ドラマ化

└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『片想い』

西脇哲朗は、学生時代のアメフト部の仲間たちと旧交を温めたあと、店の外でマネージャーだった日浦美月を見かける。自宅に美月を案内したが、美月はホステスをストーキングする男を殺害してしまったと言う。美月は性同一性障害で、男性バーテンダーとしてバーで働いていた。同じくアメフト部の元マネージャーで、哲朗の妻の理沙子と哲朗は、美月を匿おうとするが…
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『ブルータスの心臓』

MM重工のロボット技術者・末永拓也は、次期社長と言われる専務の仁科敏樹の娘・星子の婿候補の1人に挙げられていた。しかし、星子に近づくために使った雨宮康子と男女の関係にあった。康子は拓也に子供を妊娠したと告げるが、康子には他にも2人の社員と関係があった。3人は康子を殺害する計画を立て、実行する。完璧なアリバイを用意したはずだったのだが、最後の最後に大きな歯車が狂ってしまう。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『誰か Somebody』

今多コンツェルンのグループ広報室に勤務する杉村三郎は、事故死した梶田信夫の遺族から相談を受ける。梶田は杉村の義父であり、今多コンツェルンの会長・今多嘉親の私設運転手を勤めていたが、自転車に撥ねられて死亡していた。父親を轢き逃げした犯人を突き止めたいという思いから、2人の娘は梶田の私記を出版したいと、嘉親を通じて杉村に相談が持ちかけられたが、やる気満々の次女・梨子に対し、長女の聡美は父親の私記出版を躊躇していた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『危険なビーナス』

獣医師として働く手島伯朗のもとに、女性から1本の電話がかかってきた。女性は、異父弟・明人と最近結婚したのだが、明人が行方不明になってしまったと言う。明人の父・矢神康治は末期癌で、いつ亡くなってもおかしくない状態にあった。また、明人は祖父の康之介の莫大な個人資産を1人で譲り受けることになっていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『手紙』

武島剛志は、弟・直貴の大学進学費用を都合するため、盗みに入ったが、住人の老婦人に見つかり、騒がれたため老婦人を殺害してしまう。直貴は、リサイクルの仕事をしながら通信制の大学へ入学し、翌年には通学課程に編入。仕事をしながら学問を続けるが、兄が強盗殺人犯であるという事実が大きくのしかかる。
└ 中山七里

【読書】中山七里『テミスの剣』

不動産屋を経営する夫婦が強盗に襲われ殺害された。捜査にあたった鳴海警部補と渡瀬刑事は、被害者が金を貸していた相手を洗い、楠木明大に辿り着く。鳴海と渡瀬らは楠木を自白に追い込み、死刑の判決が下ったが、楠木は拘置所の中で自殺した。事件から5年後、渡瀬は強盗殺人容疑で逮捕した迫水二郎が、不動産や夫婦殺しの真犯人であることに気づくが…
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『長い長い殺人』

レストランを経営する塚田和彦の元妻・太田逸子が殺害された。さらに、塚田の愛人・森元法子の夫・森元隆一も殺害される。2人には多額の保険金がかけられており、世間の目は塚田と法子へと向けられるが、犯行時のアリバイがあったため、警察は手を出せないでいた。犯行はさらに続くが、警察は真犯人に辿り着けるのか?
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『幻夜』

町工場を経営する水原幸夫が自殺した。その通夜の翌朝、阪神大震災が町を襲う。幸夫の息子・雅也は、がれきの中に横たわる叔父の俊郎を殴り殺してしまう。それを見ていたのが、近くに住む新海美冬だった。2人は東京に出て、新たな人生を歩み始める。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『さまよう刃』

長峰重樹の娘・絵摩は、花火大会の夜に少年たちに暴行目的でさらわれ、薬物によってショック死した。その長峰の元に、暴行した少年の1人は伴崎敦也だとの密告電話が入る。長峰は伴崎の部屋に忍び込み、絵摩が暴行される様子を映したビデオを目にする。その最中、帰宅した伴崎を台所にあった包丁でめった刺しにしてしまう。さらに、もう1人の少年が菅野快児で、長野のペンションに潜んでいるとの密告電話が長峰の元にかかってくる。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『使命と魂のリミット』

帝都大学病院の心臓外科で研修医として勤務する氷室夕紀は、動脈瘤の手術の失敗で、父の健介を亡くしていた。その時の執刀医が、心臓外科の教授・西園陽平だった。しかも、母の百合恵は西園との再婚を考えているという。
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『Nのために』

都内の高層マンションの1室で、野口貴弘、奈央子夫妻が死亡しているのが発見された。現場にいたのは、夫妻の友人の杉下希美と安藤望、レストランの出張サービスの成瀬慎司、花屋を装って部屋を訪ねてきた西崎真人の4人。貴弘が包丁で奈央子を殺害し、その貴弘を西崎が燭台で殴り殺したとして事件は処理され、西崎は懲役10年の刑に服した。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『レベル7』

大手保険会社の電話駆け込み寺である「ネバーランド」のスタッフを務める真行寺悦子が、「ネバーランド」で知り合って、友人とも言える関係になった高校生・貝原みさおが失踪した。みさおの母親は、みさおから無事でいると電話があったと落ち着き払っているが、悦子は不審を抱き、みさおの行方を独自に追いかける。
└ 東野圭吾

