感想

└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『可燃物』

米澤穂信さんの『可燃物』を読みました。あらすじ ゴミ集積所に置かれた可燃ゴミが燃やされるという連続不審火が発生した。県警から派遣されたのは、捜査一課の葛班。班を率いる葛警部は、ゴミ集積所に部下を張り込ませ、不審人物の洗い出しを行うが、どれも...
├ 早坂吝

【読書】早坂吝『〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件』

早坂吝さんの『〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件』を読みました。あらすじアウトドアが趣味の区職員・沖健太郎は、オフ会で小笠原諸島にあるプライベートアイランド・再従兄弟島を訪れる。再従兄弟島には、事故で家族を失い、自らも顔に大ケガを負ってマスクを被って...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『殺める女神の島』

秋吉理香子さんの『殺める女神の島』を読みました。あらすじ 『ミューズ・オブ・ジャパン』のファイナリスト7名は、モルディブからクルーザーで5時間の場所にあるリゾートアイランドで、ビューティーキャンプと呼ばれる美の特訓合宿に参加することになった...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『札幌アンダーソング』

小路幸也さんの『札幌アンダーソング』を読みました。あらすじ 尻に野菜を刺し死亡するという事故死が2件続いていた。そして今度は、内臓破裂のあと、肛門からゴーヤが差し込まれるという事件が発生した。北海道警捜査1課の根来康平は、部下の仲野久ととも...
├ 横関大

【読書】横関大『ルパンの帰還』

横関大さんの『ルパンの帰還』を読みました。あらすじ 実家は老舗の探偵事務所。"昭和のホームズ"と呼ばれた祖父と"平成のホームズ"と呼ばれた父を持つ北條美雲は、警視庁採用試験を受け、捜査1課の刑事になった。美雲の教育係は、警察一家に生まれた桜...
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『朝が来る』

辻村深月さんの『朝が来る』を読みました。あらすじ 栗原清和、佐都子夫妻は、不妊治療を断念し、特別養子縁組という制度を用いて子供を授かることを決めた。夫妻のもとへやってきたのは、中学生の少女が出産した男の子。この子に、朝斗という名をつけ、養子...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『プライド 警官の宿命』

濱嘉之さんの『プライド 警官の宿命』を読みました。あらすじ田園調布署管内にある3つの駐在所に生まれた、幼馴染みの3人の息子、高杉隆一、本城清四郎、大石和彦は、それぞれ、高卒、大卒、東大卒のキャリアとして警察官の道を選ぶ。お互いに刺激を与え合...
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『法の雨』

下村敦史さんの『法の雨』を読みました。あらすじ”無罪病判事”との異名をつけられた裁判官・嘉瀬は、暴力団松金組組長殺害事件の2審で無罪を言い渡し、判決理由を読み上げている途中に倒れた。一方、嘉瀬の孫・幸彦は、念願の医大に合格したが、入学金を祖...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『ヒア・カムズ・ザ・サン』

小路幸也さんの『ヒア・カムズ・ザ・サン』を読みました。あらすじ 『夏:猫も杓子も八百万』古書店〈東京バンドワゴン〉で、夜の内に書架の本が数冊床に落ちるということが発生する。さらに、女性陣が白い幽霊を見たという。一方、遺品整理をしていたら、〈...
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『神の値段』

一色さゆりさんの『神の値段』を読みました。あらすじ マスコミはおろか、ギャラリーのスタッフの前にも顔を出さない現代画家・川田無名。この謎の画家の作品を一手に扱うギャラリーのオーナー・永井唯子が、ギャラリーが持つ倉庫の中で首を絞められて殺害さ...
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『栞と嘘の季節』

米澤穂信さんの『栞と嘘の季節』を読みました。あらすじ 図書委員の堀川次郎がカウンターの当番をしているときに、『薔薇の名前』という本の下巻が返却箱に入れられた。返却された本の間に忘れ物がないか確認していたところ、押し花をラミネート加工した栞が...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『ヒトイチ 警視庁人事一課監察係』

濱嘉之さんの『ヒトイチ 警視庁人事一課監察係』を読みました。あらすじ 警視総監宛に、新宿署の組対課長代理が反社会的勢力と不適切な関係にあるとの内部告発があった。警察官の非行事案を摘発する監察係の係長・榎木博史は、さっそく内部告発文書に名前が...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『国道食堂 2nd season』

