├ 小路幸也 【読書】小路幸也『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』 堀田研人は、祖父で伝説のロッカー・我南人の友人で、世界的ロックミュージシャンのキースの誘いで、初のフルアルバムをイギリスにあるキースのスタジオでレコーディングすることになった。しかし、イギリスに着いた直後、義伯父のマードックが行方不明になってしまう。 2024.06.26 ├ 小路幸也
├ パトリシア・コーンウェル 【読書】パトリシア・コーンウェル『儀式』 マサチューセッツ工科大学のグラウンドで、女子大学院生の死体が見つかった。ケンブリッジ法病理学センターの局長ケイ・スカーペッタが確認すると、死体には蛍光を発する物質が撒かれており、別人の下着が履かされていた。ケイの夫でFBIの犯罪情報アナリストのベントン・ウェズリーは、ワシントンD.C.で発生した連続殺人事件との関係を疑う。 2024.06.25 ├ パトリシア・コーンウェル
├ 一色さゆり 【読書】一色さゆり『絵に隠された記憶 熊沢アート心療所の謎解きカルテ』 スクールカウンセラーを目指す大学院生の日向聡子は、インターン先として熊沢アート心療所を選択した。そこで聡子は、飛行機恐怖症の男性、ユニコーンばかり書く少女、認知症で帰宅できない老女など、さまざまな悩みを持つ人たちと接することになる。絵画療法の第一人者・熊沢は、彼らが描いた絵から心の扉を開いていく。 2024.06.24 ├ 一色さゆり
├ 濱嘉之 【読書】濱嘉之『警視庁公安部・片野坂彰 群狼の海域』 警視庁公安部付の片野坂彰は、地方公務員への国際結婚斡旋に、ロシアンマフィアが絡んでいることを知る。さらに調べを進めると、日本の防衛情報に関する事案が出てきた。片野坂ら公安部長付特別捜査班の4人は、ロシアや中国との対決に備え、活動を始める。 2024.06.23 ├ 濱嘉之
└ 近藤史恵 【読書】近藤史恵『インフルエンス』 大阪郊外のマンモス団地に暮らす戸塚友梨は、小学校の同級生・日野里子が祖父から性的虐待を受けていることを知る。里子から依頼され、里子がアリバイを作っている間に祖父を殺害する計画を練るが、友梨が里子の棟の前に着いたときには、すでに里子の祖父は部屋の窓から転落したあとだった。さらに、友人の坂崎真帆が痴漢に遭ったとき、友梨は痴漢が持っていたナイフで男を刺して死亡させてしまうが、なぜか警察に捕まったのは里子だった。 2024.06.22 └ 近藤史恵
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ』 ひょんなことから、寺町三条にある骨董品店〈蔵〉でアルバイトをすることになった真城葵。〈蔵〉は、国選鑑定人のオーナー、小説家の店長、大学院生の清貴の親子3代で経営している店だ。そして、苗字が「家頭」のため、清貴のあだ名はホームズ。そのあだ名に負けない推理力を発揮する清貴のもとには、今日も謎が持ち込まれる。 2024.06.21 ├ 望月麻衣
├ 小路幸也 【読書】小路幸也『札幌アンダーソング ラスト・ソング』 主婦が銃殺される事件が発生した。事件以来姿を見せない夫の人相は、北海道警捜査一課の仲野久刑事そのものだった。しかも、久が1度も入ったことのないはずの部屋の中から、久の指紋が発見される。北海道の裏社会で暗躍する山森が絡んでいると判断した久の先輩根来は、天才的頭脳を持つ志村春の助けを借りて、事件解決に挑む。 2024.06.19 ├ 小路幸也
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『合唱組曲・吸血鬼のうた』 ホールでの合唱のあと、神代エリカと大月千代子、橋口みどりの仲良し三人組と、伴奏を担当した関谷しおりは、エリカの父フォン・クロロックのおごりでイタリアンレストランで食事を取っていた。すると、「リュドミラ様!」としおりに声をかけた女性が。たしかに、しおりには西洋の血が混じっていたが… 2024.06.18 ├ 赤川次郎
