サスペンス

├ 呉勝浩

【読書】呉勝浩『法廷占拠 爆弾2』

「異議あり」連続爆弾魔・自称スズキタゴサクの裁判が行われている法廷の傍聴席から、その声は発せられた。声をあげたのは被害者遺族会の一員・柴咲奏多。柴咲は持ち込んだ拳銃と爆弾で法廷をジャック。動画投稿サイトでライブ配信をはじめる。特殊犯係の高東は類家を補佐につけて柴咲との交渉に当たる。また、傍聴席の最前列には午後の審理で証言予定の倖田沙良巡査が座っていた。
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『別れ道の二人』

3/19、フタバノベルスより、赤川次郎さんの『別れ道の二人』が発売されました。駆け落ちの最中にはぐれてしまった1組の男女。不幸は続き、男は事件に巻き込まれて生死の境を彷徨い、記憶を失って新たな人生を歩みはじめる。別々の道を歩むことになったはずの2人だったが、やがて道が交差することになる。
▼著者 カ行

【読書】角田光代『紙の月』

人が溺れていく様を見よ――。平凡な主婦だった梅澤梨花は、銀行でパートタイマーとして働きはじめた。フルタイマーに昇格すると、買い物の楽しさを知ることに。さらに、恋人を作り、恋人の借金を返済するために偽造した定期預金証書を使って横領をはじめる。
├ 一色さゆり

【新刊】一色さゆり『オークションの女神』

3/12、双葉文庫より、一色さゆりさんの『オークションの女神』が発売されました。オークションの開催直前、「爆破予告」が舞い込んできた。当日会場に集まったのは、それぞれに思惑を抱えた人ばかり。オークション会社の若手社員・小洗凜太郎は、無事閉幕を迎えることができるのか?
└ 中山七里

【新刊】[文庫化]中山七里『鑑定人 氏家京太郎』

2/13、双葉文庫より、中山七里さんの『鑑定人 氏家京太郎』が、文庫化されて発売されました。民間の科学捜査鑑定所で所長を務める氏家京太郎のもとに、連続猟奇殺人犯の弁護士から証拠品の再鑑定を依頼される。容疑者は3件のうち1件の犯行を否定しているという。警視庁科捜研の鑑定結果に疑問を持った氏家は、再鑑定を行おうとするが…
├ 藤崎翔

【読書】藤崎翔『指名手配作家』

新人賞を受賞したあと、ヒット作を生み出せないでいる小説家の大菅は、ひょんなことから編集社の添島を殺してしまう。追いつめられた大菅は自殺しようと橋の上に向かうが、そこには先客の直美がいた。思わず直美の自殺を止めた大菅は、直美のゴーストライターとして小説を書き、再デビューすることを試みる。
├ パトリシア・コーンウェル

【読書】パトリシア・コーンウェル『憤怒』

大統領の暗殺計画を思わせる不審な動きをシークレットサービスがキャッチ。大統領は計画を変更し、ホワイトハウスへ戻る。厳戒態勢が敷かれる中、CIA調査官のレイチェル・スタンウィックが、マイクロ波を照射されて殺害された。奇しくもその頃、レイチェルの姉で裁判官のアニーと、検屍官のケイ・スカーペッタとレイチェルの不倫相手で検事のフラグラーは、同じ裁判に出廷していた。
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『ロスト・スピーシーズ』

アマゾンの奥地に望むものとは?植物学者の三浦は、南米アマゾンの奥地に咲くと言われる、ガンの特効薬になる「奇跡の百合」の採取を目指す、アメリカの大手製薬会社の社員らとともに、アマゾンへ足を踏み入れる。しかし、さっそく2人組の男たちに襲われ、予定外の難航を強いられる。それでも誰1人として引き返すと言い出さないのには、理由があった。
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫]赤川次郎『密告の正午』

1/22、中公文庫から、赤川次郎さんの『密告の正午』が発売されました。概要父は単身赴任中。母は自警団のような活動にのめりこみ、弟は悲劇に見舞われ……家族と距離をおくことにした大学生の亜希は、親友に頼まれた「荷物」を届けたために、予期せぬ波瀾...
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『胡蝶殺し』

歌舞伎役者の市川萩太郎は、先輩役者の中村竜胆の急逝に伴い、竜胆の息子・秋司の後見人となるが、同い年の実子・俊介よりも秋司の方が才能に勝ることを感じ取る。萩太郎は2人の初舞台『重の井の子別れ』で、俊介ではなく秋司に台詞の多い調姫役をあてる。しかし、初日の前日に秋司がおたふく風邪を罹患。萩太郎が秋司を外して俊介を調姫役にあてたことで、秋司の母との関係がこじれていく。
├ 藤崎翔

【読書】藤崎翔『お隣さんが殺し屋さん』

専門学校に通うために上京してきた美菜。アパートの隣の部屋に住む雄也に挨拶に行った時に、部屋の中に落ちている銃弾を見つけてしまう。長身でどこか陰がある雄也に一目惚れしてしまった美菜。一方、美菜に銃弾を見つけられてしまったことに焦る雄也…"ビッグ"と呼ばれるその殺し屋は組織きっての凄腕で、暴力団組長の育ての母を振り込め詐欺で騙したグループの殺害を依頼される。
├ 島本理生

