濱嘉之さんの『院内刑事 ブラック・メディスン』を読みました。
あらすじ
廣瀬知剛がリスクマネジメント担当顧問を務める川崎殿町病院の内蔵外科医師・藤田幹夫が、大手製薬会社から多額の賄賂を受け取っていることが発覚する。
また、川崎殿町病院のコンピュータを狙って、中国と北朝鮮からサイバー攻撃を受けていることがわかる。
感想
「院内刑事シリーズ」の2作目です。
舞台は病院。主人公は警視庁上がりの廣瀬知剛。
廣瀬が警視庁時代の人脈を活かしながら、病院内で発生する問題に対応していくところが、濱嘉之さんらしいなぁと思いながら読ませていただきました。
それにしても、濱嘉之さん、医療に関する知識も相当おありな様子で。
まったく知らなかった!と思うようなうんちくは出てきませんが、病院を舞台に小説を書けるくらいですから、相当の知識をお持ちなんだと思います。
それを面白い小説に仕立て上げてしまうのですから、すごいですよね。
他のシリーズとは一風変わった作品になっているので、気になる方はぜひ。
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