【読書】ダン・ブラウン『シークレット・オブ・シークレッツ』

ダン・ブラウン ロバート・ラングドンシリーズ └ ダン・ブラウン

世界的純粋知性科学者キャサリン・ソロモンの未発表原稿が奪われた!
宗教象徴学者のロバート・ラングドンは、恋人のキャサリンの講演を聴くためにプラハを訪れるが、講演会の翌朝、キャサリンが意識に関する踊るべき発見について記した著書の原稿とともに姿を消してしまう。
その影には、ある秘密のプロジェクトが関係していて…
『ダ・ヴィンチ・コード』の「ロバート・ラングドンシリーズ」第6弾!

ダン・ブラウンの『シークレット・オブ・シークレッツ』を読みました。

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あらすじ

宗教象徴学者ロバート・ラングドンは、恋人で純粋知性科学者キャサリン・ソロモンの講演を聴くためにプラハを訪れる。
その講演の中で、キャサリンは人間の意識に関する驚くべき発見について解説した著書を発表予定だと公表したが、講演の翌朝、キャサリンは原稿とともに姿を消してしまう。
事件に巻き込まれたラングドンは、殺人事件の犯人として追われることになり…

感想

『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』、『インフェルノ』と、これまでに3作が映画化された「ロバート・ラングドンシリーズ」の第6弾です。

ですが、「う~ん…」というのが私の感想。
正直、退屈な作品でした。
期待も大きかっただけにねー

このシリーズは、ラングドンの宗教象徴学者としての才能をもとに、次から次へと謎を解いていくところに面白さがあったと思うのですが、この作品ではそういった場面が少ない…

また、スピード感もなくて、1秒、いや0.1秒を競う場面があったかと思うと、時間に追われることなく知識に関する学術的な話をのんびりとしていたり…
メリハリがついていて良いと言われるかも知れませんが、個人的には緊張感が途切れてしまい、あまり良い印象は受けませんでした。

最後の部分については、ある程度予想どおりだったでしょうか。
ラングドンが取った行動のほかに、もうひとつ考えられる現代的な方法があって、そちらの方を選択するかな?と思っていたのですが、そこも悪い意味で裏切られてしまったでしょうか…

このシリーズは第1作の『天使と悪魔』がピークだったかな?
第4作の『インフェルノ』あたりまでは好きでしたが、前作の『オリジン』から、期待を裏切られているような気がします。

コメント

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