├ 濱嘉之 【読書】濱嘉之『院内刑事 シャドウ・ペイシェンツ』 川崎殿町病院を、華春花が受診したが、看護師が知る花春花とは別人だという。リスクマネジメント担当顧問として川崎殿町病院に勤める廣瀬知剛は、裏に大きな事件が隠れていることを疑って、古巣の警察に情報を提供する。一方、新型コロナウイルスに感染した妊婦の受け入れ要請が入る。女性はモデルであるため、身体に傷が残らない自然分娩を望むが、新型コロナウイルスの感染拡大防止、本人の体調を鑑みて、病院側は帝王切開を勧める。 2024.06.17 ├ 濱嘉之
├ 秋吉理香子 【読書】秋吉理香子『眠れる美女』 前身の〈東京グランド・バレエ団〉から〈東京スペリオール・バレエ団〉に体制を変更しての旗揚げ公演で、『眠れる森の美女』を演じることになった。しかし、〈東京スペリオール・バレエ団〉に所属するダンサーだけではスポンサーや客を呼べないとして、銀行の担当者・野崎が、世界的バレリーナだったシルヴィア・ミハイロワを演出家に、ユリカ・アサヒナをプリマドンナとしてつれてきた。しかし、ユリカはわがままで、遅刻早退は当たり前。だんだんとメンバーの士気が低下していく。さらに、カラボスを名乗る人物から脅迫状が届く。 2024.06.16 ├ 秋吉理香子
▼著者 海外 【読書】スティーヴン・キング『ビリー・サマーズ』 スティーヴン・キングの『ビリー・サマーズ』を読みました。あらすじ 凄腕の殺し屋ビリー・サマーズは、生涯最後の仕事として、ジョエル・アレン殺害の仕事を受ける。アレンは拘置施設に収監されていて、狙撃のチャンスは裁判所に移送されてくるタイミングし... 2024.06.15 ▼著者 海外
└ 岡崎琢磨 【読書】岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る』 京都の町中にひっそりと佇む〈純喫茶タレーラン〉。バリスタの切間美星の妹・美空が、夏休みを利用して京都へやってきたが、何やら目的がある様子。1泊2日で帰京する予定が、〈タレーラン〉で夏休みの間アルバイトをすることになった。〈タレーラン〉の常連客・アオヤマと美星のもとには、相変わらず小さな謎が次々と持ち込まれる。そして、美空を巻き込んだ大きな事件が発生してしまう。 2024.06.10 └ 岡崎琢磨
├ 小路幸也 【読書】小路幸也『イエロー・サブマリン』 『夏 絵も言われぬ縁結び』我南人の幼馴染みで建設会社の2代目・新一郎が、解体を請け負った家が幽霊屋敷だったと飛び込んできた。床には血にまみれた本が置いてあり、変な音が聞こえたという。さっそく、我南人や神主の祐円らとともに確認に行き、ついでにお祓いも行った。一方、S大学文学部に通う根岸裕子が、間中号と北島坂仁一をテーマに卒業論文を書きたいため、2人の著作がないかと古本屋〈東京バンドワゴン〉を訪ねてきた。 2024.06.09 ├ 小路幸也
├ 湊かなえ 【読書】湊かなえ『リバース』 深瀬和久が社会人になって初めてできた恋人のもとに、「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届けられた。深瀬は3年前、ゼミの仲間5人で、長野の別荘へ遊びに行っていた。その時、遅れてきたメンバーを迎えに行くために、広沢由樹が飲酒運転で最寄り駅に向かう途中、崖下に転落して死亡していた。 2024.06.05 ├ 湊かなえ
├ 濱嘉之 【読書】濱嘉之『警視庁公安部・片野坂彰 紅旗の陰謀』 新型コロナウイルスが拡がる中、家畜泥棒を行っていたベトナム人ギャング団の頭領が殺害される事件が発生した。一方、警視庁公安部付の片野坂彰は、中国人相手の売春組織に着目した。新型コロナウイルスの蔓延により、主要客であった中国人富裕層から新たな顧客の開拓に励んでいるらしい。 2024.06.04 ├ 濱嘉之
├ 横関大 【読書】横関大『ルパンの絆』 桜庭和馬は双葉美羽の内偵中、意識を失った。目が覚めると、和馬はホテルの部屋にいて、バスルームで美羽が射殺されていた。使用されたのは和馬の銃。パトカーの到着を見て、和馬はホテルから逃走してしまう。一方、和馬の娘・杏が通学途中に誘拐されてしまう。身代金として、現金10億円か、10億円相当のものを要求される。 2024.06.03 ├ 横関大
