【読書】赤川次郎『納骨堂の悪魔』
前作『やさしすぎる悪魔』で、矢吹真由子を危険な目に遭わせてしまったお詫びということで、花園学園高校の名物三人組、矢吹由利子と弘野香子、桑田旭子プラス由利子の妹真由子の4人は、試験休みと週末を利用して、ドイツへの「短期語学研修」に行くことに。飛行機の中で出会った会社社長・明石幸男に昼食をおごってもらうことになった4人だったが、食事の途中、席を外した明石が行方不明になってしまう。明石の部下・三好が乗った車が爆発するなど、日本を離れても事件にまとわりつかれるはめに。そして、明石の知り合いだという女性マリア・バートリの城へ招待される。