読書

└ 東野圭吾

【読書】[オススメ]東野圭吾『容疑者Xの献身』

ガリレオこと天才物理学者・湯川学の今回の相手は、学生時代の知人・数学教師の石神。石神のアパートの隣の部屋に住む母娘が、元夫を殺害したとみて警察は捜査を行うが、ことごとく壁にぶち当たる。湯川は、石神の関与があるとみて接触を図るが…天才対天才の対決!
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『クリスマス・イヴ』

水島雄太と永田エリは同じ劇団に所属する俳優。クリスマス・イヴにホテルで行われるイベントに声がかかった。エリは死体役、水島は犯人役。そして、探偵役は同じ劇団からスターの座に上り詰めた北川竜一が当てられた。北川とエリは以前交際していて、エリは北川の子を中絶した経験があった。また、水島の妻・久仁子も以前北川と交際していて、最近再び2人の距離が近づきつつあった。
▼著者 サ行

【読書】殊能将之『ハサミ男』

少女を絞殺し、喉にハサミを突き立てる、通称〈ハサミ男〉。2人目の被害者を出したあと、3人目の被害者として名門高校に通う樽宮由紀子に白羽の矢が立てられた。入念な下見を経て、ついに結構日に。しかし、由紀子は何者かに〈ハサミ男〉と同じ手口で殺害されてしまう。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『長い長い殺人』

レストランを経営する塚田和彦の元妻・太田逸子が殺害された。さらに、塚田の愛人・森元法子の夫・森元隆一も殺害される。2人には多額の保険金がかけられており、世間の目は塚田と法子へと向けられるが、犯行時のアリバイがあったため、警察は手を出せないでいた。犯行はさらに続くが、警察は真犯人に辿り着けるのか?
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『幻夜』

町工場を経営する水原幸夫が自殺した。その通夜の翌朝、阪神大震災が町を襲う。幸夫の息子・雅也は、がれきの中に横たわる叔父の俊郎を殴り殺してしまう。それを見ていたのが、近くに住む新海美冬だった。2人は東京に出て、新たな人生を歩み始める。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『夢みる妹たち』

門井貞男の娘・舞が、電車で1時間半かかる私立幼稚園に合格したのをきっかけに、妻の涼子と舞は、幼稚園近くのマンションに暮らすことになった。時を同じくして、涼子の妹の美雪と由香が受験のために上京してきて、貞男と一緒に暮らすことになる。舞は幼稚園の体験入園で、さっそく松代エリという友人を作るが、エリの母親は事故で亡くなっていた。
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『そして二人だけになった』

あるプロジェクトに関わる6人は、A海峡大橋のアンカレッジに秘密裏に造られた国家機密の核シェルターで4週間の実験を行うことになった。しかし、勅使河原潤は弟が代役を務め、勅使河原の秘書の森島有佳は双子の妹が代役を務めていた。無難にスタートしたかに見えた実験だったが、2日目の朝にシステムが緊急事態モードになり、シェルターからの退出が不可能に、さらに、電話も不通になる。そして、物理学者の志田雄三の死体が発見される。
├ 阿津川辰海

【読書】阿津川辰海『蒼海館の殺人』

〈僕〉こと田所信哉は友人の三谷緑郎とともに、同級生で不登校になってしまった葛城輝義を訪ねる。葛城家はY村の中の高台にあったが、田所らが訪ねた日は台風が近づいてきて大雨に。近くを流れる川は氾濫し、逃げ遅れた村民たちを屋敷に避難させたが、屋敷の中では連続殺人事件が起きていた。以前に事件を解決したこともある迷探偵の輝義は身内に疑いの目を向ける。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの戦争と平和』

片山と晴美、ホームズの3人(!)は、親戚の法事に出た帰り、道に迷ってしまう。ようやく、人家の明かりが見えたと思ったら、車は宙に投げ出され、前後に裂けてしまった。そこでは村を二分した争いが続けられていて、片山らが乗った車は道路に埋められた地雷に触れてしまったのだった。そして、片山は沼田家、晴美は大泉家に救出されるが、またしても両家の間で戦争が起きようとしていた。
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『未来』

10歳で父親を亡くしたばかりで、母親も精神障害で苦しむ佐伯章子のもとに、20年後の章子を名乗る女性から手紙が届いた。章子は波乱に充ちた10代前半を、20年後の章子に宛てた手紙として残す。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『吸血鬼は炎を超えて』

フォン・クロロックと娘のエリカ、エリカの友人橋口みどりと大月千代子は、クロロックの取引先の新社屋完成披露パーティに出席するが、パーティーの最中、下階で火事が発生する。さらに、クロロックの敏感な鼻は、血の臭いを嗅ぎつけていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『さまよう刃』

長峰重樹の娘・絵摩は、花火大会の夜に少年たちに暴行目的でさらわれ、薬物によってショック死した。その長峰の元に、暴行した少年の1人は伴崎敦也だとの密告電話が入る。長峰は伴崎の部屋に忍び込み、絵摩が暴行される様子を映したビデオを目にする。その最中、帰宅した伴崎を台所にあった包丁でめった刺しにしてしまう。さらに、もう1人の少年が菅野快児で、長野のペンションに潜んでいるとの密告電話が長峰の元にかかってくる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『恋愛届を忘れずに』

