サスペンス

├ パトリシア・コーンウェル

【読書】パトリシア・コーンウェル『禍根』

シリーズ第1巻の『検屍官』から34年。常に最新の鑑識技術と法医学、科学技術を取り入れることで、あたかも近未来に連れて行かれたかのような気に読者をさせる『検屍官シリーズ』の第25弾。前作『烙印』の刊行から5年(原作)、登場人物たちの間にも数年...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『陽気なギャングは三つ数えろ』

他人の嘘を見抜く「人間嘘発見器」、演説の達人、スリの天才、コンマ1秒の正確な体内時計を持つ女性。この4人からなる陽気なギャングが、2年ぶりに銀行に押し入るが、防犯カメラの数は増え、解像度も良くなっている。その上、警備員に特殊警棒で手を殴られ...
├ 知念実希人

【新刊】知念実希人『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』

12/2、KADOKAWAより、知念実希人さんの『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』が出版されました。2023年11月に出版され、ドラマ化された『となりのナースエイド』の続編です。前作で新人ナースエイド(看護助手)だった桜庭澪は、外科...
├ 恩田陸

【読書】恩田陸『上と外』

両親の離婚によって、離れて暮らす家族が年に1度集まる夏休み。中学生の練と妹の千華子、母の千鶴子は、考古学者の父が暮らす中米のG国を訪れ、楽しい時間を過ごすはずだった。しかし、マヤの遺跡を軍のヘリコプターで見学する最中にテロが発生。練と千華子...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ』

祖父は脳梗塞で入院、実家の酒屋は火事で焼失、自らは父の飲酒運転での事故の身代わりがバレて失業。妹は大学進学を断念。人生のどん底まで落ちた咲良の前に現れたのは、小学2年生の娘を男手1つで育てる開業医の泉澤だった。2人はトントン拍子に入籍に至る...
├ トム・クランシー

【新刊】トム・クランシー、スティーヴ ピチェニック『ブラック・オーダー破壊指令』

トム・クランシー亡き後も、スティーヴ ピチェニックによって書き継がれる「オプ・センター・シリーズ」最新作!
└ 中山七里

【読書】中山七里『夜がどれほど暗くても』

週刊誌の副編集長・志賀倫成の息子がストーカー殺人を犯した。スキャンダルを追う側から追われる側に立場が急転した志賀の運命は…中山七里さんの『夜がどれほど暗くても』を読みました。あらすじ志賀倫成は、スキャンダル記事に強みをもつ週刊誌の副編集長。...
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『夜の向こうの蛹たち』

小説家の織部妙は、美人の新人作家・橋本なぎさと文学賞のパーティーで出会う。しかし、妙の興味はなぎさではなく、なぎさの秘書・初芝祐の方に惹かれていた。そして、妙の疑惑は、確信へと変わっていく…近藤史恵さんの『夜の向こうの蛹たち』を読みました。...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『監禁』

育児と仕事の両立に限界を感じ、看護師の仕事を辞めることにした由紀恵。しかし、その最後の夜勤の日、家で娘を見てくれているはずの夫と連絡がつかない。由紀恵の頭には、良くない想像ばかりがよぎる。秋吉理香子さんの『監禁』を読みました。あらすじ病院で...
├ 秋吉理香子

【新刊】[文庫化]秋吉理香子『ガラスの殺意』

通り魔からに逃れるため車道に飛び出した柏原麻由子は記憶障害を患い、新しい記憶が10~20分しかもたない。その麻由子が、気付くと、手には血まみれの包丁を持ち、傍には男性の死体が…あらすじ「憎きあいつを殺したのは……私!?」20年前に起きた通り...
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫]赤川次郎『眠れない町』

赤川次郎さんの『眠れない町』が、光文社文庫からも登場。10/8、光文社文庫より、赤川次郎さんの『眠れない町』が登場しました。あらすじ眠りたいのに――。〈睡眠〉に仕掛けられた恐るべき陰謀とは? 迫真のサスペンス・ミステリー! 郊外のマンモス団...
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『花嫁ヶ丘の決闘』

9/26、ジョイ・ノベルスより、赤川次郎さんの『花嫁ヶ丘の決闘』が、発売されました。概要劇中で実弾発射! 女子大生探偵は真相に辿り着けるのか!? 観劇で訪れた劇団のマネージャー・佐知子から相談を持ちかけられた女子大生探偵・亜由美。本物の拳銃...
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『高校入試』