小路幸也さんの『国道食堂 2nd season』を読みました。あらすじ 小田原市から甲府市へ抜ける裏ルート・国道517号線沿いにある〈国道食堂〉。元プロレスラーの本橋十一が店主を務めるこの店の真ん中には、プロレスのリングが鎮座しており、週末...
├ 歌田年

【読書】歌田年『紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪』

歌田年さんの『紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪』を読みました。あらすじ コスプレを趣味にする男性・張本善浩が自宅で殺害された。窓ガラスをハンディ・バーナーで焼き切られ、自宅の一部も焼かれていた。警察は、かつて三角関係にあった春美真久を...
├ 水原秀策

【読書】水原秀策『裁くのは僕たちだ』

水原秀策さんの『裁くのは僕たちだ』を読みました。あらすじ 高尾慎一は、衆議院のマドンナ・藤沢杏子が夫を殺害したとされる裁判の裁判員になった。高尾が公園のベンチに座っていると、となりに若い女性が座り、突然、無罪と主張するために金銭を寄こせと要...
▼著者 カ行

【読書】[オススメ]小坂流加『余命10年』

この病気にかかって、10年以上生きた人はいない。 残された寿命は10年。あなたは短いと思いますか?それとも長いと思いますか?実際に難病に冒された著者が、余命を注ぎ込んで書き上げた1冊。あなたは余命が10年と宣告されたら、何をしますか?何がし...
├ 新川帆立

【読書】新川帆立『倒産続きの彼女』

新川帆立さんの『倒産続きの彼女』を読みました。あらすじ 弁護士の美馬玉子が勤める弁護士事務所は、倒産の危機にあるアパレルメーカーのゴーラムの対応を行っていた。そこに、経理部の近藤まりあが勤める会社がこれまで3社すべて倒産しているとの通報が寄...
▼著者 ア行

【読書】小川哲『君のクイズ』

小川哲さんの『君のクイズ』を読みました。あらすじ 生放送のクイズ番組『Q-1グランプリ』。7点先取の決勝戦は6対6で最終問題にもつれ込んだ。三島玲央が対する本庄絆は、問題が読まれる前に早押しボタンを押し、正解を導き出した。これはやらせなのか...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『暗殺』

赤川次郎さんの『暗殺』を読みました。あらすじ 入試の日の朝、工藤麻紀は大学の最寄り駅で、竹内貞夫が射殺されるのを目撃するが、試験開始に間に合わないと思い、その場を立ち去る。その後、麻紀が見たのと別人が犯人として逮捕されるが、きっかけを失った...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『オメガ 対中工作』

濱嘉之さんの『オメガ 対中工作』を読みました。あらすじ 警察庁諜報課の榊冴子は、ヘリコプターや戦車から銃まで、中国がロシア製をコピーして製造した武器が、パキスタンを経由してアフリカへ流れていることに着目した。一方、岡林が立ち上げた中国での真...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路二丁目の寫眞館』

小路幸也さんの『花咲小路二丁目の寫眞館』を読みました。あらすじフォトグラファーの桂樹里は、学校を出てすぐに〈久坂寫眞館〉に就職した。現社長の久坂重も写真を撮ることはできるのだが、人物写真を撮ると、見えないものが写ってしまうのだという。そんな...
├ 貴志祐介

【読書】貴志祐介『鍵のかかった部屋』

貴志祐介さんの『鍵のかかった部屋』を読みました。あらすじ 高校生の高澤大樹が練炭自殺を図った。偶然高澤家を訪れていた叔父の会田愛一郎は、サムターン回しを得意とする空き巣狙いだったが、5年間の懲役を経て出所してきたばかりだった。大樹の部屋にか...
├ 横関大

【読書】横関大『ルパンの娘』

横関大さんの『ルパンの娘』を読みました。あらすじ図書館で勤務する三雲華は、交際相手である桜庭和馬の実家に連れて行かれた。しかし、公務員としか聞かされていなかった和馬の職業は刑事。さらに、祖父母に両親、妹まで全員警官の警察一家だった。実は、華...
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『自殺予定日』

秋吉理香子さんの『自殺予定日』を読みました。あらすじ 母を亡くし、父を亡くした女子高生の渡辺瑠璃は、父を殺した継母のれい子を告発するために、自殺の名所になっている山奥で首を吊ろうとするが、枝が折れて失敗してしまう。そこに現れたのが、幽霊の裕...