└ 近藤史恵 【読書】近藤史恵『モップの精は深夜に現れる』 キュートでスタイルも良い女の子・キリコが選んだ職業は清掃員。掃除をするのが好きで、ピカピカになっていくのが楽しいらしい。そんなキリコがオフィスの掃除をしていると、そのオフィスで課長として働いている男と鉢合わせ。「そんな服装で掃除ができるはず... 2024.12.26 └ 近藤史恵
▼著者 ハ行 【読書】法坂一広『弁護士探偵物語 天使の分け前』 主婦とその1歳の娘を殺害した罪に問われた内尾を弁護することになった「私」。しかし、裁判の進め方に異を唱えたことから懲戒処分を受けてしまう。「天使の分け前」とは、蒸留酒を樽で発酵させたときに、水分やアルコール分が蒸発して目減りすることを言いま... 2024.12.25 ▼著者 ハ行
├ パトリシア・コーンウェル 【読書】パトリシア・コーンウェル『禍根』 シリーズ第1巻の『検屍官』から34年。常に最新の鑑識技術と法医学、科学技術を取り入れることで、あたかも近未来に連れて行かれたかのような気に読者をさせる『検屍官シリーズ』の第25弾。前作『烙印』の刊行から5年(原作)、登場人物たちの間にも数年... 2024.12.23 ├ パトリシア・コーンウェル
└ 塔山郁 【読書】塔山郁『病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理』 薬剤師の毒島さんが、薬や医学の知識を使って謎を解く、「薬剤師・毒島花織の名推理シリーズ」第4弾です。今回、毒島さんに想いを寄せるホテルマン・水尾爽太の前に現れたのは、認知症を患った女性。どうして自分がホテルの部屋にいるのかわからないという。... 2024.12.22 └ 塔山郁
└ 中山七里 【読書】中山七里『連続殺人鬼カエル男 完結編』 被害者をカエルに見立てて殺害するシリアルキラー"カエル男"がみたび現れた。今回狙われたのは、いわゆる"人権派"と呼ばれる弁護士たち。刑法第39条(「心神喪失者の行為は罰しない」、「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」)を適用して無罪や減刑を勝ち... 2024.12.21 └ 中山七里
├ 湊かなえ 【読書】湊かなえ『カケラ』 美容外科医の橘久乃は、幼馴染みの志保から「痩せたい」と相談される。志保にカウンセリングを行っていくと、太っていた同級生・横網八重子のことや、その八重子の娘・有羽が大量のドーナツに囲まれて自殺したという話が出てくる。久乃は、関係する人間1人1... 2024.12.20 ├ 湊かなえ
├ 大倉崇裕 【新刊】大倉崇裕『怪獣殺人捜査 高高度の死神』 12/19、二見書房より、大倉崇裕さんの『怪獣殺人捜査 高高度の死神』が発売されました。巨大生物「怪獣」の上陸で、幾度となく危機に陥ってきた日本は、専門省庁「怪獣省」を設置。怪獣の発見・予報・殲滅の撃退プロセスを確立させてきた。しかし、過去... 2024.12.19 ├ 大倉崇裕
├ 大倉崇裕 【読書】大倉崇裕『琴乃木山荘の不思議事件簿』 『聖域』や『生還 山岳捜査官・釜谷亮二』などの山岳ミステリを過去にも発表してきた大倉崇裕さんの、山に対する愛情が詰まった1冊。主人公は、琴乃木山荘でアルバイトをする棚木絵里。過去の山岳ミステリのようなガチガチの作品ではなく、琴乃木山荘で働く... 2024.12.18 ├ 大倉崇裕
└ 中山七里 【読書】中山七里『笑え、シャイロック』 帝都第一銀行に入行して3年目の結城真悟は、渉外部への異動を命じられる。リーマンショック後、焦げつきそうになった債権の回収を行う渉外部の仕事は困難を極めていた。しかも、結城がついて渉外部の仕事を教わっていた課長代理の山賀が殺害されてしまう。結... 2024.12.16 └ 中山七里
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ11 あの頃の想いと優しい夏休み』 前作『京都寺町三条のホームズ10 見習い鑑定士の決意と旅立ち』で、骨董品店〈蔵〉でアルバイトをする真城葵が20歳を迎え、葵の恋人であり〈蔵〉のオーナーの孫である家頭清貴と初めての泊まりがけの旅行へ行きましたが、物語はここで一休み。ここまで突... 2024.12.15 ├ 望月麻衣
├ 長江俊和 【読書】長江俊和『掲載禁止』 丘直子が同行取材した『品格を守る会』の代表タナカは、タバコの吸い殻をポイ捨てした車を停止させ、吸い殻を突き返したり、渋滞の原因となっている荷下ろし中のトラックを移動させたりと、公序良俗に反する行為を取り締まっていく。タナカは、なぜそこまで極... 2024.12.10 ├ 長江俊和
▼著者 マ行 【読書】三日市零『復讐は合法的に』 弁護士資格を持ち、現在は法律探偵事務所を営むエリスは、"裏メニュー"として「復讐」を仕事として請け負っていた。法律の専門家としての知識を最大限に利用して、犯罪すれすれの"合法的な復讐"を行う。そのエリスもまた、表の顔と裏の顔を器用に使い分け... 2024.12.09 ▼著者 マ行