湊かなえさんの『高校入試』を読みました。あらすじ学区内随一の公立高校〈橘第一高校〉の入試前日、準備中の教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた紙が貼り出された。さらに、黒板の上から、教師の携帯電話が見つかる。不穏な空気が流れたまま迎えた...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『無人島ロワイヤル』

秋吉理香子さんの『無人島ロワイヤル』を読みました。あらすじバー〈アイランド〉の常連客7名とマスターは、無人島に3つ持っていくなら何を持っていく?という話題で盛り上がっていた。そこで、マスターが所有する無人島に実際に行ってみようということにな...
├ パトリシア・コーンウェル

【読書】パトリシア・コーンウェル『邪悪』

パトリシア・コーンウェルの『邪悪』を読みました。 あらすじCFC(ケンブリッジ法病理学センター)の局長・ケイ・スカーペッタの携帯電話に、姪のルーシーの緊急時用携帯電話番号から動画のURLが送られてきた。その動画には、ルーシーがFBIでインタ...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』

伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングの日常と襲撃』を読みました。あらすじ嘘を見抜く天才・成瀬、演説の達人・響野、スリの天才・久遠、精密な体内時計を持つ雪子は、4人組の強盗。しかし、強盗に入った銀行内で、女性が凶器を押しつけられている現場に遭遇す...
▼著者 ア行

【読書】太田愛『幻夏』

太田愛さんの『幻夏』を読みました。 あらすじ「尚を見つけてください」鑓水七雄の探偵事務所に、水沢香苗が訪ねてきた。息子の尚がいなくなったのは、23年前の9月。登校中、忘れ物を取りに帰ると友達に言ったきり行方不明になっていた。香苗の前夫で尚の...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『灼熱』

秋吉理香子さんの『灼熱』を読みました。 あらすじ川崎忠時は、リストラにあったことを妻の咲花子に話さず、詐欺まがいの商売をしていたが、仕事用に借りていたマンションの一室から転落して死亡した。詐欺の被害者で、現場に居合わせた医師の久保河内英雄が...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『うつむいた人形』

赤川次郎さんの『うつむいた人形』を読みました。 あらすじ女子大生の倉本千明は、学業の傍ら〈壊し屋〉の仕事をしている。離婚調停を有利に進めるためや、会社で失脚させるために男に近づく仕事。そんな千明に「雪江!」と声をかけてきた男性・室田照男がト...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『ガラスの殺意』

秋吉理香子さんの『ガラスの殺意』を読みました。  あらすじ19年前、柏原麻由子は、通り魔によって両親を殺害された。そして、麻由子自身も通り魔から逃れるために車道に飛び出したところを車に轢かれ、記憶障害を患っていた。ある日、ふと気付くと、手に...
├ パトリシア・コーンウェル

【読書】パトリシア・コーンウェル『標的』

パトリシア・コーンウェルの『標的』を読みました。あらすじ 休暇旅行の準備をしていたケイ・スカーペッタのもとに、ケンブリッジ市警の刑事・マリーノから連絡が入る。マリーノ曰く、連続殺人事件の3件目だという。同じ頃、ケイの家の塀の上に、同じ年に鋳...
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『嘘をつく器 死の曜変天目』

一色さゆりさんの『嘘をつく器 死の曜変天目』を読みました。あらすじ 人間国宝の候補に挙げられる京都鞍馬の陶芸家・西村世外の元で修行を積む早瀬町子は、窯出しの日に瑠璃色の光を放つ器に心を奪われた。世界でも、日本に3点のみ残っているとされる「曜...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『サイレンス』

秋吉理香子さんの『サイレンス』を読みました。あらすじ新潟県の沖に浮かぶ、人口300人足らずの島・雪之島で生まれた深雪は、高校卒業後に上京し、大学に通いながらタレントスクールでレッスンを受けていたが夢破れ、宮原かおりのマネージャーに落ち着いた...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』

伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングが地球を回す』を読みました。あらすじ天才的なスリ・久遠、人間嘘発見器・成瀬、演説の達人・響野、精密な体内時計を持つ雪子の4人は、計画通り銀行強盗に入り、4千万円を強奪した。しかし、逃走途中に思いがけない事態に...