映画化

▼著者 カ行

【読書】角田光代『八日目の蝉』

「お願いだから今回は見送って、もっといろんなことがきちんとしてから子供を作ろう」そう言って将来の約束をして堕胎を迫った不倫相手は、その数ヶ月後に妻との間に子供を授かった。留守中、不倫相手の夫婦の間に生まれた赤ん坊を見に行った希和子は、泣き止んだ赤ん坊が自分に向かって笑ったのを見て、衝動的に連れ出してしまう。希和子は、身分を偽り、過去を偽りながら逃避行を続けるが…
├ 浅倉秋成

【読書】浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』

「残念ながら今年度の採用枠は「1つ」にすべきという判断が下りました」IT企業スピアリンクスの最終選考に残った6人の学生たちの間に激震が走る。飛ぶ鳥を落とす勢いのSNS『スピラ』を運営するスピラリンクスが、新卒総合職の採用を開始。若干名の採用枠に5千人以上の応募が殺到。その中から最終選考に残った6人によるグループディスカッションの内容いかんでは、全員に内定を出すという説明を受け、準備を進めている最中の一報だった。
├ 辻村深月

【新刊】[文庫化]辻村深月『この夏の星を見る』

6/17、角川文庫より、辻村深月さんの『この夏の星を見る』が、文庫化されて発売されます。新型コロナウイルスがまん延した2020年、高校生と中学生が主体となって、コロナ禍でもできる、天体望遠鏡を自作し、目当ての星を望遠鏡で捉える腕前を競う〈スターキャッチコンテスト〉をオンラインで開催する。
├ 辻村深月

【新刊】[文庫]辻村深月『この夏の星を見る』

6/11、角川つばさ文庫より、辻村深月さんの『この夏の星を見る』が、文庫化されて発売されます。新型コロナウイルスがまん延した2020年。コロナ禍でもできる、天体望遠鏡を自作し、目当ての星を望遠鏡で捉える腕前を競う〈スターキャッチコンテスト〉をオンラインで開催する。
▼著者 カ行

【読書】櫛木理宇『死刑にいたる病』

大学生の筧井雅也のもとに届いた手紙は、シリアルキラー(連続殺人鬼)からのものだった!雅也が小学校高学年から中学生の頃に通ったベーカリーの店主・榛村大和は、24の殺人の罪で逮捕され、そのうち9件で立件されて1審で死刑判決を受けていた。しかし、その9件の中の1件は自らが犯した殺人ではないとして控訴していた。榛村は、その1件について調べて欲しいと雅也に依頼してきたのだった。
etc.

【その他】コンクラーベと聞いて思い浮かべる本

私がコンクラーベと聞いて思い浮かべるのは、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』です。『ダ・ヴィンチ・コード』に続く「ロバート・ラングドン シリーズ」の第2作として、トム・ハンクス主演で映画化されましたが、原作では「ロバート・ラングドン シリーズ」の1作目になっています。
├ 横山秀夫

【読書】[オススメ]横山秀夫『クライマーズ・ハイ』

1985年8月12日、群馬県多野郡上野村の高天原山山中ヘ日本航空が運航するジャンボジェット機123便が墜落した。地元地方紙の遊軍記者・悠木和雅は、この史上最悪の航空機事故の全権デスクを任される。墜落現場はどこか? 生存者はいるのか? 事故原因は何か?…刻々と入ってくる情報――凄まじい迫力、緊張感が読者を襲う1冊。
▼著者 カ行

【読書】角田光代『紙の月』

人が溺れていく様を見よ――。平凡な主婦だった梅澤梨花は、銀行でパートタイマーとして働きはじめた。フルタイマーに昇格すると、買い物の楽しさを知ることに。さらに、恋人を作り、恋人の借金を返済するために偽造した定期預金証書を使って横領をはじめる。
├ アガサ・クリスティー

【新刊】アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』

12/17、IBCパブリッシングより、アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』が発売されました。中東とフランスを結ぶオリエント急行が、大雪のため停車した。その夜、アメリカの富豪がめった刺しにされて殺害される。偶然列車に乗り合わせてい...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ』

祖父は脳梗塞で入院、実家の酒屋は火事で焼失、自らは父の飲酒運転での事故の身代わりがバレて失業。妹は大学進学を断念。人生のどん底まで落ちた咲良の前に現れたのは、小学2年生の娘を男手1つで育てる開業医の泉澤だった。2人はトントン拍子に入籍に至る...
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『新 謎解きはディナーのあとで2』