├ 辻村深月 【読書】辻村深月『鍵のない夢を見る』 盗癖のある女、婚期を逃した女、恋人からのDVに悩む女、教授に気に入られてしまった女、育児に疲れた女…どの町にでもいるような女たちが一生懸命生きていく様子を、明暗のコントラストをつけて描き出す。辻村深月さんだからこそ書けた、作中の女に試練と愛... 2024.12.08 ├ 辻村深月
├ 東川篤哉 【読書】東川篤哉『朝比奈さんと秘密の相棒』 赤坂通、多摩川流司、八ツ橋京介の探偵部トリオが誕生してから20年。探偵部副部長の霧ヶ峰涼、第二文芸部の部長・水崎アンナらを輩出してきた鯉ヶ窪学園に、新たな名探偵が現れる。学園の理事長の娘であり、上級生はもちろん教師たちも抗うことができない朝比奈麗華は、同級生の石橋守をワトソン役にして学園の謎を解こうとするが、ひょんなことから本当の名探偵が登場する。 2024.12.07 ├ 東川篤哉
▼著者 カ行 【読書】五条紀夫『クローズドサスペンスヘブン』 首を切られて殺害された"俺"は、気付くとリゾートビーチに倒れており、首の傷はなくなっていた。ビーチの近くに建つ洋館に届く『毎時新聞』によると、この〈天国屋敷〉には惨殺された5人がすでに辿り着いていて、"俺"は最後の6人目だったらしい。"俺"... 2024.12.05 ▼著者 カ行
├ 伊坂幸太郎 【読書】伊坂幸太郎『陽気なギャングは三つ数えろ』 他人の嘘を見抜く「人間嘘発見器」、演説の達人、スリの天才、コンマ1秒の正確な体内時計を持つ女性。この4人からなる陽気なギャングが、2年ぶりに銀行に押し入るが、防犯カメラの数は増え、解像度も良くなっている。その上、警備員に特殊警棒で手を殴られ... 2024.12.04 ├ 伊坂幸太郎
└ 岡崎琢磨 【読書】岡崎琢磨『夏を取り戻す』 小学4年生の女子児童が失踪した。しかし、女子児童は2日後に戻ってきて、「知らない人にさらわれた」と言うが、衰弱した様子はない。さらに、女子児童と同じ団地に住む子供たちが、密室から姿を消す事件が続く。状況から見ると、子供たちの悪戯なのだが、子... 2024.12.03 └ 岡崎琢磨
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ10 見習い鑑定士の決意と旅立ち』 大学2年の5月、20歳の誕生日を迎えた葵は、バイト先である骨董品店〈蔵〉のオーナーの孫で、ホームズの異名を持つ家頭清貴と九州での豪華列車の旅に出る。しかし、2人の前に、宗教施設での大麻事件に関わっていた雨宮が現れる。その雨宮の手には、盗難に... 2024.12.01 ├ 望月麻衣
▼著者 ハ行 【読書】方丈貴恵『時空旅行者の砂時計』 加茂冬馬は「呪われた竜泉家」の子孫・伶奈と結婚するが、伶奈が病に倒れ、瀕死の状態になってしまう。伶奈を助けるためには、竜泉家が「呪われた竜泉家」と呼ばれだす原因となった『死野の惨劇』の真相を解明し、阻止しなければならないと言われる。冬馬は約... 2024.11.30 ▼著者 ハ行
├ 恩田陸 【読書】恩田陸『上と外』 両親の離婚によって、離れて暮らす家族が年に1度集まる夏休み。中学生の練と妹の千華子、母の千鶴子は、考古学者の父が暮らす中米のG国を訪れ、楽しい時間を過ごすはずだった。しかし、マヤの遺跡を軍のヘリコプターで見学する最中にテロが発生。練と千華子... 2024.11.29 ├ 恩田陸
├ 秋吉理香子 【読書】秋吉理香子『哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ』 祖父は脳梗塞で入院、実家の酒屋は火事で焼失、自らは父の飲酒運転での事故の身代わりがバレて失業。妹は大学進学を断念。人生のどん底まで落ちた咲良の前に現れたのは、小学2年生の娘を男手1つで育てる開業医の泉澤だった。2人はトントン拍子に入籍に至る... 2024.11.28 ├ 秋吉理香子
└ 近藤史恵 【読書】近藤史恵『天使はモップを持って』 新入社員・梶本大介が、早めに出社したときに見たのは、楽しそうにビルの清掃をしている女の子・キリコだった。キリコは掃除の天才で、毎日1人で会社中をピカピカにするだけでなく、探偵としての才能も持ち合わせていた。大介の身の回りで起きた事件をキリコ... 2024.11.27 └ 近藤史恵
├ 小路幸也 【読書】小路幸也『HEARTBLUE』 ニューヨーク市警失踪人課を少年が訪れ、知り合いの少女がいなくなったと告げる。一方、アメリカに仕事で訪れていたCGデザイナーの巡矢新も、一葉の写真に写っていた少女の行方を追い始める。2人がそれぞれに動いた末に交わる点とは?小路幸也さんの『HE... 2024.11.26 ├ 小路幸也
├ パトリシア・コーンウェル 【読書】パトリシア・コーンウェル『烙印』 川沿いのサイクリングロードで、女性が死亡しているのが見つかった。女性はまるで雷に打たれたかのような死に方だったが、検屍官のケイは、現場で死体を確認し、雷によるものではないと判断する。一方で、ケイが部下を罵倒し、平手打ちしていたという911番... 2024.11.25 ├ パトリシア・コーンウェル