弁護士

├ 柚月裕子

【読書】柚月裕子『最後の証人』

「最後にもう1人証人を召喚したいと思います」かつて検事だった佐方貞人は、検事を辞めたあと弁護士として働いていた。今回弁護を引き受けたのは、密室となったホテルの1室での殺人事件の被告。やがて、事件の背後に7年前に起きたある交通事故の影がちらつきはじめる。佐方は、最後にもう1人の証人が法廷で証言してくれるか否かが、この裁判の結果を左右すると考える。「佐方貞人シリーズ」の第1弾!
▼著者 ハ行

【読書】法坂一広『弁護士探偵物語 天使の分け前』

主婦とその1歳の娘を殺害した罪に問われた内尾を弁護することになった「私」。しかし、裁判の進め方に異を唱えたことから懲戒処分を受けてしまう。「天使の分け前」とは、蒸留酒を樽で発酵させたときに、水分やアルコール分が蒸発して目減りすることを言いま...
├ 三日市零

【読書】三日市零『復讐は合法的に』

弁護士資格を持ち、現在は法律探偵事務所を営むエリスは、"裏メニュー"として「復讐」を仕事として請け負っていた。法律の専門家としての知識を最大限に利用して、犯罪すれすれの"合法的な復讐"を行う。そのエリスもまた、表の顔と裏の顔を器用に使い分け...
├ 新川帆立

【新刊】新川帆立『ひまわり』

11/13、幻冬舎より、新川帆立さんの『ひまわり』が、刊行されました。交通事故で頸椎を損傷したひまりは、一念発起、弁護士を目指して司法試験合格を目指すが、鉛筆も握れなければ六法全書も開けない。ひまりの前に立ち塞がる重い扉は開くのか?概要ある...
├ 新川帆立

【読書】新川帆立『倒産続きの彼女』

新川帆立さんの『倒産続きの彼女』を読みました。あらすじ 弁護士の美馬玉子が勤める弁護士事務所は、倒産の危機にあるアパレルメーカーのゴーラムの対応を行っていた。そこに、経理部の近藤まりあが勤める会社がこれまで3社すべて倒産しているとの通報が寄...
└ 中山七里

【読書】中山七里『殺戮の狂詩曲』

介護付き有料老人ホーム〈幸朗園〉で、入居者9人が惨殺される事件が発生した。犯人は〈幸朗園〉で働く介護士・忍野忠泰。宿直の職員3人を拘束したのち、全入居者39人を殺害しようとしていた途中で、偶然園に残っていた園長に解放された職員によって取り押さえられた。忍野の弁護を引き受けたのは、かつて〈死体配達人〉と呼ばれる事件を起こした御子柴礼司。〈死体配達人〉と令和最初で最悪の凶悪犯。御子柴は、裁判で忍野の無罪を主張する。
└ 中山七里

【読書】中山七里『復讐の協奏曲』

優秀だが悪辣で弁護費用は法外であることで有名な弁護士・御子柴礼司の懲戒請求を呼びかけるブログに乗じた市民から、800通以上の懲戒請求が届く。これに対し、御子柴は名誉毀損だとして、1名当たり150万円の損害賠償を求める。そんな事務作業に追われる中、御子柴弁護士事務所の職員・日下部洋子が殺人罪で逮捕された。洋子が知原徹矢と食事をして別れたあと、知原はナイフで刺されたが、凶器のナイフから洋子の指紋が検出されたのだ。
└ 中山七里

【読書】中山七里『悪徳の輪舞曲』

世田谷区三軒茶屋に住む元会社役員・成沢拓馬が鴨居から首を吊って死んでいるのが発見された。当初、成沢は自殺と見られたが、その後の捜査で他殺の疑いが浮上。妻の郁美が殺人容疑で逮捕された。郁美は〈死体配達人〉として世間を騒がせた園部信一郎、現在は悪徳弁護士として名を馳せる御子柴礼司の母親だった。御子柴は妹の梓から郁美の弁護を依頼される。
└ 中山七里

【読書】中山七里『恩讐の鎮魂曲』

埼玉県にある特別養護老人ホームで、介護士が入居者に殺害されるという事件が発生した。加害者は、かつて医療少年院で教官をしていた稲見武雄。少年時代、〈死体運搬人〉と呼ばれた凶悪事件を起こして医療少年院に入った御子柴礼司の担当教官その人だった。御子柴は、稲見の弁護を引き受け、裁判で無実を訴える。
└ 中山七里

【読書】中山七里『追憶の夜想曲』

法外な弁護料と引き換えに、依頼人に有利な判決を引き出すことで悪名高い弁護士・御子柴礼司。その御子柴が、高額な弁護料など見込めない夫殺しの被告・津田亜季子の弁護を自ら買って出た。対する検察は、御子柴の因縁の相手・岬恭平自らが法廷に立つ。
└ 中山七里

【読書】中山七里『贖罪の奏鳴曲』

弁護士の御子柴礼司は、フリージャーナリストの加賀谷竜次を埼玉県を流れる入間川に遺棄した。その一方で、二審まで担当した弁護士が病気で弁護を下りた東條美津子の最高裁審理を引き受ける。美津子は、夫の彰一が事故で運び込まれた病院で、人工呼吸器の電源を切って夫を殺害した罪で起訴されていた。