感想

├ 海堂尊

【読書】海堂尊『チーム・バチスタの栄光』

海堂尊さんの『チーム・バチスタの栄光』を読みました。あらすじ東城大学医学部付属病院の不定愁訴外来、通称愚痴外来を担当する田口医師は、病院長の高階から呼び出される。病院内で行われている左心室縮小形成術、通称「バチスタ手術」は、開始以降26例続...
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『本と鍵の季節』

米澤穂信さんの『本と鍵の季節』を読みました。あらすじ『913』図書委員の堀川次郎と松倉詩門は、1年先輩の浦上麻里から、自宅にある亡くなった祖父の金庫を開けて欲しいと相談を受ける。麻里は祖父から「大人になったら贈り物がわかるはずだよ」と言われ...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『ηなのに夢のよう』

森博嗣さんの『η(イータ)なのに夢のよう』を読みました。あらすじ 神社の松の木の枝から首を吊っている死体が発見されたが、松の木の枝は地上12mの高さ。その神社にかけられた絵馬の1つには、「ηなのに夢のよう」と書かれたものがあった。さらに、公...
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』

東野圭吾さんの『どちらかが彼女を殺した』を読みました。あらすじ高校卒業後、愛知県の実家を出て東京へやってきた和泉園子に、年下の彼氏ができた。しかし、親友の弓場佳世子に彼氏の佃潤一を紹介すると、佃は園子を捨てて佳世子と付き合うことに。園子は兄...
└ 中山七里

【読書】中山七里『帝都地下迷宮』

中山七里さんの『帝都地下迷宮』を読みました。あらすじ 区役所の生活保護申請窓口で勤める小日向巧は、鉄オタの中でも〈廃駅鉄〉。職場でむしゃくしゃする出来事があった日の夜、旧萬世橋駅へ忍び込む。誰もいないと思っていた地下空間には、〈エクスプロー...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『福家警部補の報告』

大倉崇裕さんの『福家警部補の報告』を読みました。あらすじ『禁断の筋書』漫画家の河出みどりはかつて、三浦真理子とともに漫画を書いていた。同人誌で人気を集め、出版社からの声がかかったが、声をかけられたのはみどり1人だった。一方、出版社の営業部長...
▼著者 ア行

【読書】我孫子武丸『殺戮にいたる病』

我孫子武丸さんの『殺戮にいたる病』を読みました。あらすじホテルに女性を連れ込み、絞殺した上で屍姦し、乳房を切り取って持ち去るという連続殺人事件が発生した。三人目の被害者である島木敏子の妹・かおるは、元刑事の樋口の力を借りて、姉を殺害した犯人...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『λに歯がない』

森博嗣さんの『λ(ラムダ)に歯がない』を読みました。あらすじ C大学の国枝桃子助教授が共同研究を行っている建築会社の研究所内で、4人の男が殺害された。4人はいずれも銃で頭部を撃たれており、死後に歯をすべて抜かれていた。さらに、事件のあった研...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『二階の沈黙』

赤川次郎さんの『二階の沈黙』を読みました。あらすじ 西沢隆一と芳恵の1人息子、7歳の守が8階のベランダから、肩のベルト1本でぶら下がってしまった。しかも、玄関にはチェーンがかけられており、室内に入ることができない。上階のベランダから飛び移り...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『εに誓って』

森博嗣さんの『ε(イプシロン)に誓って』を読みました。あらすじ加部谷恵美と山吹早月が乗車した、東京発中部国際空港行の高速バスがハイジャックされた。都市部の数ヶ所に爆弾を仕掛けたと言う犯人は、乗客に終始丁寧な口調で話し、携帯電話の使用も認めた...
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』

辻村深月さんの『冷たい校舎の時は止まる』を読みました。あらすじ初雪が降った日、私立青南学院高校に通う生徒8人がいつも通り登校すると、学校の中はもぬけの殻だった。1階の窓と扉は中から開けることができず、校舎内に閉じ込められてしまう。しかも、教...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『マリアビートル』

伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』を読みました。あらすじ東京駅を発車した東北新幹線〈はやて〉。その中には、誘拐された組織の大物・峰岸の息子を救出し、連れ帰る途中の〈蜜柑〉と〈檸檬〉が乗車していた。さらに、その2人が持ち帰るトランクに入った身...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『τになるまで待って』

