濱嘉之さんの『警視庁公安部・片野坂彰 動脈爆破』を読みました。
あらすじ
シリア国境近くのトルコで、日本人男性1人と女性2人が誘拐される事件が発生した。
しかし、誘拐された女性の1人は、偽造パスポートを利用していたことが判明する。
警視庁公安部の片野坂彰は外務副大臣と共にシリアに入国し、誘拐された男性と女性1名の奪還に成功する。
一方、片野坂らは、日本の「動脈」を標的としたテロの情報を入手する。
感想
「警視庁公安部・片野坂彰シリーズ」の第2弾です。
同じ文春文庫から発行されている「警視庁公安部・青山望シリーズ」が国内を舞台にしていたのに対し、こちらのシリーズはグローバルに動き回っている感じ。
さらに、よりコンピュータを使った捜査が増えています。
これは、時代の流れなのでしょうか。
日進月歩のコンピュータ関連技術を取り入れているのを見ると、濱嘉之さんも日々勉強されているのだなと思ってしまいます。
相変わらず”濱節”が炸裂していますが、その一方で日本のウィークポイントをさらしていることになるんじゃないかな?と、心配になることも。
ちゃんと対策が取られた上で書かれているのであれば良いのですが…
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