▼著者 カ行

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【読書】木爾チレン『二人一組になってください』

二人一組になってください。誰とも組むことができなかった者は、失格になります。京都にある女子高の卒業式の日、生徒たちが登校すると黒板に特別授業(ゲーム)のルールが書かれていた。最後に1人または2人が残るまで、このゲームが続くという。しかも、クラスでいじめられていた美心が失格になった場合は、全員が失格になるという――
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【読書】角田光代『八日目の蝉』

「お願いだから今回は見送って、もっといろんなことがきちんとしてから子供を作ろう」そう言って将来の約束をして堕胎を迫った不倫相手は、その数ヶ月後に妻との間に子供を授かった。留守中、不倫相手の夫婦の間に生まれた赤ん坊を見に行った希和子は、泣き止んだ赤ん坊が自分に向かって笑ったのを見て、衝動的に連れ出してしまう。希和子は、身分を偽り、過去を偽りながら逃避行を続けるが…
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【読書】櫛木理宇『死刑にいたる病』

大学生の筧井雅也のもとに届いた手紙は、シリアルキラー(連続殺人鬼)からのものだった!雅也が小学校高学年から中学生の頃に通ったベーカリーの店主・榛村大和は、24の殺人の罪で逮捕され、そのうち9件で立件されて1審で死刑判決を受けていた。しかし、その9件の中の1件は自らが犯した殺人ではないとして控訴していた。榛村は、その1件について調べて欲しいと雅也に依頼してきたのだった。
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【新刊】北野佐久子『イギリスのお菓子と街めぐり アガサ・クリスティーの食卓』

5/19、二見書房より、北野佐久子さんの『イギリスのお菓子と街めぐり アガサ・クリスティーの食卓』が発売されました。アガサ・クリスティーゆかりの場所を訪れ、名探偵ポアロやミス・マープルシリーズなど、人気作品に登場するスコーン、ケーキ、タルト、パイなどの写真とレシピを掲載。
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【読書】角田光代『紙の月』

人が溺れていく様を見よ――。平凡な主婦だった梅澤梨花は、銀行でパートタイマーとして働きはじめた。フルタイマーに昇格すると、買い物の楽しさを知ることに。さらに、恋人を作り、恋人の借金を返済するために偽造した定期預金証書を使って横領をはじめる。
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【読書】小西マサテル『名探偵のままでいて』

認知症の祖父は、ある日突然安楽椅子探偵に変貌する!小学校教諭の楓の祖父は、かつて小学校の校長をしていたが、レビー小体型認知症を患い介護を受けながら生活をしている。しかし、体調が良いときは認知症であることを忘れさせるくらい、若い頃の鋭敏な思考...
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【読書】五条紀夫『クローズドサスペンスヘブン』

首を切られて殺害された"俺"は、気付くとリゾートビーチに倒れており、首の傷はなくなっていた。ビーチの近くに建つ洋館に届く『毎時新聞』によると、この〈天国屋敷〉には惨殺された5人がすでに辿り着いていて、"俺"は最後の6人目だったらしい。"俺"...
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【読書】小坂流加『生きてさえいれば』

小坂流加さんの『生きてさえいれば』を読みました。 あらすじ心臓の疾患で入院を続けている牧村春桜が、宛名も書かずに手元に大事に置いている手紙を見つけた甥の千景は、その手紙を届けるために、1人新幹線に乗って大阪へ行く。そこで待ち受けていた羽田秋...
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【読書】[オススメ]小坂流加『余命10年』

この病気にかかって、10年以上生きた人はいない。 残された寿命は10年。あなたは短いと思いますか?それとも長いと思いますか?実際に難病に冒された著者が、余命を注ぎ込んで書き上げた1冊。あなたは余命が10年と宣告されたら、何をしますか?何がし...
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【読書】小島正樹『武家屋敷の殺人』

弁護士の川路弘太郎は、孤児院で育った静内瑞希から、生家を探して欲しいという依頼を受ける。手がかりは、瑞希が孤児院の前に置かれたときに一緒に置かれていた伯父からの手紙と日記、母と祖母らしき写真の3点。川路と友人の那珂邦彦は、瑞希の生家を発見することに成功するが、新たな殺人事件が発生してしまう。
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【読書】鴨崎暖炉『密室狂乱時代 絶海の孤島と七つのトリック』

現場が密室であれば無罪という判例が出た日本では、密室殺人が横行。〈密室代行業者〉なる職業まで誕生した。そんな中、高校生の葛白香澄は、大富豪・大富ヶ原蒼大依が所有する金網島で開かれる、『密室トリックゲーム』に招待される。しかし、ゲームの最中、参加者たちが実際に密室で殺害されるという事件が発生する。
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【読書】今野敏『ST 警視庁科学特捜班 エピソード1』

都内のマンションの1室で、中国人女性の遺体が発見された。被害者には性的暴行のあとがあり、全身に無数の刺創、切創が残されていた。警視庁に新たに設けられたST――科学特捜班――の面々は、さっそく事件に取りかかる。しかし、5日後、神社の境内で新たに中国人女性の遺体が発見される。この女性も性的暴行を受けていたが、精液の血液型は1人目の女性とは異なる型だった。
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【読書】倉知淳『星降り山荘の殺人』

開発業者が新しく買い取ったオートキャンプ場の宣伝のために、スターウォッチャーの星園詩郎、作家の草吹あかね、UFO研究家の嵯峨島一輝ら9人が、雪に閉ざされた山荘に集められた。しかし、一夜明けると開発会社社長・岩岸豪造が殺害されているのが発見された。星園は付き人の杉下和夫とともに、事件を推理する。
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【読書】樹島千草『耳をすませば』

中学3年生の時、本の貸し出しカードがきっかけで知り合った二人、月島雫と天沢聖司は、夢を追い求めてそれぞれの道を歩き出した。10年後、児童文学作家を目指す雫は、児童書の編集部で働きながら、新人賞に応募する生活を続けていた。一方、チェリストになることを夢見てイタリアへ渡った聖司は、なんとかプロとして生活できるようになっていた。
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[児童書]柏原佳世子『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』

王さまがお出かけの最中、城に残った家来たちは遊びたい放題。しかし、王さまが予定より早く帰ってきた!おうさまがかえってくる100秒前だ!!感想普段とは少し趣を変えて、今日は児童書の紹介です。以前にも佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』を...
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【読書】柿元邦彦『GT-R戦記』

柿元邦彦さんの『GT-R戦記』を読みました。感想柿元さんは2004年にSUPER GTの日産総監督に就任し、12年間で6度のシリーズチャンピオンを獲得した名将です。レースファンのみならず、ビジネス書としても価値のある1冊ではないでしょうか。...