安永恭子は、課長の峰島と専務の山村から、会社を救うために重要書類を先方に届けて欲しいと依頼される。しかし、秘書から書類を受け取った食堂で、一瞬目を離した隙に書類を盗まれてしまった。慌てて食堂から出た恭子は、似た恰好をしていた大学生の吉原和司を捕まえるが、別人だとわかって愕然とする。
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】ジェフリー・アーチャー『悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班』

ロンドン警視庁の警部補に昇進したウィリアム・ウォーウィックは、新たに設けられた内務監察特捜班に配属される。容姿、逮捕歴ともに優秀な所轄の刑事・サマーズを標的にしたウォーウィックは部下の刑事たちを使ってサマーズの尻尾を掴もうとするが、1人の女性捜査官がサマーズの毒牙にかかってしまう。また、サマーズの捜査と並行して、麻薬王・アッセム・ラシディの裁判が開かれる。
▼著者 カ行

【読書】樹島千草『耳をすませば』

中学3年生の時、本の貸し出しカードがきっかけで知り合った二人、月島雫と天沢聖司は、夢を追い求めてそれぞれの道を歩き出した。10年後、児童文学作家を目指す雫は、児童書の編集部で働きながら、新人賞に応募する生活を続けていた。一方、チェリストになることを夢見てイタリアへ渡った聖司は、なんとかプロとして生活できるようになっていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『使命と魂のリミット』

帝都大学病院の心臓外科で研修医として勤務する氷室夕紀は、動脈瘤の手術の失敗で、父の健介を亡くしていた。その時の執刀医が、心臓外科の教授・西園陽平だった。しかも、母の百合恵は西園との再婚を考えているという。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『結婚以前』

OLの住谷弓子が送別会の翌日目を覚ますと、隣には見知らぬ男性・中宮貴志が!貴志の父親は大企業の社長。弓子はその会社に出向することになり、社長直轄のプロジェクトのチーフになってしまう。貴志には綾之池知江というフィアンセがいたが、知江は村上という妻子持ちの男性と恋仲になっていた。弓子がその村上に会いに行くと、出てきたのはダンディな独身男性で…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの暗闇』

片山らが乗っていた長距離バスがトンネルの崩落事故に巻き込まれ、トンネルの中に閉じ込められてしまった。バスには、恋人を殺害して逮捕された八木沢勇の母と妹と、殺害された永田こずえの母と兄が乗り合わせていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『夜明けの街で』

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた渡部は、ひょんなことから会社に派遣されてきた女性・仲西秋葉と恋に落ちた。秋葉もまた、もし結婚相手が浮気したら殺すと豪語していたが、2人の仲は急速に接近していく。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『シングル』

事務機器の会社に勤める辻山房夫は、親からの仕送りをせしめるために、洋子という架空の妻を作りだした。しかし、田舎から父親が出てくると聞いて、隣の席に座る山﨑聡子に相談を持ちかける。聡子には、元暴力団員を殺害して逃げている小田切和代という友人がいた。一方、辻山と同郷の真田邦也は、親に黙って学生結婚をしていた。その邦也の母親が、辻山の父親と一緒に東京に様子を見に来ると言い出して…
▼著者 ア行

【読書】市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』

航行試験中の新型気曩式浮遊艇ジェリーフィッシュが山岳地帯に不時着。乗員6名はいずれも他殺体で発見された。マリア・ソールズベリー警部と九条漣刑事のコンビが捜査にあたる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三世代探偵団 春風にめざめて』

画家の天本幸代、幸代の娘で女優の文乃、文乃の娘で高校生の有里。天本一家が往年の大女優・沢柳布子が主演する映画のプレミア上映会のレッドカーペットを歩いていたところ、見物客の人垣が一部崩れ、少女が下敷きになってしまった。少女は両親を亡くし、高校1年生の時に目をかけてもらった教師・宮里修を頼って東京に出てきたが、訪ねたアパートではアダルトビデオの撮影が行われており、そこで指示を飛ばしていたのが宮里だった。
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『ボトルネック』

高校1年生の嵯峨野リョウは、2年前に事故死した恋人・諏訪ノゾミを弔うために、福井県の東尋坊を訪れた。転落防止の鎖から身を乗り出して崖下を覗いているうちに、ノゾミの声が聞こえた気がした。次の瞬間、リョウは宙へと投げ出されていた。リョウが目覚めたのは、東尋坊ではなく、地元金沢の河川敷のベンチだった。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『マスカレード・ゲーム』

警視庁の稲垣管理官が、管内で発生した3件の殺人事件に共通点が多いことに気がついた。被害者はいずれも正面から刃渡り15cm前後のナイフで刺されているだけでなく、前科のある者たちだった。そのうちの1件の事件の関係者が、ホテル・コルテシア東京へ向かった。さらに、残り2つの事件の関係者も、続々とホテル・コルテシア東京に集結してくる。交換殺人ならぬローテーション殺人の可能性を感じとった新田係長らは、ホテル・コルテシア東京へ向かう。