赤川次郎

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【読書】赤川次郎『本日もセンチメンタル』

成屋詩織が恋人の本間隆志と、友人の水嶋添子と買い物に行ったところ、立てこもり騒ぎに遭遇した。人質になったのは詩織!警察が突入する寸前、犯人は詩織と共に投降したが、2人はなぜかワンワンと泣いていた。犯人の話を聞いているうちに泣き出してしまったのだという。
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【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの恋占い』

女子高生の森下有貴は、占い師の立花リカから、公園のベンチに置いたハンカチを拾ってくれた人が運命の人だと言われるが、有貴が置いたハンカチを拾った人は、プロ野球で引退をささやかれる41歳の山関隆一だった。また、有貴がハンカチを置いた公園には、3人を殺害した犯人・沢田克也を追って片山刑事も来ていた。
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【読書】赤川次郎『ロマンティック』

高校3年生の志村奈美は、友人の遠山祐子と、高校途中で編入してきた睦爽子の3人で、夏休みを使って別荘へ行くことに。現地で1つ年上の大学生3人と落ち合うことになっていたが、その中の1人、牧野史雄と爽子は、かつて駆け落ちをした仲だった。奈美と祐子の策略によって再会した2人だったが…
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【読書】赤川次郎『吸血鬼は初恋の味』

泉ルミと佐伯哲也は、かつて恋人同士だったが、ルミの海外出張中にお互いが死んだと吹き込まれた。しかし、ルミは社長の息子・安田則男との結婚披露宴の最中に、死んだはずの佐伯と再会する。
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【読書】赤川次郎『危険な相続人』

21歳にして企業グループの社長を務める堂之池桐子には、付き合っている男性を殺したくなるという癖があった。そしてまた、堂之池家の目の前で、桐子の恋人・内田浩一が殺害された。
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【読書】赤川次郎『めざめ』

柳原美沙の両親、啓介と美知代は、11歳の時に啓介の弟・隆士に惨殺された。同じ日、近所の交差点では中学2年生の佐伯修がトラックにはねられた。修は搬送先の病院で死亡が確認されたが、その1時間後に息を吹き返した。しかし、修の身体に宿った魂は、柳原美知代のものだった。
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【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの無人島』

10年前に炭鉱が閉山になり、無人になった軍艦島に灯が点った。かつての島民たちが暮らす家々には、元組合副委員長・江川哲也の名でパーティーを開く旨の連絡が届いた。警視庁捜査1課の刑事・片山は、友人の倉田に依頼され、ホームズらとともに軍艦島へ向かう船に乗船する。
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【読書】赤川次郎『路地裏の吸血鬼』

峰岸秀一が迷い込んだ袋小路の板塀を拳で叩くと、ぽっかりと入り口ができた。中に入ると、立派なドアがあり、その中に入ると豪華な居間のテーブルの上にステーキが置かれていた。至福のひとときを過ごした秀一だったが、全身の血を抜かれた状態で見つかってしまう。
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【読書】赤川次郎『死と乙女』

高校生の梓梨江は帰りの電車の中で見た男性が、死のうとしていることを感じ取った。その男性は、1年生の時に同じクラスだった神田なつ子の父親だった。なつ子の父の会社が倒産し、なつ子は学校を辞めることになっていた。梨江はなつ子の父が死のうとしていると感じたことを言うかどうか悩むが…
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【読書】赤川次郎『死者におくる入院案内』

『〈外科〉霧の夜の忘れ物』霧が立ちこめた夜、郊外の団地の敷地内で、帰宅中の女性・山野久代が何者かに襲われた。久代は下腹部を切り裂かれた状態で、翌朝発見された。同じ団地に住む井上洋子と久代は4年前の同じ日に、同じ病院で盲腸の手術を受けていた。
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【読書】赤川次郎『天使と歌う吸血鬼』

遊園地〈Mワールド〉を、来日中の中米の国防長官が見学することになった。その歓迎式典では無名だった歌手・村浜みすずが歌を歌うことに。しかし、〈Mワールド〉をテロリスト集団が襲い、人質を取られてしまった。フォン・クロロックの活躍もあって、無事テロリストらは逮捕されるが…
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【読書】赤川次郎『クリスマス・イヴ』

水島雄太と永田エリは同じ劇団に所属する俳優。クリスマス・イヴにホテルで行われるイベントに声がかかった。エリは死体役、水島は犯人役。そして、探偵役は同じ劇団からスターの座に上り詰めた北川竜一が当てられた。北川とエリは以前交際していて、エリは北川の子を中絶した経験があった。また、水島の妻・久仁子も以前北川と交際していて、最近再び2人の距離が近づきつつあった。
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【読書】赤川次郎『夢みる妹たち』

門井貞男の娘・舞が、電車で1時間半かかる私立幼稚園に合格したのをきっかけに、妻の涼子と舞は、幼稚園近くのマンションに暮らすことになった。時を同じくして、涼子の妹の美雪と由香が受験のために上京してきて、貞男と一緒に暮らすことになる。舞は幼稚園の体験入園で、さっそく松代エリという友人を作るが、エリの母親は事故で亡くなっていた。
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【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの戦争と平和』

