└ 森博嗣 【読書】森博嗣『タカイ✕タカイ』 マジシャンの牧村亜佐美の屋敷にあるポールの上に、亜佐美のマネージャー・横川敬造の死体が乗っているのが発見された。横川は刺殺されていたが、ポールの周辺に血痕はなく、別の場所で殺害されたと考えられた。横川の婚約者・三澤有希江の父親で実業家の宗佑は、探偵の鷹知祐一朗に、捜査の状況を調べるよう依頼する。 2023.07.12 └ 森博嗣
├ 濱嘉之 【読書】濱嘉之『警視庁公安部・青山望 完全黙秘』 福岡県で開催されたパーティの最中、財務大臣の梅沢富士雄が男に刺殺された。犯人の男は警察、検察の取り調べに対して完全黙秘を貫き、身元不明のまま起訴された。再捜査を一任された警視庁公安部の青山望は、背後にある暴力団組織や政治家、芸能界が関わる問題に挑んでいく。 2023.07.11 ├ 濱嘉之
└ 中山七里 【読書】中山七里『ヒポクラテスの悔恨』 中山七里さんの『ヒポクラテスの悔恨』を読みました。あらすじ 全国ネットのTV番組「医学の窓」に、浦和医大法医学教室の光崎教授が出演した。光崎は、「死体の声を聞こうとしない警官や医者が多すぎる」と発言。これに対し、テレビ局のホームページに「こ... 2023.07.10 └ 中山七里
▼著者 ア行 【読書】鮎川哲也『黒いトランク』 東京の汐留駅に届いた大型トランクの中から、男性の腐乱死体が発見された。差出人は九州に住む近松千鶴夫だったが、兵庫県の別府港に遺留品を残して失踪。後日、服毒、投身自殺をしているのが見つかった。近松の妻・由美子から相談を受けた鬼貫警部は、事件の真相に挑む。 2023.07.09 ▼著者 ア行
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『キラレ✕キラレ』 満員電車の中で、女性が背中を切りつけられる事件が発生。3番目の事件で犯人に間違えられた川戸道久は、探偵の鷹知祐一朗に犯人捜しを依頼する。椙田の事務所で働く小川令子とともに捜査を開始した鷹知は、被害者らが佐久間クリニックに通っていたことを突き止めるが、間もなく4番目の被害者が出てしまう。 2023.07.08 └ 森博嗣
▼著者 ハ行 【読書】福井晴敏『亡国のイージス』 小型核兵器なみの爆発力を持ち、人を10秒で死滅させる毒性がある化学兵器が、北朝鮮の工作員の手によって盗み出された。また、ミサイル防衛のため、ミニ・イージス・システムを搭載した〈いそかぜ〉が、演習中に一部の船員と、船員にまぎれて乗船していた北朝鮮の工作員に乗っ取られた。 2023.07.07 ▼著者 ハ行
└ 中山七里 【読書】中山七里『セイレーンの懺悔』 帝都テレビはBRO(放送倫理・番組向上機構)から、今年3回目となる勧告を受けていた。そんな中、女子高生・東良綾香が誘拐されたとの一報が入る。社会部の記者・朝倉多香美は、先輩の里谷太一とともに事件を追うが、綾香は廃工場の中で変わり果てた姿で発見される。多香美と里谷は、綾香を苛めていた同級生の情報を得て、彼女らが事後対応を話し合っている場をおさえることに成功するが… 2023.07.06 └ 中山七里
├ 海堂尊 【読書】海堂尊『ナイチンゲールの沈黙』 東城大学医学部付属病院の小児科病棟に勤める看護師の浜田小夜は、眼のがんを患った子供たちを、不定愁訴外来の田口公平医師とともにメンタルサポートすることになる。その子供たちのうちの1人・牧村瑞人の父親は、病院に顔を見せないため、手術についての説明や同意書の受領ができずにいた。そんなある日、瑞人の父親が殺害されてしまう。 2023.07.04 ├ 海堂尊
