12/10、筑摩書房より、恩田陸さんの『spring another season』が、発売されました。
バレエ小説『spring』では書ききれなかった舞台裏に加え、登場人物たちの過去と未来を描く、全12章のスピンオフ小説集。
概要
HALの祭典、ふたたび。
シリーズ累計11万部
2025年本屋大賞にノミネートされた恩田陸の新たな代表作、
傑作バレエ小説『spring』への熱いアンコールに応えた待望のスピンオフ!けれど今、こうして僕らは一緒に踊っている。戦っている。
互いを理解するために、対話するために。
二人の神に近づくために。本編『spring』では描ききれなかった秘められし舞台裏に加えて、深津、ヴァネッサ、ハッサン、フランツ、そして萬春自身はもちろん、永遠の師匠ジャン・ジャメやエリック・リシャールの教師コンビ、ロシア留学を果たした滝澤美潮など様々なキャラクターたちの気になる過去と未来を描く全12章の小説集。中編「石の花」ほかたっぷりの書き下ろし&『spring』刊行時に期間限定で公開された幻の一篇「反省と改善」をはじめ、これまでに明かされた『spring』のストーリーを余すことなく完全収録。
ページをめくるとダンサーが踊りだす「パラパラ漫画」付き(電子版には収録なし)【目次】
Ⅰ H. H.邸におけるチャリティー・ディナー・パーティ
Ⅱ 私の青空
Ⅲ 反省と改善
Ⅳ 夜明けの光
Ⅴ 眠りの森
Ⅵ DANCE in Matisse
Ⅶ 梅の木、桜、林檎の木
Ⅷ 砂金採り
Ⅸ 石の花
Ⅹ プレパラシオン
Ⅺ 新芸術監督へのインタビュー
Ⅻ すべての山に登れ
ひとこと
私は本編の『spring』を読んでいないのですが、良い作品らしいですね。
先日、いつもお世話になっているブロガーさんからおすすめされました。
『spring』と『spring another season』の限定愛蔵版も発売されていますので、気になる方はチェックしてみてください。




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