【読書】スティーヴン・キング『ランニング・マン』

スティーブン・キング ├ スティーヴン・キング

失業者のベン・リチャーズは、大人気のTV番組『ランニング・マン』に出場する。
視聴者全員を敵に回し、30日間逃げ切れば10億ドルの賞金。捕まればTVカメラの前で容赦なく殺害される、文字通りのデスゲーム。
1/30にグレン・パウエル主演で公開される同名映画の原作を20年ぶりに復刊。

スティーヴン・キングの『ランニング・マン』を読みました。

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あらすじ

2025年、アメリカは失業者が溢れていた。
肺炎を患った1歳半の娘を抱えたベン・リチャーズは、医者に診せる金を稼ぐため、大人気のTV番組『ランニング・マン』に出場する。
全視聴者を敵に回し、30日間逃げ切れば10億ドルの賞金。捕まればTVカメラの前で惨殺されてしまう、文字通りのデスゲーム。

感想

1982年に、スティーヴン・キングがリチャード・バックマン名義で刊行した作品(旧邦題『バトルランナー』)の復刊版です。

2025年のアメリカが舞台になっていますが、都市部には失業者が溢れ、新通貨が出回り、大気汚染が拡がり…
何があったのかは、読者の想像にお任せしますといった感じですが、情報統制などもされているようです。

ゲームの内容については、大味だなぁというのが正直な感想。
視聴者全員から命を狙われるというのはわかるのですが、警察にも追われるというのがいまいちね。
そんな世界になってしまったということなのでしょうが、ゲームの参加者を軍や警察が追いかけるという状況が想像できなくて。
確かに、話として面白くなるのはわかるのですが…

結末は少し手前から想像できてしまったのですが、”あの事件”よりもこの作品が刊行された時期の方が早いんですよね。
あれは模倣だったのか、それともオリジナルだったのか…
スティーヴン・キングも、まさか現実に発生するとは思わなかったでしょうね。

真面目に考えると突っ込みどころが多い作品ではありますが、最後までグイグイと読ませるところは、さすがスティーヴン・キング。
スティーヴン・キングが40年前に描いた2025年に驚かされるところもあり、読み応えのある作品でした。

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