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『イナイ✕イナイ』 美術品鑑定業と探偵業を営む椙田泰男の事務所を、佐竹家の令嬢・千鶴が訪ねてきた。母屋の地下にある牢屋に、生まれてすぐに死んだことになっている兄・鎮男が閉じ込められているはずだから、探して欲しいと言う。佐竹家が所有する絵画の鑑定を依頼されていたため、助手の小川令子と真鍋瞬市は絵画の写真を撮るために佐竹家を訪れる。しかし、その日の夕方、地下牢で千鶴の双子の妹・千春が殺害されてしまう。 2023.07.03 └ 森博嗣
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『私が彼を殺した』 結婚式の式場へ入場する新郎・穂高誠が、突如倒れて死亡した。死因は毒殺。容疑者は3人。花嫁・神林美和子の兄・貴弘と、美和子を担当する編集者で、穂高の元恋人・雪笹香織、穂高のマネージャー的役割の駿河直之。容疑者は一堂に集められ、加賀恭一郎刑事による謎解きが開幕する。 2023.07.02 └ 東野圭吾
├ 有栖川有栖 【読書】有栖川有栖『孤島パズル』 英都大学推理研の江神二郎と有栖川有栖(アリス)は、有馬麻里亜(マリア)の祖父が建てた別荘のある孤島・嘉敷島へ宝さがしに行くことになる。嘉敷島には木彫りのモアイ像が25体立っており、それが秘密を解く鍵なのだという。 2023.06.29 ├ 有栖川有栖
└ 中山七里 【読書】中山七里『騒がしい楽園』 幼稚園教諭四年目の神尾舞子は、埼玉県郊外にある幼稚園から、世田谷の閑静な住宅街に囲まれた幼稚園に異動になった。舞子は年長組を担当するが、モンスターペアレンツや騒音の苦情を持ち込む町内会長らに翻弄される。さらに、園の池に毒物が投げ込まれる事件が発生し、メダカ、金魚、フナ、サワガニらが全滅してしまう。 2023.06.28 └ 中山七里
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『花嫁純愛録』 警視庁捜査一課の警部・小堀有里が結婚することになった。しかし、同じホテルで容疑者の岩下登も結婚式を挙げる予定に。自分の披露宴をほったらかしにして岩下の確保に向かうが、岩下は姿をくらましたあとだった。 2023.06.27 ├ 赤川次郎
├ 歌野晶午 【読書】歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』 〈頭狂人〉、〈044APD〉、〈aXe〉、〈ザンギャ君〉、〈伴道全教授〉。5人の推理マニアが、実際に殺人を犯し、そのトリックをビデオチャットで推理しあう、究極の推理ゲーム。しかし、その推理ゲームを模倣する人達が現れた。女子大生を殺害した阪本純人は、警察の取締に対して、ゲームであると供述し、「92 912 928 1013 1024 1104」と謎の数字を述べたあと、口をつぐんでしまった。 2023.06.26 ├ 歌野晶午
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『ψの悲劇』 大学を定年退職したあと、自宅に作った実験室で日々研究を続ける八田洋久博士が、突然失踪して行方不明になってから1年、洋久の知人たちが八田家を訪れた。その夜、八田家で飼われている猫のブランが、毒物を摂取して死亡した。さらに翌朝、医師の吉野公子が洋久の実験室で撲殺されているのが見つかる。 2023.06.25 └ 森博嗣
├ 伊坂幸太郎 【読書】伊坂幸太郎『AX』 文房具メーカーで働く三宅には、殺し屋〈兜〉という裏の顔があった。妻には頭が上がらない三宅だが、殺し屋としての腕はピカイチ。仲介人を通じて依頼される殺しを請け負ってきたが、この仕事を辞めたいと考えはじめる。 2023.06.24 ├ 伊坂幸太郎
▼著者 ヤ行 【読書】夕木春央『方舟』 柊一らサークルの仲間7人は、裕哉の案内で、山奥にある地下建築を訪れる。しかし、地震のため、バリケードにするために置かれていた大岩が動き、キノコ狩りをするために来て迷い込んだ親子3人とともに、地下建築の中に閉じ込められてしまう。誰か1人を犠牲にしなければ脱出できない。タイムリミットは1週間。そんな中、裕哉が首を絞められて殺害されてしまう。 2023.06.23 ▼著者 ヤ行
