ミステリー

└ 中山七里

【新刊】中山七里『氏家京太郎、奔る』

3/19、双葉社より、中山七里さんの『氏家京太郎、奔る』が発売されました。民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定所〉の所長・氏家は、ゲームクリエイターの腐乱死体が発見された事件で、弁護側から再鑑定を求められるが、容疑者は氏家の親友だった。「鑑定人 氏家京太郎シリーズ」第2弾!
└ 東野圭吾

【新刊】[文庫化]東野圭吾『マスカレード・ゲーム』

3/19、集英社文庫より、東野圭吾さんの『マスカレード・ゲーム』が、文庫化されて発売されました。累計500万部を突破した「マスカレードシリーズ」の第4弾。人を殺害したことがある人物3人が殺害される事件が発生。殺害された3人が起こした事件の被害者遺族たちが、ホテル・コルテシアに集結。新田浩介が3度潜入捜査に挑む。
├ 知念実希人

【新刊】知念実希人『放課後ミステリクラブ6 教室のとうめい人間事件』

3/18、ライツ社より知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ6 教室のとうめい人間事件』が発売されました。シリーズ累計30万部を突破した「放課後ミステリクラブ」の第6弾。殺人は起きないけどトリックは大人向け小説顔負け。漢字にはすべてふりがなつき。小学校中学年向けの児童読み物。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路二丁目中通りのアンパイア』

花咲小路商店街でたいやき屋を営んでいる宇部禄朗は、元甲子園球児で、現在は野球の審判もしている。実家の〈たいやき波平〉を継ぐまでは、2年間交番で勤務していたが、ひとの嘘を見抜く特技を持つ禄朗は、その間の検挙数が228件という凄腕の警察官だった。そんな禄朗は、高校1年生の時、野球の試合後球審を殴ったという過去を持っていた。
▼著者 ヤ行

【読書】[オススメ]山口未桜『禁忌の子』

「いやあああ!」救急搬送されてきた患者の顔が露わになった瞬間、研修医が叫び声を上げた。ストレッチャーの上に心肺停止の状態で横たわっていたのは、当直の救急医・武田航に瓜二つの男だった。航に兄弟はいないが、母子手帳を見ると妊娠中の診察記録の1行目だけが「生島病院」となっていた。現「生島リプロクリニック」の理事長・生島京子は、日本における体外受精のパイオニアだった。
├ 一色さゆり

【新刊】一色さゆり『オークションの女神』

3/12、双葉文庫より、一色さゆりさんの『オークションの女神』が発売されました。オークションの開催直前、「爆破予告」が舞い込んできた。当日会場に集まったのは、それぞれに思惑を抱えた人ばかり。オークション会社の若手社員・小洗凜太郎は、無事閉幕を迎えることができるのか?
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫化]赤川次郎『泥棒は幻を見ない』

3/11、徳間文庫より赤川次郎さんの『泥棒は幻を見ない』が、文庫化されて発売されます。「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」の第23弾です。子供を虐待して死なせた男が、一太刀に切られて殺害された。刀傷を見た今野淳一は、並みの腕前ではないと判断する。また、勤めていた警察署から1億円を盗み出した竹原紘二も、バッサリと斬られて殺害された。TV局が招いたイタリア・オペラの夜、すべてに決着がつく!
└ 杉井光

【読書】杉井光『世界でいちばん透きとおった物語2』

連載途中で絶筆となったミステリの結末は?2人組のミステリ作家・翠川双輔のプロットを担当していると言われていた菊谷博和が死亡し、月刊文芸誌での連載が打ちきられることになった。読者だけでなく、作家仲間の間でも解決編を待ち望む声が聞こえたが、菊谷とコンビを組む宇津木静夫は菊谷なしに続きを書くことはできないと言う。
├ 三日市零

【新刊】三日市零『復讐は感傷的に』

3/5、宝島社より、三日市零さんの『復讐は感傷的に』が発売されます。「復讐は合法的にシリーズ」第3弾!司法に限界を感じた衿須鉄児は弁護士を退職。法律探偵事務所を開業し、"合法的な復讐"を生業として再出発する。そんな衿須の前に現れたのは、衿須が司法の限界を感じた事件の被害者の娘・楓だった。
├ 三日市零

【読書】三日市零『復讐は芸術的に』

定食屋の店主丸山は、生配信中にアポなしでやってきたYouTuberモグ太郎を、店が貸し切り営業中だったことを理由に断ったため、嫌がらせを繰り返し受けるようになってしまった。丸山は、月に1度ほど食べに来てくれる弁護士で調査会社を経営しているエリスに相談を持ちかける。相談を受けたエリスは、"合法的な復讐"を開始する!
├ 小路幸也

【新刊】小路幸也『A DAY IN YOUR LIFE』

2/27、徳間書店より、小路幸也さんの『A DAY IN YOUR LIFE』が発売されました。小説家の槙村朗は、読者から投稿された体験談を物語仕立てにし、自らがパーソナリティを務めるラジオ番組『A DAY IN YOUR LIFE』で放送している。槙村は、ひとが書いた字を見ると、それが真実か否かがわかる不思議な力を持っていた。そんな槙村も、子供のときに不思議な体験をしていて…
├ 下村敦史

