪魔』でドイツに渡った、矢吹由利子・真由子姉妹と弘野香子、桑田旭子の4人ですが、ヨーロッパ滞在期間を延ばしてスイスへ向かいます。4人が到着した町では、流れ出した氷河の中から男性が見つかったということで大騒ぎ。氷河の中に閉じ込められていたのは、40年前に登山中に遭難した男性だった。しかし、男性を火葬したあとから、香子が折れたナイフの刃先を発見したことから、事態が一変する。 2022.03.04 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『いつもの寄り道』 結婚してまだ1年の伏見加奈子だが、夫の謙治が大阪へ出張に行くと言ってでかけたあと、青森の温泉旅館の火事に巻き込まれて死んだと連絡があった。謙治は、若い女性と一緒に宿泊していて、火事に巻き込まれたらしい。 2022.03.03 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『真夜中のオーディション』 売れない女優の戸張美里は、都合が悪くなった友人に代わって、オーディションを受けることになった。そのオーディションは変わっていて、まず時間が夜中の12時。場所はマンションの1室だった。美里に割り当てられた"役"は、12年前に行方不明になった少女・金井和恵を演じること。しかも、舞台やカメラの前ではなく、現実世界で和恵になりきって欲しいというのが、先方からの依頼だった。 2022.03.02 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『納骨堂の悪魔』 前作『やさしすぎる悪魔』で、矢吹真由子を危険な目に遭わせてしまったお詫びということで、花園学園高校の名物三人組、矢吹由利子と弘野香子、桑田旭子プラス由利子の妹真由子の4人は、試験休みと週末を利用して、ドイツへの「短期語学研修」に行くことに。飛行機の中で出会った会社社長・明石幸男に昼食をおごってもらうことになった4人だったが、食事の途中、席を外した明石が行方不明になってしまう。明石の部下・三好が乗った車が爆発するなど、日本を離れても事件にまとわりつかれるはめに。そして、明石の知り合いだという女性マリア・バートリの城へ招待される。 2022.02.27 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『闇が呼んでいる』 女子大生の田渕美香、池内小百合、轟淳子、黒沼さとみの4人は、ある朝マリファナの匂いが籠もる部屋で全裸で目を覚ました。前の晩、アメリカ人らしい3人の男の子たちと薬をやっている間に、何か飲まされてわけがわからなくなってしまったらしい。部屋を出ようとしたところ、建物に警察が家宅捜索に入ってきた。機転を利かせた美香は、被害者として警察に助けを求める。 2022.02.23 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『やさしすぎる悪魔』 花園学園高校の3人組、矢吹由利子と弘野香子、桑田旭子がレストランで食事をしていると、近くのテーブルで食事をしていた男性が、連れの女性をナイフで刺そうとした。3人組の活躍で男を取り押さえたのだが、その男は「ここは私がごちそうするわ」と、女性が自分を馬鹿にしたと憤慨していた…翌日、カラオケ中に酔って骨折した教師に代わりに、花園学園へやって来たのは、昨晩、男にナイフで刺されかけた女性・暁久美枝だった。 2022.02.21 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼ブランドはお好き?』 ファッションデザイナーの玉子・小林麻乃は、夜の公園で女子社員に向けてマントを翻すフォン・クロロックを見て、黒と紅の取り合わせを取り入れたデザインを思いついた。社長の草間紫音に褒められたが、なぜかショーの前日にクビに。そして、そのショーでは麻乃が描いたデザインをベースにした作品が多数出展されていた。 2022.02.19 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『復讐はワイングラスに浮かぶ』 A事務器では、新しく入った女性社員が長続きせず、数ヶ月で辞めてしまうことに頭を悩ませていた。そこで、人事課長の峰山と、庶務課の久我幸代が、若い女子社員を引き留めるための策を講じた。幸代の甥を入社させ、女子社員たちの気を引こうと考えたのだ。 2022.02.15 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『無言歌』 娘の結婚式の日の朝、大学教授の柳原利明の携帯に、元浮気相手の内山晶子から「私も今日結婚するんです」とメールが入った。しかし、晶子は、披露宴の前に姿を消してしまった。一方、柳原の大学では、文学部長が急死し、新しい学部長候補として柳原の名前が挙がる。その柳原の選挙参謀が、柳原の娘・真由美と結婚した講師の馬淵貞之だった。また、柳原の次女で高校生の亜矢の親友・倉谷純子は、不倫の恋に悩んでいた。 2022.02.13 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『昼と夜の殺意』 ピアニストを目指す水城澄音と、ヴァイオリニストを目指す韻子(かずこ)は、腕の病気によって自らのピアニストとしての生命が絶たれてしまった、母・貞子からの英才教育を受けて育った。私生活は自由奔放な澄音に対し、音楽以外に関してはうぶな韻子。そんな韻子に結婚を申し込んでいた栗崎の出張先である札幌に、澄音にもらった航空チケットを使って飛んだ韻子だったが、そこで見たのは栗崎のベッドから起き上がる、裸の澄音の姿だった。 2022.02.11 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『泥棒は幻を見ない』 子供を虐待して死なせた鎌田直也が、肩から斜めに一太刀で切られて殺害された。傷を見た今野淳一は、並みの腕前ではないと判断する。また、勤めていた警察署から1億円を盗み出した竹原紘二も、バッサリと斬られて殺害された。 2022.02.09 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『パパの愛した悪女』 布川香織の母・栄恵は、「好きな人ができてしまいました。彼と二人で死のうと決めました」と書き置きを残して家を出た。その4日後、海岸沿いのホテル近くの崖の上に、男女2人の靴が並べて置かれているのが発見された。 2022.02.05 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『まっしろな窓』 高校生の疋田香織の母・瑛子は、団地共済会の会長を務めていた。共済会には、団地の住民だけでなく、周辺住民も加入していたのだが、集会所で開くバザーのテーブル配置を巡って、団地の住民と外の住民が揉めはじめた。ついには、団地に住む浜田が、団地の外に住む吉野を殴り倒してしまい、吉野は死亡した。団地の住民が、吉野から殴りかかってきたと証言するのに対し、団地の外の住民は、浜田がいきなり殴りかかってきたと証言する。団地の内と外の住民たちの対立は、香織が通う学校での人間関係にも影響してしまう。 2022.02.03 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『昼下がりの恋人達』 結婚を控えた秀治と純江は、郊外にマイホームを構えた。職場から2時間かかる新居から、乗客がいない電車に乗っていると、次の駅で乗ってきたお年寄りが、突然苦しみはじめた。次の駅でそのお年寄りを降ろし、駅へと担ぎ込んだが、お年寄りは2度目の発作で亡くなった。しかし、病院へ運び込んでくれた秀司と純江には、遺産の一部として5千万円が遺されていた。 2022.01.31 ├ 赤川次郎