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内田康夫『風葬の城』

内田康夫さんの『風葬の城』を読みました。内田康夫さんにしては珍しく、始めからストーリーを考えていたのではないかと思えるほどまっすぐな展開。でも、それが返って面白さにつながっているのかなぁと思いました。風葬の城 (講談社文庫)Amazon(ア...
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【読書】内田康夫『横浜殺人事件』

内田康夫さんの『横浜殺人事件』を読みました。感想浅見光彦が、童謡『赤い靴』をヒントに謎を解くことになるのですが、横浜らしく異国情緒溢れる仕上がりになっています。ただ、何なのでしょうねぇ?舞台が横浜となると急に旅情ミステリとしての面白みが減っ...
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内田康夫『鄙の記憶』

内田康夫さんの『鄙の記憶』を読みました。静岡県にある名勝、寸又峡と秋田県の大曲で発生した殺人事件に浅見光彦が挑むというもの。寸又峡と大曲を行ったり来たりで少々もどかしい感じがしましたが、書かれている内田康夫さん自身が迷走したあとでもあるのか...
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内田康夫『「紅藍の女」殺人事件』

内田康夫さんの『「紅藍の女」殺人事件』を読みました。『「首の女」殺人事件』と『「紫の女」殺人事件』の間に挟まれた『「○○の女」殺人事件』3部作の2作目となります。前期の長編としては珍しくタイトルに地名や歴史上の人物が含まれていませんが、舞台...
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内田康夫『竹人形殺人事件』

内田康夫さんの『竹人形殺人事件』を読みました。『若狭殺人事件』、『白鳥殺人事件』と続いてきた私の"第2の故郷"福井を浅見光彦の目を通して訪れる旅の最終回です。『若狭殺人事件』は私が住んでいた福井市を含む「嶺北」地方から山を隔てた「嶺南」地方...
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【読書】内田康夫『坊っちゃん殺人事件』

内田康夫さんの『坊っちゃん殺人事件』を読みました。感想言うまでもありませんが、タイトルの『坊っちゃん殺人事件』は夏目漱石の『坊っちゃん』から取られています。こういった形をとるというのは内田康夫さんとしては珍しいですね。舞台は四国・松山。登場...
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内田康夫『白鳥殺人事件』

内田康夫さんの『白鳥殺人事件』を読みました。「白鳥」という漢字は「はくちょう」、「しらとり」、「しろとり」など、いろいろな読み方があります。なお、この作品は「はくちょうさつじんじけん」と読むのが正解だそうです。また、「しらとり」、「しろとり...
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【読書】内田康夫『若狭殺人事件』

内田康夫さんの『若狭殺人事件』を読みました。福井県の若狭地方が舞台の1つとして出てくるのですが、福井は私が学生時代に6年間を過ごした第2のふるさと。私の内田康夫さん第1次ブームである中高生の頃には、福井が第2のふるさとになるとは思ってもみま...
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内田康夫『壺霊』

内田康夫さんの『壺霊』を読みました。『壺霊』と書いて「これい」と読むそうです。壺に取り憑いた霊というか、壺に魅せられた人たちの話です。それが殺人事件にまで発展というとなんだか大袈裟なような気がしますが、舞台が平安京遷都から1200年以上の歴...
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内田康夫『薔薇の殺人』

内田康夫さんの『薔薇の殺人』を読みました。お隣の宝塚市も舞台の1つになっていることもあって楽しみにしていました。宝塚で「薔薇」ということですから、当然宝塚歌劇団。しかも、『ベルサイユのばら』を想像しますよね(私はタイトルぐらいしか知らないの...
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内田康夫『長崎殺人事件』

内田康夫さんの『長崎殺人事件』を読みました。長崎で起きたある殺人事件の容疑者として捕まった父を助けてほしいとの手紙が軽井沢の先生に届くところから物語は始まります。この事件の発生前後の事から始まり、長崎で発生した3件の殺人事件を追っていくので...
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内田康夫『琵琶湖周航殺人歌』

内田康夫さんの『琵琶湖周航殺人歌』を読みました。舞台は近畿の水瓶とも呼ばれる琵琶湖。私は兵庫の出身なのでお世話になっていませんが、滋賀、京都、大阪の3府県は常日頃から琵琶湖のお世話になっているわけです。この作品は琵琶湖の水質汚染問題を取り上...
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内田康夫『鞆の浦殺人事件』

