【読書】[オススメ]笹本稜平『ソロ ローツェ南壁』

笹本稜平 ソロシリーズ ├ 笹本稜平

数々の難壁に初登攀の足跡を残してきたアルパインクライマー奈良原和志が次なる目標に据えたのは、世界第4位のヒマラヤ山脈ローツェ。しかも、最難関ルートである南壁だった。
その難壁は、伝説的な登山家トモ・チェセンの”疑惑の登頂”の舞台として、登攀の成功に意見が分かれる壁だった。
新たにスポンサーを得た和志は、トモの登攀の成功を証明するとともに、初の冬期登攀を目指す。

笹本稜平さんの『ソロ ローツェ南壁』を読みました。

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あらすじ

新進気鋭のアルパインクライマー奈良原和志は、アラスカで数々の難壁の初登攀記録を残したあと、活動の場をヒマラヤに移した。
次なる和志の目標は、かつて伝説的な登山家トモ・チェセンが単独登攀を成功させたか否かで意見が分かれるローツェの南壁ルート。
心の師であるトモの登攀を証明するとともに、自らの冬期単独登攀記録を残すため、難壁に挑む。

感想

新年1冊目ということで、日の出のシーンが印象的な作品をチョイスしてみました。
ヒマラヤの高地から見る日の出。さぞかし美しいのでしょうね。

お初の作家さんです。

やっぱり山岳小説が好きなんだなぁと、改めて実感させられる作品でした。

これまで両手でも足りないくらいの山岳小説を読んできましたが、まだまだ知らないことがあるんだなぁと、山に挑む人たちの世界の奥深さを改めて知ることになりました。

この作品のカギでもあり、私がはじめて知ったのが、アルパインスタイルという登り方。
ベースキャンプから少しずつ高度を上げ、時間をかけて高地順応をしながら登る極地法というやり方は知っていたのですが、近年は高山病になる前に一気に登攀してしまうアルパインスタイルをとるクライマーが多いのだとか…

小説につきものの、面白くするためのアクシデントや陰謀などは必要最低限に抑えられていて、実際に山で起きうるエピソードが中心。
純粋に山岳小説として楽しむことができました。

続編もあるようなので、手に取ってみたいと思います。

少しヴォリュームがありますが、オススメです。

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