├ 恩田陸 【読書】恩田陸『ユージニア』 数十年前、地方の名家で起きた大量殺人事件。米寿の祝宴の乾杯に用意されていた日本酒とビールに毒物が混入されていた。近所に住む小学生だった雑賀満喜子は、大学の卒業論文代わりにこの事件をふたたび洗い直し、たまたま編集者の目に止まったことから、出版されることになった。犯人は酒とジュースを届け、のちに自殺した男性とされているが、謎も多い事件。満喜子が書いた小説でも、犯人は特定されていなかった。 2024.06.02 ├ 恩田陸
├ 小路幸也 【読書】小路幸也『札幌アンダーソング 間奏曲』 北海道警宛に、死体を雪堆積場に埋めたという犯行声明が届いた。埋められたとされているのは、半年前に行方不明者届が出されている大磯明義。根来康平と仲野久のコンビは、3ヶ月前に北道大学で大規模な爆発物騒ぎを起こした大学院生・山森晴行が噛んでいるとみて捜査をはじめる。 2024.05.30 ├ 小路幸也
├ 一色さゆり 【読書】一色さゆり『コンサバター 大英博物館の天才修復士』 糸川晴香は、世界最古にして最大の博物館・大英博物館で紙の修復士として働いている。その大英博物館に展示されている、パルテノン神殿の石板が破損してしまった。見物客が自撮りしている最中に落下させてしまったらしい。しかし、破損した石板を確認すると、大理石ではなく石膏で作られたものだった。大英博物館の天才修復士ケント・スギモトが、晴香とともに謎に挑む。 2024.05.29 ├ 一色さゆり
├ 下村敦史 【読書】下村敦史『サハラの薔薇』 エジプト考古学者の峰隆介は、現地調査で未発見の石棺の発掘に成功した。しかし、石棺の中に寝ていたのは、ナイフで刺され、真新しい服を着たミイラだった。峰はフランスの博物館からの招聘に応じ、飛行機でフランスへ向かうが、飛行機はサハラ砂漠に不時着してしまう。生き残った乗客らは、その場に残って救助を待つ者と、オアシスを目指す者とに分かれ、峰はオアシスを目指すことを決意する。 2024.05.28 ├ 下村敦史
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『島はぼくらと』 池上朱里が暮らす冴島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島。シングルマザーやIターン者を積極的に受け入れて、過疎の速度を緩やかにしているものの、朱里の同級生は朱里を入れてたったの4人。島には高校がないため、毎日フェリーで本土にある高校へ通っている。ある日、島にある幻の脚本を探しに来たという、自称作家の霧崎ハイジと出会うが、霧崎にこれ以上島を荒らし回らないで欲しいと思った4人は、演劇部で脚本も書ける矢野新が書いた脚本に古く見える細工を施し、霧崎に渡す。 2024.05.27 ├ 辻村深月
├ 濱嘉之 【読書】濱嘉之『院内刑事 ザ・パンデミック』 中国武漢で新型コロナウイルスによる感染症が発生した。このウイルスに感染した患者が乗船した大型クルーズ船が横浜港に入港したことにより、廣瀬知剛がリスクマネジメント担当顧問を務める川崎殿町病院も、患者受け入れの準備を行うことになる。廣瀬が目指したのは、絶対に医療崩壊を起こさないこと。廣瀬らと新型コロナウイルスの戦いが始まる。 2024.05.26 ├ 濱嘉之
├ 小路幸也 【読書】小路幸也『アンド・アイ・ラブ・ハー』 古い建築物を写真に収めるのが趣味な健人の後輩・水上が、朝野料亭の風景を撮っていると、高校生数人にカメラを寄こせと絡まれた。たまたま通りがかった、元刑事の茅野がその場を収めたが、水上が中年男性に尾行されているのに気がつく。自宅へ送っていくのは危険と判断した茅野は、水上を古本屋〈東京バンドワゴン〉に連れてくるが… 2024.05.25 ├ 小路幸也
├ 貴志祐介 【読書】貴志祐介『コロッサスの鉤爪』 小笠原諸島周辺で飽和潜水の実験をしていた実験船〈うなばら〉から約200m離れた場所で、大型のゴムボートに乗って夜釣りをしていた布袋悠一が、海に投げ出された上、サメに水中に引きずり込まれて死亡した。布袋の婚約者・近藤有里は、事故と結論づけた警察の見解に納得できず、弁護士の青砥純子に調査を依頼してきた。 2024.05.21 ├ 貴志祐介