内田康夫さんの『鞆の浦殺人事件』を読みました。瀬戸内海、広島県福山市にある鞆の浦で同じ日に発生した2件の不審死を受けて浅見光彦が鞆の浦を訪れるのですが、浅見光彦が誕生した作品『後鳥羽伝説殺人事件』に出てきた野上部長刑事(本作品では警部補)が...
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【読書】内田康夫『伊香保殺人事件』

内田康夫さんの『伊香保殺人事件』を読みました。感想浅見家のお手伝い須美子が事件に巻き込まれ、光彦に助けを求める電話を…今回は須美ちゃんが大活躍かと思いきや、東京に帰った後はさっぱり。んー、勝手に期待していただけですが、肩すかしを食らわされた...
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【読書】内田康夫『上海迷宮』

内田康夫さんの『上海迷宮』を読みました。感想舞台は前回読んだ『ユタが愛した探偵』同様海の向こう。今回はどうやって行くのかなぁ?と思ったら、大阪からフェリーが出ているそうです。関西に住んでいる私ですが、まったく知りませんでした。フェリーがある...
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内田康夫『ユタが愛した探偵』

内田康夫さんの『ユタが愛した探偵』を読みました。なんでも、この作品は「浅見光彦最大の危機」としてファンの間では有名なんだとか。と言っても、"生命の危機"ではなく、"貞操の危機"なんだとか…読んでみると、確かに2度、3度浅見光彦が"襲われる"...
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内田康夫『軽井沢殺人事件』

内田康夫さんの『軽井沢殺人事件』を読みました。名前のとおり軽井沢を舞台としたこの作品ですが、浅見光彦に続く内田康夫さんのシリーズキャラクター「信濃のコロンボ」こと竹村警部と浅見光彦の初共演作にもなっています。軽井沢の様子の描写は、実際に軽井...
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内田康夫『遺骨』

内田康夫さんの『遺骨』を読みました。読んだ感想は… 読みにくい!その理由は「怒り」だと思います。全編を通して内田康夫さんの怒りが溢れているように感じました。この話では医療にまつわる問題を取り上げていて、特に脳死を人の死とするかや、臓器移植に...
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【読書】内田康夫『終幕のない殺人』

内田康夫さんの『終幕のない殺人』を読みました。感想内田康夫さんには珍しい"ある閉ざされた山荘で"のパターンだと聞いて読んだのですが、目次の次のページを開いて後悔。登場人物の説明がずらりと並んでいます… 私は頭が悪いので覚えきれないんですよね...
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内田康夫『逃げろ光彦 内田康夫と5人の女たち』

内田康夫さんの『逃げろ光彦 内田康夫と5人の女たち』を読みました。「埋もれ火」、「飼う女」、「濡れていた紐」、「交歓殺人」、「逃げろ光彦」の5つの短編が収録された作品ですが、浅見光彦が登場するのは最後の「逃げろ光彦」だけとなっています。同じ...
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内田康夫『鏡の女』

内田康夫さんの『鏡の女』を読みました。内田康夫さんには珍しく、短編集となっています。「鏡の女」、「地下鉄の鏡」、「透明な鏡」の3編が収められているのですが、「透明な鏡」は先日読んだ『他殺の効用』に収録されているものと同じでした。「鏡の女」は...
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内田康夫『他殺の効用』

内田康夫さんの『他殺の効用』を読みました。内田康夫さんには珍しい短編集で、5作品が収録されています。その内、浅見光彦が登場するのは2作品です。短編集ということもあり、駆け足で話が進んでいく感がいがめませんが、むしろ濃密なストーリーでなかなか...
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内田康夫『城崎殺人事件』

内田康夫さんの『城崎殺人事件』を読みました。私が住んでいる兵庫県が舞台ということで読んでみたのですが、地元の人が大阪弁に近い関西弁をしゃべっていて違和感。兵庫県北部の方は南部と言葉がぜんぜん違っていて、山陰の方の言葉なんですよね。どちらかと...
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内田康夫『記憶の中の殺人』

内田康夫さんの『記憶の中の殺人』を読みました。ちょっと頭が疲れていたので、軽めのところを…と思って読んだのですが、ちょっと難解…「浅見光彦シリーズ」としては少し異質の作品で、読みづらく感じました。「浅見光彦シリーズ」としては中期の作品なので...