【読書】東川篤哉『じゃあ、これは殺人ってことで』

東川篤哉 烏賊川市シリーズ ├ 東川篤哉

関東某所にある烏賊川市は、犯罪と過疎化に悩む街。
大前田典之は、その烏賊川市の企業〈大前田製菓〉の社長で叔父の徳次郎を、以前読んだ探偵小説に出てくる密室トリックで自殺に見せかけて殺害する。
しかし、自殺では1億円の生命保険が下りないため、弟の俊之は同じトリックで徳次郎が殺害されたように工作をする――。

東川篤哉さんの『じゃあ、これは殺人ってことで』を読みました。

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あらすじ

〈大前田製菓〉社長・大前田徳次郎の甥・典之は、以前読んだ探偵小説に登場した密室トリックを使用して、徳次郎を自殺に見せかけて殺害する。
しかし、徳次郎が自らにかけていた1億円の保険が、自殺では下りないことを知った典之と弟の俊之は、徳次郎が殺害されたように見せかけるため、工作を行う。

感想

「烏賊川市シリーズ」の第10弾です。

今回は短編集ですが、鵜飼探偵事務所の家主・二宮朱美や、ゆるキャラの剣崎マイカもゲスト出演(?)しています。
朱美は特に長編でお馴染みのキャラクター、マイカは以前短編に登場したキャラクターですね。

表題作は、『じゃあ、これは殺人ってことで』。
鵜飼探偵の台詞か、砂川警部の台詞かと思いきや、犯人の台詞だったんですね。
これからも”ゆるさ”が感じられるのですが、どの作品も芯はしっかりとした推理小説になっているところが、東川篤哉さんらしいところです。

個人的には、このシリーズは長編の方が好きなので、次作は長編を期待です。

収録作品

表題作のほか、『李下に冠を正せ』、『深夜プラス犬』、『博士とロボットの密室』、『どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう』が収められています。

李下に冠を正せ

烏賊川の河川敷で見つかった死体は、盆蔵山の農園で腹を刺された男だった。
農園の従業員・中元信司が死体遺棄の疑いで事情を訊かれるが…

深夜プラス犬

児島邸の中で男性が殺害された。
早々に容疑者が浮かび上がったのだが、容疑者のアリバイを証明したのは、1匹の犬だった。

博士とロボットの密室

ロボット研究者の阿佐ヶ谷ゆき子博士は、元恋人で共同研究者の飯田博士を、ロボットを使ったトリックで殺害するが…

どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう

烏賊川市唯一のコスプレ居酒屋で働く榊夕菜が殺害された。
同じ頃、街で夕菜のあとをつけていた江藤広明に容疑がかかるが…

コメント

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