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『盗みは忘却の彼方に』 売れないタレント・久保田杏は、ロケ先で頼まれた買い物をしているうちに、ロケバスに置いて行かれてしまった。雨宿りに駆け込んだ小屋は、強盗たちの隠れ家。口封じのために、〈仕事〉を手伝わされることに…ひょんなことから人気が出た杏は、フランスが所有する時価30億円のダイヤモンド〈アリアドネの涙〉をパーティーで身につけることになるが、そのダイヤモンドを狙う人物が… 2023.06.22 ├ 赤川次郎
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『昨日がなければ明日もない』 杉村探偵事務所の大家・竹中夫人の孫娘・有紗のクラスにいるモンスターペアレント・朽田美姫が探偵事務所を訪ねてきた。離婚して親権を手放した息子・鵜野竜聖が、お年寄りが運転する車にはねられたのは、養母らによる殺人未遂であることを証明してほしいというのだ。 2023.06.18 ├ 宮部みゆき
├ 大倉崇裕 【読書】大倉崇裕『福家警部補の考察』 聖南病院皮膚科部長の是枝哲は、かつて自分のMR(医薬情報担当)だった足立郁美が、接待の時に同じ立体駐車場に車を止める習慣を利用して殺害する。立体駐車場への侵入、脱出を誰にも見とがめられないように工作し、郁美は空き缶を踏んで足を滑らし、非常階段から転落した事故死だと見せかけるが、是枝の前に警視庁捜査一課の福家警部補が立ちはだかる。 2023.06.17 ├ 大倉崇裕
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『χの悲劇』 かつて真賀田四季の研究所で働いていた島田文子は、いくつかの職を経た後、香港の会社で働いていた。その香港で開催された人工知能に関するエキシビションの会場で、遠田長通から声をかけられ、愛知で起きた飛行機事故について質問される。新入社員2人と昼食を食べに出た文子は、駅で遠田と再会する。そして、トラムの中で遠田が毒針で殺害されてしまう。 2023.06.16 └ 森博嗣
└ 中山七里 【読書】中山七里『嗤う淑女』 中学生の野々宮恭子は、神野美香のグループからいじめを受けていた。そんな恭子のクラスに、従姉妹の蒲生美智留が転校してくると、いじめの標的が美智留に変わっていく。しかし美智留は、男子生徒をうまく使って、美香が転校するほどのダメージを与える。さらに恭子と美智留は、虐待を繰り返していた美智留の父親・典雄を、自殺に見せかけて殺害する。 2023.06.12 └ 中山七里
▼著者 ア行 【読書】鮎川哲也『リラ荘殺人事件』 秩父の奥深く、リラ(ライラック)に囲まれた〈リラ荘〉を、東京の芸大生7人が訪れた。しかし、翌日炭焼きの老人が崖から転落して死亡しているのが発見された。老人のそばには、学生の1人のレインコートとスペードのエースの札が落ちていた。さらに翌日、学生の1人が毒殺され、リラ荘の郵便受けにはスペードの2の札が投げ込まれていた。 2023.06.11 ▼著者 ア行
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『キウイγは時計仕掛け』 伊豆にある日本科学大学で行われる建築学会の前日、大会本部宛に荷物が届いた。中にはキウイが1つ。てっぺんにはプルトップが刺されていた。また、キウイと箱には「γ」と記載されていた。その夜、学長の福川啓司の部屋で蔵本寛子が話をしていると、男が押し入ってきて、福川を拳銃で殺害した。 2023.06.08 └ 森博嗣