「お嬢様の目は節穴でございますか?」宝生家の令嬢で刑事の麗子に対する執事の暴言の数々…本屋大賞受賞から11年。東川篤哉の名を全国にとどろかせた『謎解きはディナーのあとで』がパワーアップした新シリーズになり、いよいよ2作目が登場!東川篤哉さん...
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『太陽の坐る場所』

同窓会に人気女優になったキョウコをよびたい!クラスメイトたちがあの手この手で誘いをかけるが…
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『少女』

湊かなえさんの『少女』を読みました。あらすじ小学生の時に剣道教室で出会った2人、桜井由紀と草野敦子。高校2年生の時に転入してきた紫織から、親友の自殺を見たことがあると聞き、由紀は人が死ぬ瞬間を見てみたいと、敦子は死体を見たいと考えるようにな...
▼著者 マ行

【読書】道尾秀介『カラスの親指』

道尾秀介さんの『カラスの親指』を読みました。あらすじ 友人の保証人になったことから借金苦に陥り、取り立ての手伝いをするようになり、ついには女性を自殺に追い込んでしまった経験を持つ武沢竹夫。ヤミ金融の情報を警察に提供して、組織を撲滅させたが、...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』

伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングが地球を回す』を読みました。あらすじ天才的なスリ・久遠、人間嘘発見器・成瀬、演説の達人・響野、精密な体内時計を持つ雪子の4人は、計画通り銀行強盗に入り、4千万円を強奪した。しかし、逃走途中に思いがけない事態に...
├ 島本理生

【読書】島本理生『ナラタージュ』

島本理生さんの『ナラタージュ』を読みました。あらすじ 大学2年生の工藤泉は、高校時代の演劇部の顧問・葉山に頼まれて、演劇部の公演に参加することになった。演劇部は3年生3人だけになってしまい、最後に少しにぎやかにやってやりたいのだという。泉と...
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』

湊かなえさんの『白ゆき姫殺人事件』を読みました。あらすじ 雑木林の中で、化粧品会社の女性社員が刃物で十数ヶ所刺された上、灯油をかけて焼かれているのが見つかった。『週間太陽』の記者・赤星は、独自取材を進め、同じオフィスで働く城野美姫が犯人であ...
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『朝が来る』

辻村深月さんの『朝が来る』を読みました。あらすじ 栗原清和、佐都子夫妻は、不妊治療を断念し、特別養子縁組という制度を用いて子供を授かることを決めた。夫妻のもとへやってきたのは、中学生の少女が出産した男の子。この子に、朝斗という名をつけ、養子...
├ 横関大

【読書】横関大『ルパンの娘』

横関大さんの『ルパンの娘』を読みました。あらすじ図書館で勤務する三雲華は、交際相手である桜庭和馬の実家に連れて行かれた。しかし、公務員としか聞かされていなかった和馬の職業は刑事。さらに、祖父母に両親、妹まで全員警官の警察一家だった。実は、華...
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『告白』

湊かなえさんの『告白』を読みました。あらすじ 「愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです」終業式の日のホームルームで、担任の森口悠子が生徒たちの前で衝撃の告白を行った。森口の4歳の愛娘・愛美は、1ヶ月前に学校のプール...
▼著者 ア行

【読書】乾緑郎『完全なる首長竜の日』

乾緑郎さんの『完全なる首長竜の日』を読みました。 あらすじ漫画化の和淳美は、15年続いた連載が、新編集長の方針の下、打ち切りとなってしまう。その淳美には、自殺未遂を図って植物状態になった弟の浩市がいたが、植物状態になった患者とコミュニケーシ...
▼著者 サ行

【読書】塩田武士『罪の声』

塩田武士さんの『罪の声』を読みました。あらすじ大日新聞文化部の阿久津英士は、年末企画『ギン萬事件――31年目の真実――』の担当として、社会部に借り出される。ギン萬事件は、かつて日本を震撼させた食品会社脅迫事件だが、迷宮入りのまま時効を迎えて...
└ 中山七里

【読書】中山七里『護られなかった者たちへ』

中山七里さんの『護られなかった者たちへ』を読みました。あらすじ 居住者がいなくなったアパートの一室で、福祉保険事務所に勤める三雲忠勝の死体が見つかった。三雲は両手両足を拘束された上で口を塞がれ、餓死させられていた。さらに、農機具小屋の中で、...
├ 島本理生

【読書】島本理生『Red』

島本理生さんの『Red』を読みました。あらすじ 夫と2歳の娘、義母と家を空けていることが多い義父と暮らしている村主塔子は、友人の結婚式で、20歳の頃不倫をしていた会社役員・鞍田秋彦と再会する。その鞍田から、現在面倒を見ている会社で契約社員と...