11/8、KADOKAWAから、近藤史恵さんの『オーロラが見られなくても』が発売されました。
ままならぬ人生を歩む5人が旅先で見つけるものとは?
ときめく景色と料理に満ちた、世界を旅する物語。
概要
この旅は、わたしたちへのご褒美なのだ
それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。
壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)
ひとこと
近藤史恵さんは引き出しの多い作家さんですが、概要を読む限り、旅と料理を扱った短編集なのかな?
旅先はモロッコとアイスランドが挙げられていますが、少しマイナーな国が舞台になっているのでしょうか。








コメント