森博嗣さんの『τ(タウ)になるまで待って』を読みました。あらすじ加部谷恵美、海月及介、山吹早月の3人は、探偵の赤柳初朗から依頼されたアルバイトで、駐車場から1時間も歩かなければならない山の中にある伽羅離館を訪れる。伽羅離館には、超能力者の神...
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『追想五断章』

米澤穂信さんの『追想五断章』を読みました。あらすじ父親の死に伴って大学を休学し、伯父が営む古書店を手伝う菅生芳光が店番をしていると、北里可南子が訪ねてきた。前日に甲野十蔵の家から引き取ってきた古書の中にまぎれている、『壺天』という雑誌、しか...
└ 中山七里

【読書】中山七里『ヒポクラテスの試練』

中山七里さんの『ヒポクラテスの試練』を読みました。あらすじ元東京都議会議員・権藤要一が肝臓がんで死去した。しかし、城都大附属病院の医師・南条は、がんの進行が早すぎるとして、旧知の間柄である法医学者・光崎藤次郎に相談を持ちかける。光崎は権藤の...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『θは遊んでくれたよ』

森博嗣さんの『θ(シータ)は遊んでくれたよ』を読みました。あらすじ フリーターの早川聡史が、25歳の誕生日にマンションから転落して死亡した。早川の額には、口紅で「θ」と書かれていた。半月後、今度は看護師の木村ちあきが勤務先の病院から転落して...
├ 知念実希人

【読書】知念実希人『レゾンデートル』

知念実希人さんの『レゾンデートル』を読みました。あらすじ 時効や精神喪失、少年法などにより、刑罰を与えられなかったり、軽い刑罰しか与えられなかった犯人の首をナイフで切り裂き、現場に「R」と書かれたトランプのジャックを残す殺人鬼、〈ジャック〉...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『福家警部補の再訪』

大倉崇裕さんの『福家警部補の再訪』を読みました。あらすじ 『マックス号事件』室蘭-博多間を結ぶフェリー〈マックス〉が、旅行会社の特別企画で鹿角諸島を周遊する航海に出た。このフェリーの中で、警備会社の社長・原田明博は、かつての悪友・川上直巳を...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『Φは壊れたね』

森博嗣さんの『Φ(ファイ)は壊れたね』を読みました。あらすじC大学の大学院生・山吹早月が、友人の舟元繁樹の部屋で留守番をしていると、上階のN芸大生・町田弘司の部屋の鍵を開けて欲しいと依頼される。舟元は管理人が決まるまでの間、仮の管理人として...
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』

伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』を読みましたあらすじ宮城出身の総理大臣・金田のパレードが仙台で行われた。しかし、オープンカーでのパレードの最中、ラジコンヘリコプターに仕掛けられた爆弾により、金田首相が暗殺されてしまう。暗殺犯として追...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『神様が殺してくれる』

森博嗣さんの『神様が殺してくれる』を読みました。あらすじフランスで知らぬ人がいない有名人イザベル・モントロンが殺害された。モントロンが絞殺された部屋には、レナルド・アンペールの学生時代のルームメイト・リオン・シャレットが後ろ手に縛られていた...
├ 知念実希人

【読書】知念実希人『仮面病棟』

知念実希人さんの『仮面病棟』を読みました。あらすじ 外科医の速水秀悟は、当直のアルバイトのため、田所病院を訪れた。田所病院は療養型病院で、通常病院が嫌う身寄りのない患者も積極的に受け入れていた。午後9時を回った頃、速水は看護師からの電話で起...
└ 森博嗣

【読書】森博嗣『四季 冬』

森博嗣さんの『四季 冬』を読みました。あらすじ少なくとも6人が犠牲となっている連続殺人事件に関して、真賀田四季の知恵を借りたいという依頼があった。四季は断ろうとするが、被害者の中に、かつて世話になった人物の曾孫が含まれていた。感想「四季四部...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『福家警部補の挨拶』

大倉崇裕さんの『福家警部補の挨拶』を読みました。あらすじ『最後の一冊』私設図書館の館長・天宮祥子は、創設者・江波戸康祐の亡き後、図書館を売り飛ばそうと企んでいる息子の江波戸宏久を夜中に呼び出し、図書室の蔵書で殴り殺したあと、本棚を倒して宏久...