片山と晴美、ホームズの3人(!)は、親戚の法事に出た帰り、道に迷ってしまう。ようやく、人家の明かりが見えたと思ったら、車は宙に投げ出され、前後に裂けてしまった。そこでは村を二分した争いが続けられていて、片山らが乗った車は道路に埋められた地雷に触れてしまったのだった。そして、片山は沼田家、晴美は大泉家に救出されるが、またしても両家の間で戦争が起きようとしていた。
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【読書】赤川次郎『吸血鬼は炎を超えて』

フォン・クロロックと娘のエリカ、エリカの友人橋口みどりと大月千代子は、クロロックの取引先の新社屋完成披露パーティに出席するが、パーティーの最中、下階で火事が発生する。さらに、クロロックの敏感な鼻は、血の臭いを嗅ぎつけていた。
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【読書】赤川次郎『恋愛届を忘れずに』

安永恭子は、課長の峰島と専務の山村から、会社を救うために重要書類を先方に届けて欲しいと依頼される。しかし、秘書から書類を受け取った食堂で、一瞬目を離した隙に書類を盗まれてしまった。慌てて食堂から出た恭子は、似た恰好をしていた大学生の吉原和司を捕まえるが、別人だとわかって愕然とする。
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【読書】赤川次郎『結婚以前』

OLの住谷弓子が送別会の翌日目を覚ますと、隣には見知らぬ男性・中宮貴志が!貴志の父親は大企業の社長。弓子はその会社に出向することになり、社長直轄のプロジェクトのチーフになってしまう。貴志には綾之池知江というフィアンセがいたが、知江は村上という妻子持ちの男性と恋仲になっていた。弓子がその村上に会いに行くと、出てきたのはダンディな独身男性で…
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【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの暗闇』

片山らが乗っていた長距離バスがトンネルの崩落事故に巻き込まれ、トンネルの中に閉じ込められてしまった。バスには、恋人を殺害して逮捕された八木沢勇の母と妹と、殺害された永田こずえの母と兄が乗り合わせていた。
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【読書】赤川次郎『シングル』

事務機器の会社に勤める辻山房夫は、親からの仕送りをせしめるために、洋子という架空の妻を作りだした。しかし、田舎から父親が出てくると聞いて、隣の席に座る山﨑聡子に相談を持ちかける。聡子には、元暴力団員を殺害して逃げている小田切和代という友人がいた。一方、辻山と同郷の真田邦也は、親に黙って学生結婚をしていた。その邦也の母親が、辻山の父親と一緒に東京に様子を見に来ると言い出して…
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【読書】赤川次郎『三世代探偵団 春風にめざめて』

画家の天本幸代、幸代の娘で女優の文乃、文乃の娘で高校生の有里。天本一家が往年の大女優・沢柳布子が主演する映画のプレミア上映会のレッドカーペットを歩いていたところ、見物客の人垣が一部崩れ、少女が下敷きになってしまった。少女は両親を亡くし、高校1年生の時に目をかけてもらった教師・宮里修を頼って東京に出てきたが、訪ねたアパートではアダルトビデオの撮影が行われており、そこで指示を飛ばしていたのが宮里だった。
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【読書】赤川次郎『殺し屋志願』

女子高生の新谷みゆきは、満員電車の中で30代半ばと思われる男性と乗り合わせた。小さな駅で電車が扉を開いたとき、男性が「アッ」と声をあげ苦しみはじめた。次の駅で男性とともに電車を下りたが、男性は背中をナイフで刺されていた。男性は鳴海という名の殺し屋で、駅のベンチに座りながらなぜこんなことになったかを語りはじめた。
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【読書】赤川次郎『ドラキュラ記念吸血鬼フェスティバル』

〈E社グループ記念イベント〉の開催が迫るなか、イベントに参加予定だったクリフ山口が麻薬所持で捕まった。イベントを担当する広告代理店では急遽代わりのプランを模索するが、生野が提案した〈ドラキュラ生誕五百年記念フェスティバル〉が通る。このイベントにぴったりの人物として、フォン・クロロックに白羽の矢が立てられる。
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【読書】赤川次郎『親しき仲にも殺意あり』

平田結美と森口容子は幼稚園の時からの大の仲良し。しかし、刑事になった容子に対して、結美の職業は組織の暗殺者。容子は部下の北川とともに、大学の同級生・佐々木恭一の警護を任されるが、その佐々木の命を、結美が組織からの命を受けて狙っていた。
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【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの好敵手』

飯田康男と河原茂の2人は小学生の時からのライバル。同じ中学、高校、大学へ進み、常にトップを争ってきた。就職するときになって、はじめて別の道を歩んだ2人だったが、飯田は社長になり、勤めた会社が倒産した河原を社員として雇った。その飯田の会社の社長室で、飯田の妻・咲子が殺害されてしまう。