├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼に鐘は鳴る』 神代エリカは父のフォン・クロロックとともに、ドイツの小さな町に木彫りのキーホルダーを買い付けにやってきた。この町の小高い丘の上には修道院があって、日本で女優として活躍した光田麻里がいた。5年前、妻子ある男性が麻里との恋に破れて自殺したあと、この地に来て修道女として生活していたのだった。 2023.03.09 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『グリーンライン』 秋川裕果は、公立中学からT女子学院へ編入した。そのT女子学院の廊下の真ん中には緑の線が描かれており、生徒はその線の上を歩く決まりになっていた。裕果が高校3年生になったある夜、ボーイフレンドの長久保元久と公園を歩いているところを、4人組の不良に襲われた。7年間眠り続けた裕果だったが、奇跡的に意識を取り戻す。その一方で、時効を間近に控えた4人の男たちは色めき立つ。 2023.02.24 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『半分の過去』 皆川祐子は、駅前のロータリーで、夫の伸夫が若い女性が運転する赤い車から下りるのを見てしまう!しかし、女性は、伸夫の大学の友人で、警察に追われている成田の妻・圭子だった。伸夫は祐子に内緒で、2人が逃げるのを手助けしていた。収入面で家庭を支えている伸夫が犯人隠匿で捕まっては大変と、祐子は伸夫に内緒で2人を別の家に引っ越しさせて、面倒を見ることにする。 2023.02.06 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『決闘』 大学に通う日比野征哉は、1度ベッドインしてしまったことがある女の子・向井久美から、妊娠したことを告げられる。しかも、不良仲間とつるんでいる久美の兄・忠男から、決闘を申し込まれる。決闘は翌朝5時。どう考えても勝ち目のない征哉は、どう闘うのか? 2023.02.03 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『おだやかな隣人』 小川昇が暮らす、郊外の戸建て住宅の隣りに、宮沢好男の一家が引っ越してきた。小川家は、昇が36歳、友子が34歳、娘の江里が8歳と、まったく同じ家族構成、年齢だった! 2023.01.16 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『おやすみ、夢なき子』 子どもの中学入試の説明会で意気投合した田所朋余と若菜愛子。しかし、朋余の幼馴染みで、28年前に行方不明になった平本亜紀子の死体が、廃屋の壁の中から見つかった。一方、父親殺しの罪で死刑判決を受けた谷川恵美子は、刑事の松本悟の手によって、裁判所から連れ去られる。朋余と愛子、恵美子の3人には、子供の頃に夢をみなかったという共通点があった。 2023.01.14 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『フルコース夫人の冒険』 カルチャースクールの常連・中沢なつきは、近隣のカルチャーセンターや文化教室の類いのほとんどに顔を出していることから、〈フルコース夫人〉と呼ばれていた。そんななつきに目をつけたのが、芸能プロに勤める藤原だったが、なつきは藤原が学生時代に一目惚れした相手だった。CF(コマーシャルフィルム)に出演することになったなつきだったが、撮影現場で娘のさやかとのツーショットが監督の目にとまり、親子主演で映画に出ることに! 2023.01.09 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『消えた男の日記』 大物政治家が絡む事件を深追いしすぎた入江は、部下の柴田依子、大内栄二と共に現場を離れ、小さな田舎町の警察署での〈特別研修〉の講師を命じられた。今回、講師を引き受けた町では、駅を降りた途端、入江に「お父さん」と呼びかける少女が…少女の父親は失踪し、頭が少しおかしくなっているのだと署長が説明するが、その晩、依子たちに向けて少女が投げ文を寄こした。依子は少女の父親が遺したという日記帳を手に入れるが、中身はラテン語で書かれていた。 2023.01.07 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『キャンパスは深夜営業』 大学生の久保山良二に彼女ができた!しかし、その彼女・若林知香は、亡くなった父親の跡を継いで、泥棒グループの親分だった。良二と知香は泥棒グループから身を隠すことに。2人が選んだ潜伏先は、大学の構内だった。その初日、2人は「先生を殺そう」と話している声を聞いてしまう。 2023.01.05 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『窓からの眺め』 吉川一徳は海運業の会社で働くサラリーマン。大阪出張からの帰りに車を走らせていたら、眠気に襲われて単独事故を起こしてしまった。そこに駆けつけてくれたのは、大きなバイクに乗った女性。女性は、車の修理を手配してくれただけでなく、倒産の危機にあった会社をたてなおし、吉川が抱えていたサラ金の返済まで肩代わりしてくれた。 2023.01.03 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『追憶時代』 門倉真由子は軽井沢でテニスをしたあと失踪した。遠く離れた町でそば屋を営む夫婦に助けられたが、1週間続いた高熱が引いたあと、真由子は記憶を失っていた。そば屋で〈夏〉として2年を過ごした真由子の前に、父親の門倉正也が現れ、自宅に帰ることができた真由子は、手帳に名前のある友人たちと会い、失った記憶を取り戻そうとする。しかし、そんな真由子の前に、真由子に殺された佐川紀子の姉だと言う人物が現れる。 