【読書】[オススメ]東野圭吾『秘密』

杉田直子は小学5年生の娘・藻奈美を連れて、従兄の告別式に参列するため、スキーバスで故郷を目指した。しかし、そのスキーバスが崖下に転落。直子が身を挺して守った藻奈美だけが生き残った。病院に駆けつけた平介の前で藻奈美が目を開けたが、藻奈美の身体に宿っていたのは、死んだはずの直子の魂だった。
└ 中山七里

【読書】中山七里『さよならドビュッシー』

高校の音楽科に入学が決まっていた香月遥は、家族が留守の日に、従弟の片桐ルシアとともに祖父が暮らす別棟に宿泊した。しかし、深夜に出火。祖父とルシアは焼死し、遥も重度の火傷を負ってしまった。全身に皮膚移植を施した遥はなんとか松葉杖を使って歩けるまでに回復し、高校への通学も開始する。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『変身』

成瀬純一は不動産屋で拳銃強盗に遭遇し、少女をかばって頭に銃弾を受けた。純一は世界初となる脳移植手術を受けて意識を取り戻すが、性格や興味の対象が事件以前と変わっていることに気づく。さらに、脳のドナーとなった人物の遺族にも会いに行くが、その人物の性格とも異なることに違和感を感じる。
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『ペンギンを愛した容疑者』

都内の住宅地にたたずむ屋敷で、主人の藤原慶二郎が死亡しているのが発見された。慶二郎が死んでいたのは、ペンギンの飼育室の中。4羽のケープペンギンが飼育されていたが、慶二郎はその世話中に足を滑らせ、頭を強打したものと考えられた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

スキーアルペン競技の選手としてオリンピックに複数回出場した緋田宏昌は、自分の夢を娘の風美に託すことにした。また、新世開発の柚木は、スポーツ選手の遺伝子に関する研究をしていて、優れた運動能力を持つ選手に備わる遺伝子を持つ人物として、緋田親子に目をつける。しかし、緋田は風美の出生に関する重大な秘密を見つけてしまう。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『魔術はささやく』

9月2日、加藤文恵がマンションの屋上から飛び降り、死亡した。10月9日、三田敦子が地下鉄のホームから飛び降り、進入してきた電車に轢かれ、死亡した。11月14日、菅野洋子が道路に飛びだし、朝野大造が運転する個人タクシーに轢かれ、死亡した。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『火車』

犯人逮捕の際に改造拳銃で膝を撃ち抜かれ、休職中の本間俊介のもとを、遠い親戚の栗坂和也が訪ねてきた。銀行員の和也は、関根彰子という女性と婚約していた。しかし、彰子のクレジットカードを作ろうとした際に、彰子の名前がブラックリストに載っていることが発覚する。その事実を突きつけられた彰子は、和也の前から姿を消した。彰子を探して欲しいという和也からの依頼を受け、本間は動き出すが、その裏に大きな事件の影を感じ取る。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『理由』

ヴァンダール千住北ニューシティのウエストタワー20階、2025室で男女3名が殺害され、1名が地上へ墜落する事件が発生したが、死亡した4人は、この部屋に住んでいないはずの人間だった。誰が何のために殺人を犯したのか?奇妙で複雑に見える事件を、関係者の視点から解き明かす。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『ダイイング・アイ』

バーテンダーの雨村慎介は閉店後、帰宅するところを襲われ、スパナで頭を殴られた。加害者は岸中玲二。一年半前に慎介が起こした事故の被害者・岸中美菜絵の夫だった。岸中は警察が駆けつけたときにはすでに服毒死していたが、慎介の記憶からは一年半前の事故の記憶だけがすっぽりと抜け落ちていた。さらに、慎介の前に妖しい魅力を持った女性が現れる。彼女は何者なのか?
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『赤い指』

前原昭夫の中学3年生の息子・直巳が、7歳の少女を家に連れ込み、首を絞めて殺害してしまった。直巳を警察に連れて行こうとしたが、妻の八重子の猛反発に遭い、結局、深夜に近所の公園のトイレに死体を捨ててくることになった。前原は痴呆症の母を含め4人暮らし。警察の捜査網が縮まりつつあることを悟った昭夫は、一世一代の大勝負に出る。
├ 三上延

【読書】三上延『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』

戸塚に店を構える古書店・虚貝堂の3代目・杉尾康明が癌で他界した。康明は約1000冊の蔵書を所有していたが、康明の父で虚貝堂の店主・正臣は、その蔵書を古書即売会で売りさばいてしまうと言う。康明の元妻・樋口佳穂は、ビブリア古書堂の篠川栞子に、義父が康明の蔵書を売るのを止めて欲しいと依頼する。その古書即売会には、康明の息子・樋口恭一郎が手伝いとして参加し、ビブリア古書堂の娘・篠川扉子も参加していた。 
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『11文字の殺人』

あたしが交際していた男性・川津雅之が殺害された。後頭部を鈍器で殴られ、港のそばにゴミのように捨てられていた。川津は生前、命を狙われていると漏らしていた。あたしは川津が残した資料をもらい受けたが、家に侵入して、資料を引っ掻き回した形跡が見つかる。川津は1年前、スポーツクラブ社長の誘いでクルージングに出かけたが、そこで1人の男性が事故死していた。川津から始まった連続殺人は、クルージングでの事故が関係しているのか?