レビュー

├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『ベビーベッドはずる休み』

前作『ウェディングドレスはお待ちかね』で結婚することになった南条麗子と元不良・ケンの間には娘・幸子が生まれますが、ある晩、南条家に侵入者が現れます。ケンは知らせを聞いて駆けつけた麗子の双子の妹・美知と共に豪邸内を見回りますが、侵入者の形跡は見つかりません。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『待てばカイロの盗みあり』

「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」の2冊目となるこの作品ですが、妻・真弓が警備にあたることになった「古代エジプト秘宝展」の目玉、黄金のマスクが模造品であることがわかります。急遽エジプトから取り寄せた本物のマスクとこっそり入れ替えることになったのですが、真弓の部下・道田が推薦した人物は真弓の夫・淳一でした。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三世代探偵団 生命の旗がはためくとき』

天本有里の同級生須永令奈は、学校に向かう途中の下り坂で、危うく後ろから坂を下ってきた車に轢かれるところだった。それを助けたのが、このシリーズでお馴染みとなった村上刑事。車の運転席に座っていた男性は、胸を刺されて死亡していた。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『起承転結殺人事件』

中華料理店に人質をとって立てこもった犯人は、人質と交換に刑事を寄こせと要求してきた。要求に従って犯人のもとへ向かった井上刑事だが、犯人の様子がなんだかおかしい。自分は事故で沈んだ遊覧船の元船長だが、あれは事故じゃないと言い残して自殺してしまった。大貫警部と共に観光船の事故を調べに行った井上だが、到着早々殺人事件に出くわしてしまう。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『幽霊候補生』

警視庁捜査一課の警部宇野恭一のもとに、本シリーズのヒロイン永井夕子が、友人とドライブに行った先で湖に転落して死亡したという知らせが入ります。しかし、殺人現場で偶然目にした写真に夕子が写っていたのを見つけた宇野は、一路長野へ駆け付けます。そして、夕子と感動の再会!といくはずでしたが、夕子は宇野のことをまったく覚えていない様子…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三姉妹探偵団2 キャンパス篇』

人並み外れてのんびり屋の長女・綾子が、1週間後に迫った学園祭の幹事を引き受けてきた。出演を予定していた歌手がスキャンダルを起こして、代わりを見つけなくてはならないのだという。次女・夕里子の恋人・国友刑事のつてを辿って、最近落ち目の神山田タカシを引っ張り出すことに成功した綾子だが、打ち合わせに来た神山田タカシのマネージャー・黒木が殺害されてしまう。
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】ジェフリー・アーチャー『レンブラントをとり返せ ―ロンドン警視庁美術骨董捜査班―』

若き青年ウィリアム・ウォーウィックは、父のあとを追って法曹界へ入る道を蹴って、大学で美術を学んだあと、警察感への道を志した。地域巡回任務を経て刑事へ昇進したウォーウィックは、美術骨董捜査班へ配属され、美術館から盗み出されたレンブラントの名画『アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち』を追いかけることになる。また、同時に、『アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち』が飾られていた美術館の調査助手ベス・レインズフォードと恋に落ちる。しかし、ベスにはウォーウィックに告げられない秘密を抱えていた。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『忘れられた花嫁』

ある日、明子が担当した花嫁が結婚式直前に逃げ出します。結婚式は明子の“代役”によって無事執り行われましたが、花嫁が着るはずだったウェディングドレスの中に死体が…さらに、明子と一緒に死体を発見した主任の保科光子が殺害されてしまいます。明子は式場の社長に命じられて事件を捜査することになりますが、当日式を挙げた夫婦の周りでも次々と事件が発生し…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『幽霊終着駅』

都心から離れた、郊外の終着駅。乗客が網棚に忘れた風呂敷の中から、女性の生首が出てきた。たまたま近くを通りがかった警視庁捜査一課の宇野警部が呼び出されたものの、生首は映画の撮影に使うための作り物だった。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『一億円もらったら』

大富豪・宮島勉の趣味は見も知らぬ人物に一億円を贈って、その人がどう変わるかを観察すること。通勤途中にただすれ違うだけの女性の父親が使い込んだ金の補填に使おうとする男性、生まれ故郷へ戻りたいという女性、痴漢に間違われて職を失いかけた男性…観察の対象は様々ですが、一億円の使い方もまた様々です。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三世代探偵団 枯れた花のワルツ』

今年76歳の沢柳布子は、若い頃に映画スタートして名を馳せた女性。現在は、幸代がロビーに壁画を描いた病院に入院中。しかし、そこに布子を主役にした映画の話が飛び込んでくる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三世代探偵団 次の扉に棲む死神』