【読書】島本理生『匿名者のためのスピカ』

景織子はなぜ自分から車に乗り込んだのか?笠井は恋人の景織子から、高校生時代に監禁された経験があると打ち明けられる。ある日、景織子を監禁した高橋が景織子の弟に暴行を働き、景織子を車に乗せて連れ去ってしまう。しかし、景織子は自ら進んで車に乗り込...
├ パトリシア・コーンウェル

【読書】パトリシア・コーンウェル『禍根』

シリーズ第1巻の『検屍官』から34年。常に最新の鑑識技術と法医学、科学技術を取り入れることで、あたかも近未来に連れて行かれたかのような気に読者をさせる『検屍官シリーズ』の第25弾。前作『烙印』の刊行から5年(原作)、登場人物たちの間にも数年...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『陽気なギャングは三つ数えろ』

他人の嘘を見抜く「人間嘘発見器」、演説の達人、スリの天才、コンマ1秒の正確な体内時計を持つ女性。この4人からなる陽気なギャングが、2年ぶりに銀行に押し入るが、防犯カメラの数は増え、解像度も良くなっている。その上、警備員に特殊警棒で手を殴られ...
├ 知念実希人

【新刊】知念実希人『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』

12/2、KADOKAWAより、知念実希人さんの『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』が出版されました。2023年11月に出版され、ドラマ化された『となりのナースエイド』の続編です。前作で新人ナースエイド(看護助手)だった桜庭澪は、外科...
├ 恩田陸

【読書】恩田陸『上と外』

両親の離婚によって、離れて暮らす家族が年に1度集まる夏休み。中学生の練と妹の千華子、母の千鶴子は、考古学者の父が暮らす中米のG国を訪れ、楽しい時間を過ごすはずだった。しかし、マヤの遺跡を軍のヘリコプターで見学する最中にテロが発生。練と千華子...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ』

祖父は脳梗塞で入院、実家の酒屋は火事で焼失、自らは父の飲酒運転での事故の身代わりがバレて失業。妹は大学進学を断念。人生のどん底まで落ちた咲良の前に現れたのは、小学2年生の娘を男手1つで育てる開業医の泉澤だった。2人はトントン拍子に入籍に至る...
├ トム・クランシー

【新刊】トム・クランシー、スティーヴ ピチェニック『ブラック・オーダー破壊指令』

トム・クランシー亡き後も、スティーヴ ピチェニックによって書き継がれる「オプ・センター・シリーズ」最新作!
└ 中山七里

【読書】中山七里『夜がどれほど暗くても』

週刊誌の副編集長・志賀倫成の息子がストーカー殺人を犯した。スキャンダルを追う側から追われる側に立場が急転した志賀の運命は…中山七里さんの『夜がどれほど暗くても』を読みました。あらすじ志賀倫成は、スキャンダル記事に強みをもつ週刊誌の副編集長。...
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『夜の向こうの蛹たち』

小説家の織部妙は、美人の新人作家・橋本なぎさと文学賞のパーティーで出会う。しかし、妙の興味はなぎさではなく、なぎさの秘書・初芝祐の方に惹かれていた。そして、妙の疑惑は、確信へと変わっていく…近藤史恵さんの『夜の向こうの蛹たち』を読みました。...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『監禁』

育児と仕事の両立に限界を感じ、看護師の仕事を辞めることにした由紀恵。しかし、その最後の夜勤の日、家で娘を見てくれているはずの夫と連絡がつかない。由紀恵の頭には、良くない想像ばかりがよぎる。秋吉理香子さんの『監禁』を読みました。あらすじ病院で...
├ 秋吉理香子

【新刊】[文庫化]秋吉理香子『ガラスの殺意』

通り魔からに逃れるため車道に飛び出した柏原麻由子は記憶障害を患い、新しい記憶が10~20分しかもたない。その麻由子が、気付くと、手には血まみれの包丁を持ち、傍には男性の死体が…あらすじ「憎きあいつを殺したのは……私!?」20年前に起きた通り...
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫]赤川次郎『眠れない町』

赤川次郎さんの『眠れない町』が、光文社文庫からも登場。10/8、光文社文庫より、赤川次郎さんの『眠れない町』が登場しました。あらすじ眠りたいのに――。〈睡眠〉に仕掛けられた恐るべき陰謀とは? 迫真のサスペンス・ミステリー! 郊外のマンモス団...
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『花嫁ヶ丘の決闘』

9/26、ジョイ・ノベルスより、赤川次郎さんの『花嫁ヶ丘の決闘』が、発売されました。概要劇中で実弾発射! 女子大生探偵は真相に辿り着けるのか!? 観劇で訪れた劇団のマネージャー・佐知子から相談を持ちかけられた女子大生探偵・亜由美。本物の拳銃...