ケン・グリムウッドの『リプレイ』を読みました。
放送ジャーナリストのジェフ・ウィンストンは、1988年10月18日13時6分に心臓発作を起こして死亡する。
しかし、目を覚ますと、25年前の学生時代に戻っていた。
ジェフは記憶を頼りに、競馬や株で莫大な財産を築くが、ふたたび1988年10月18日13時6分に心臓発作を起こし、25年前に戻る。
ジェフは3回目の〈リプレイ〉で、ジェフの記憶にない大ヒット映画をプロデュースしたパメラ・フィリップスと出会う。
中学生の時に読んだ本です。
ふと気になって、もう1度読み直してみました。
確かこの作品で読書感想文を書いた記憶も…
中学生の時の読書感想文というと、他には山崎豊子さんの『二つの祖国』と井伏鱒二さんの『黒い雨』で書いた記憶があります。
いったい、どんな中学生だったのやら…
25年前に戻って人生をやり直せる。
この作品を読んで以来、自分の身にも同じことが起きないかと、何度思ったことか!
ジェフのように競馬やMLBのワールドシリーズの勝敗までは覚えていないけど、株でなら少しは儲けられそう。
そんな金銭的なメリットだけではなく、もう1度人生をやり直せたら、もっと上手く立ち回れるんじゃないかなぁと思うんです。
私にとって、小学校、中学校時代はまさに黒歴史。
記憶が断片的にしか残っていないくらい、暗黒の時代でした。
それをもう1度やり直せたらなぁと…
もっとも、この年齢になると、25年さかのぼるだけでは足りませんけど。
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