【読書】小路幸也『駐在日記』

小路幸也 ├ 小路幸也

小路幸也さんの『駐在日記』を読みました。

あらすじ 

元刑事の簑島周平は、元外科医の花とともに、希望を出して雉子宮の駐在所で勤務することになった。
すぐに地域に馴染んだ2人だったが、時々日報には書けないような事件が起きる。
暴力団組員に強盗を働いて逃亡している男性の情報が入ってきたり、70年に1度しかご開帳されない寺の秘仏が盗まれたり、子供が蛇に噛まれたり、河原で身元不明の釣り人が死んでいるのが見つかったり…
周平はその度にまぁるく事件を収めていく。

感想

駐在さんと小路幸也さん。なんだかぴったりな組み合わせだなぁと思って、手に取りました。
読んでみた感想は大正解。
ほんわかした小路幸也さんの作風と、地域密着の駐在さんのイメージがぴったりとくる作品に仕上がっていました。

時代設定を昭和50年に設定したところに何か意味があるのかな?と思って読んでいたのですが、特になかった様子。
現代なら、もっと過疎化が進んでしまっていたかな?と思う程度でした。

続編もあるようなので、ぜひ手に取って見たいと思います。

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