【新刊】下村敦史『口外禁止』

2/27、実業之日本社より、下村敦史さんの『口外禁止』が発売されました。ちょっと残念な大学生・元のもとに、1通のメールが届く。「プロデュース通りに行動すれば、人生上手くいく。」半信半疑でメールの指示に従った元の人生は、歯車がかみ合ったかの如く好転していく。ただし、メールのことは「口外禁止」で。
├ 呉勝浩

【読書】呉勝浩『スワン』

大型ショッピングセンター「スワン」で、模造拳銃を使った無差別殺人が発生した。死者21名。その中にコナガワ物流の社長・吉村秀樹の母・菊乃が含まれていた。最上階のラウンジにいたはずの菊乃は、なぜか1階に停まったエレベーターの入口でエレベーターの中を向いて倒れていた。
├ 坂木司

【新刊】[文庫化]坂木司『楽園ジューシー』

2/25、角川文庫より、坂木司さんの『楽園ジューシー』が、文庫化されて発売されました。5ヶ国ミックスの大学1年生・ザッくんは、沖縄の安宿「ホテルジューシー」でアルバイトをはじめる。美味しい料理に超アバウトなオーナー代理、クセのある宿泊客たち…残念な人間と自認しているザッくんに、南風は吹くのか?
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『リカーシブル』

越野ハルカが引っ越してきた町は、未来視ができるタマナヒメ伝説が残る町だった。父が失踪し、母と弟と3人で地方都市に引っ越してきたハルカ。初日から友人ができて無事に中学デビューを飾ったが、この町は古くから伝わるタマナヒメの伝説と、高速道路の誘致計画に揺れていた。
└ 中山七里

【読書】中山七里『ヒポクラテスの困惑』

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうが、治療薬もなければワクチンもない。そんな中、オンライン通販で財を成した萱場が、新型コロナウイルス感染症で死亡した。萱場の腕には素人によるものと見られる注射痕が6つ。萱場は1本1000万円の未承認ワクチンを6本セットで入手し、接種していたらしい。
├ 知念実希人

【読書】知念実希人『祈りのカルテ』

毎月睡眠薬を多量摂取して救急搬送されてくる患者、内視鏡手術を拒否して開腹手術を希望する患者、搬送されてきたときよりも火傷の範囲が拡がる患者…精神科、外科、皮膚科…と、各科を廻りながら初期臨床研修を受けている研修医の諏訪野は、指導医のもと病院で起きる謎を解き明かしていく。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『君の望む死に方』

余命6ヶ月。ガンの告知を受けたソル電機の創業者で社長の日向は、社員の梶間に自らを殺害するように仕向ける。場所はソル電機の保養所。ここでは、毎年将来有望な若手社員男女2人ずつを集め研修を行っていた。しかし、研修のゲストとして外部から招いた碓氷優佳が、日向の計画を狂わせはじめる。
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『モップの魔女は呪文を知っている』

オシャレが大好きな女の子(でも既婚)キリコは、掃除が大好きで清掃作業員の仕事に就いている。配属先のスポーツクラブや猫のブリーダー宅、小児科病棟、複合オフィスビルで事件が発生するが、キリコは清掃員から名探偵に変貌し、すっきりと事件を解決していく。
├ 乾くるみ

【読書】乾くるみ『セカンド・ラブ』

会社の先輩・紀藤に誘われ、スキーに行った里谷は、紀藤の恋人が連れて来た友人・春香と出会い、交際に発展する。しかし、ある日のデート中、春香が突然紳士に腕をつかまれ、「美奈子。よくも騙したな!」と言われる。どうやら、新宿歌舞伎町のホステスと勘違いされたようなのだが、好奇心に負けた里谷は新宿歌舞伎町の店へ行き、春香そっくりのホステス・美奈子と出会う。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『すべての神様の十月(二)』

死神、九十九神、福の神…八百万の神に守られている日本で、人間と神様のちょっと不思議な出会いを描いた短編集。あなたが困っているとき、神様がそっと手を差し伸べてくれているかも知れません。
├ 愛野史香

【読書】[オススメ]愛野史香『あの日の風を描く』

「模写は、日本画の古典研究の代名詞と言えます」芸大の油画科の学生・稲葉真は、同じ大学の大学院文化財保存修復専攻・保存修復日本画研究室の人見教授の言葉を聞いてがっかりした。真の父は日本画家だったが、次第に古典絵画の模写や日本画研究にのめり込み、名を残せなかった画家だったからだ。従兄の凛太郎が休学中の真に持ってきたのは、江戸時代の襖絵の修復模写制作の話だった。
├ 湊かなえ

【読書】湊かなえ『人間標本』

「人間の標本を作りたい」生物学者の榊史朗の父で画家の榊一朗は、勲章を授与された際のパーティーのスピーチでそう発言し、勲章を返還させられた。「人間の標本を作りたい」その思いに駆られた史朗は、実の息子を含む6人の少年の標本を製作。事件の発覚直後、史朗は手記をインターネットに投稿した後警察へ出頭し、一審の死刑判決を受け入れるが…
├ 知念実希人

【新刊】[文庫]知念実希人『天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を』

2/7、実業之日本社文庫より、知念実希人さんの『天久翼の読心カルテ 神酒クリニックで乾杯を』が発売されました。天久鷹央の兄・翼は、神酒章一郎が院長を務める「神酒クリニック」で働くことになる。とある資産家から息子殺害の犯人探しを依頼されるが…