2022.12.30 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『殺人を呼んだ本 ―わたしの図書館―』 松永三記子は、とあるお金持ちが作った図書館の管理をすることになったが、この図書館には幽霊が出るらしい。三記子が仕事をしていると、30代くらいの女性が訪ねてきて、「うちの子供がここにいると思うんですけど」と言ってきた。女性が捜しているのは、薫という10歳の男の子だったが、三記子が一瞬目を離すと、女性は消えていた。さらに、その時三記子が手に取っていた本を開くと、表紙の見返しに〈薫〉と書かれていた。 2022.12.28 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『黒い壁』 会社員の利根貞男は、ドイツに行っていた野川卓也からベルリンの壁の破片をもらう。翌週、利根は、帰り道の途中、1人の女性が地面に這って、救いを求める手を差し伸べているのを見かけた。利根が女性を助けようとすると、繰り返し銃声が。女性は利根にペンダントを渡した後、絶命した。意識を失った利根が再び目を覚ますと、女性の死体や、女性の下に流れ出ていた血、道路にめり込んだはずの銃弾の痕はすべて消え去っていた。 2022.12.26 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『万有引力の殺意』 学校で木から落ちて腕をケガした新名里美が、母・明美に連れられて団地の前まで帰ってきたところで、ドシンという音を聞いた。角を曲がると、背広姿の男性が倒れており、脇には2つに割れた植木鉢が転がっていた。どうやら男性は、架空の投資話を団地の住民らに持ちかけていた人物らしい。 2022.12.19 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼と呪いの森』 仲村めぐみの一家は郊外の戸建て住宅に引っ越した。しかし、真夜中めぐみが窓の外を見ると、木の枝が間近に…家の近くに森はあるが、家の窓に枝が届くような距離ではない。 2022.12.16 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『模範怪盗一年B組』 深沢爽子と日向彰、佐々木裕一の3人は、天文学部の高校1年生。夜中の天文観察中、天文台から望遠鏡を落っことして、下にいた泥棒に命中させてしまう。責任を感じた3人は、泥棒をかくまうが、今度は天文学部の顧問・荒俣先生が射殺されてしまう。 2022.12.13 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『本日もセンチメンタル』 成屋詩織が恋人の本間隆志と、友人の水嶋添子と買い物に行ったところ、立てこもり騒ぎに遭遇した。人質になったのは詩織!警察が突入する寸前、犯人は詩織と共に投降したが、2人はなぜかワンワンと泣いていた。犯人の話を聞いているうちに泣き出してしまったのだという。 2022.12.10 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの恋占い』 女子高生の森下有貴は、占い師の立花リカから、公園のベンチに置いたハンカチを拾ってくれた人が運命の人だと言われるが、有貴が置いたハンカチを拾った人は、プロ野球で引退をささやかれる41歳の山関隆一だった。また、有貴がハンカチを置いた公園には、3人を殺害した犯人・沢田克也を追って片山刑事も来ていた。 2022.12.05 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『ロマンティック』 高校3年生の志村奈美は、友人の遠山祐子と、高校途中で編入してきた睦爽子の3人で、夏休みを使って別荘へ行くことに。現地で1つ年上の大学生3人と落ち合うことになっていたが、その中の1人、牧野史雄と爽子は、かつて駆け落ちをした仲だった。奈美と祐子の策略によって再会した2人だったが… 2022.11.30 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼は初恋の味』 泉ルミと佐伯哲也は、かつて恋人同士だったが、ルミの海外出張中にお互いが死んだと吹き込まれた。しかし、ルミは社長の息子・安田則男との結婚披露宴の最中に、死んだはずの佐伯と再会する。 2022.11.27 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『危険な相続人』 21歳にして企業グループの社長を務める堂之池桐子には、付き合っている男性を殺したくなるという癖があった。そしてまた、堂之池家の目の前で、桐子の恋人・内田浩一が殺害された。 2022.11.24 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『めざめ』 柳原美沙の両親、啓介と美知代は、11歳の時に啓介の弟・隆士に惨殺された。同じ日、近所の交差点では中学2年生の佐伯修がトラックにはねられた。修は搬送先の病院で死亡が確認されたが、その1時間後に息を吹き返した。しかし、修の身体に宿った魂は、柳原美知代のものだった。 2022.11.20 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの無人島』 10年前に炭鉱が閉山になり、無人になった軍艦島に灯が点った。かつての島民たちが暮らす家々には、元組合副委員長・江川哲也の名でパーティーを開く旨の連絡が届いた。警視庁捜査1課の刑事・片山は、友人の倉田に依頼され、ホームズらとともに軍艦島へ向かう船に乗船する。 2022.11.20 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『路地裏の吸血鬼』 峰岸秀一が迷い込んだ袋小路の板塀を拳で叩くと、ぽっかりと入り口ができた。中に入ると、立派なドアがあり、その中に入ると豪華な居間のテーブルの上にステーキが置かれていた。至福のひとときを過ごした秀一だったが、全身の血を抜かれた状態で見つかってしまう。 2022.11.17 ├ 赤川次郎