赤川次郎さんの『三世代探偵団 次の扉に棲む死神』を読みました。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『天使と悪魔』

天国から研修に来た天使と、地獄から成績不良で叩き出された悪魔が、少女マリと犬のポチに姿を変えて地上に降り立ちます。この2人(?)が活躍する「天使と悪魔シリーズ」の第1作です。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『灰の中の悪魔』

花園学園高校に通うバレーボール部のエース矢吹由利子、役者志望の桑田旭子、社長令嬢の弘野香子の3人は、身の回りの人たち数名が何者かに脅迫されていることを知ります。そして迎えた体育祭の日、由利子の友人の上田史代が万引きの常習犯であると書かれたビラが屋上からばらまかれてしまいます。学校から飛び出した史代は車に轢かれて記憶を失ってしまいます。
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『伊勢佐木町探偵ブルース』

桂木圭一は、神奈川県横浜市伊勢佐木町に事務所を構える探偵。母・京子が再婚したのだが、なんとその相手は神奈川県警本部長。しかも、義弟は伊勢佐木署に勤務する刑事。
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『魔法使いと最後の事件』

魔法使いマリィシリーズの4冊目の単行本となります。前作、『さらば愛しき魔法使い』でこのシリーズは終わってしまったのかと、残念に思っていましたが、マリィが戻ってきてくれました!
▼著者 ワ行

【読書】和久井清水『孤道 完結編 金色の眠り』

鈴木義弘の葬儀に顔を見せなかった松江が、義弘の会社八紘昭建で遺体となって見つかった。浅見は、義弘の事件と松江の事件を解く鍵が、義弘の祖父・義麿が書き残したノートにあるのではないかと思い、ノートを読み進める。しかし、ノートには「あれ」とか「それ」としか書かれておらず、肝心の鍵となる言葉が出てこない。地道な捜査で「あれ」の正体を突き止めた浅見は、いよいよ犯人に迫る。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『孤道』

軽井沢のセンセこと内田康夫が病魔に冒された。王子権現への代参を頼まれた浅見は、和歌山を目指す。和歌山では、浅見の後輩で大毎新聞に勤める鳥羽が殺人事件に巻き込まれていた。市役所に勤める鈴木真代の夫・義弘が大阪の八軒家船着場跡で死体となって発見されたのだ。また、熊野古道では牛馬童子像の頭が持ち去られるという、不可解な事件が発生する。王子権現への代参を果たした浅見は、大阪と和歌山の事件に挑む。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『遺譜 浅見光彦最後の事件』

内田康夫さんの『遺譜 浅見光彦最後の事件』を読みました。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『北の街物語』

浅見の高校の後輩・末次瑞恵の家が経営している銭湯を訪れた浅見は、初老の男性・倉持から、ブロンズでできた「妖精」がなくなったと相談を受ける。同じ頃、荒川の河川敷で男性の絞殺死体が見つかる。何の関係も無いような二つの事件だが、「3731」という四つの数字で繋がっていた。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『萩殺人事件』

出版社に勤める松田将明は、編集長から勧められた見合いをするため、山口県を訪れた。しかし、山口に着いて早々に、萩市市議会議員の生島一憲が殺害された事件の参考人として警察から事情聴取されてしまう。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『汚れちまった道』

地元紙の萩支局に勤める奥田伸二が「ポロリ、ポロリと死んでゆく」と言い残して行方不明になった。奥田の妻から要請を受けた浅見は防府市へ飛ぶが、防府では四年前に不可解な事故と自殺が発生していた。浅見の出陣も時遅く、奥田の遺体が角島で見つかる。さらに、浅見の学友である松田将明が殺人事件に巻き込まれ、浅見は事件捜査に駆け回る。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『黄泉から来た女』

天橋立のお膝元、宮津市役所で働く神代静香のもとを訪ねてきた女性が殺害された。女性は静香の母と同郷の人間だったが、なぜ静香を訪ねてきたのかを聞く前の悲劇だった。静香は絶縁状態にあるという母の実家の宿坊を偽名を使って訪ねるが、伯母に正体がバレかかってしまい、危機一髪のところで浅見に助けられる。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『風のなかの櫻香』

産まれてすぐに捨て子になった櫻香は、尼寺に引き取られて成長した。しかし、中学生になった櫻香の周囲には不穏な男女の影が。尼寺から依頼を受けた浅見は、櫻香の警護にあたることになるが、そんな矢先、櫻香につきまとっていた男性が名張市の山中で殺害されてしまう。櫻香の出生の秘密を辿っていた浅見だが、ついに櫻香が誘拐されてしまう。